魔族vs人間
まぁ、あんまり考えず読んでくださいませ!
かくして、ディアールの至るところで、魔族と人間が争い初めていた! ペンションに帰ったパドル達も魔族と戦っていた!
「ガハハ、毎日筋トレしてると、思えば楽勝よ!」
魔族と言っても、ファンタジーに定番の、【スライム】ゼリー状の、酸を吐く魔族。とか、何も皆が皆、魔王クラスの、強者ではないのだ! どの村、町、城も一致団結して迎え撃つ!
「ペンションに戻ろう!」
アルフレッドの言葉に、誰もが頷いた! しかし、魔王はどうしたらいいかわからなかった……
「一緒に来いよ! いや、来てくれ! 今、ディアールで最強なのは、間違いなくお前だ!」
「私が行ってもいいのか?」
「ああ! もちろんだ!」
※この会話中、魔族【グール】、屍を貪る、弱い魔族。を、相手にしながら会話している。チェルシー達も戦って皆、快勝!
一行は、要塞まで戻った。
「ここで、一休みしよう」
アルフレッドは皆が魔族と、万全の状態で戦えるよう、休むつもりだったが! そこには、【ケルベロス】頭が三つある大きな、狼。がいた!
「どうする?俺達じゃ相手にならないし、魔王は勝てるのか?」
「無論、私は勝てる! なんせ、私のペットだからな!」
『ペット~!?』
(魔王が仲間に、なってくれて、良かった~)
と、皆心底思った。
「紹介しよう! ケルベロスの【ろく、なな、はち】だ! お~い、ろく! なな! はち! 私だ!覚えているか?」
「きゅう~ん」「はっはっはっ」「勿論覚えています! ご主人様」
『喋った(驚)!』
皆が肝を冷やされた!
「そうだ! 魔物と魔族の違いを教えよう。魔物は喋らない、魔族は喋る。そんだけだ!」
「なら、人間を絶滅させないよう、話し合えるのか?」
「う~ん、[魔]族だからな。反射的に戦いに、身を投じるだろう……」
「なら共存は無理なの?」
チェルシーが聞いた。
「例えば、仕事に就いても、サボったり、キレたり、するだろう」
「じゃあ倒すしかないか!」
「そうなる」
「よし! こうなったら世界中を、駆け抜け、魔族を倒しまくるぞ!」
「うん!」
「わかった!」
「そうこなくちゃ!」
「私の友人には、私が説得する」
一行はケルベロスに乗って、ストレスの村まで駆けた!
ストレスの村からは、火の手があがっていて、一刻を争う事態となっていた! しかし、着いてみると、前の魔王の父、母の脅迫に驚き、油をこぼし……つまり、ただの火事だった。
一行は港町マウスを目指す! それにしても、船にケルベロスが乗れるだろうか(笑)?
「魔王、ケルベロスは流石に、船に乗れんぞ!?」
「まず、その魔王はやめてほしい。わらわ、じゃなかった。私には【ディアナ】という名があるのだ」
読んでくれてありがとうございます!魔族です。