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前編(妹side)

前編の玲夜編です。

妹から見て、兄がどう映っていたのか。

両親が事故に遭った。

授業中、何やら慌てた様子の教師が教室へ飛び込んで来たかと思うと、要件は彼女……風峰玲夜にあった。

そして飛び出したのがその一言だったが………あまり実感が湧かなかったというのも事実。

ここ最近はまともに顔を合わせていなかった上、好意以前の話。

何せ、嫌がる娘に無理矢理見合いを強要させていたというのはどうなのだろうか?

とある休日、図書館にでも行こうかと考えていた玲夜は、何も聞かされずにめかし付けられ、料亭へ連れて行かれて、気がつけばお見合いスタイル。


『是非、結婚を前提としたお付き合いを』


そんな戯けた事を言い出すものだから、思わず手が出ていた。

出されていた湯飲みの中身をぶっかけた。もろに顔に。

熱い茶を顔にぶっかけられ、悶えている見合い相手に、慌てふためく両親や向こうの方々を放置して、タクシー乗って家に帰った。

彼女両親が帰ってきたのはそれから数時間後。拗れに拗れたのか、かなりお冠だったようだが、対する玲夜も相当来ていた。

口論の末の殴り合い。玲夜は一切手加減せず、両親の顔に一撃入れて部屋に戻っていった。

思えばそれから、ずっとマトモに話していない。顔すら見ていない。


「…………………………」


病院へ来たけれども、霊安室へは通されなかった。

医師曰く、見ない方がいいと。

自動車事故で山道から落ちて、そのまま。

即死だったそうですし、痛みや苦しみをじわじわ感じる事が無かったのは、唯一の救いかもしれない

顔が分からなくて何で身元が分かったかというと、持っていた免許証やら、遺体の歯形で分かったとの事。


「実感、沸かないなぁ……っと」


玲夜は親の事が嫌いだった。

見合いの事がなくとも、その前からずっと嫌っていた。

その理由は至極明確。兄が家から出て行くきっかけを作ったから。


(私の兄さん。私がずっと小さい頃、家に来た男の子)


幼少期の玲夜は、どちらかというと内向的で大人しい子供だった。

あまり同い年の子供とは遊ばず、家の中で本を読んでいる。そんな子供。


『玲夜』


けど、彼は優しかった。

そう言って、いつも玲夜の手を引いてくれた。

いつも微笑んでくれた。辛い時は抱きしめてくれた。


(そんな兄さんだから、私は好きになった)


………だがしかし、彼女が中学に入る少し前、陸斗は家から離れた。

県外の名門校に進学を決め、ほとんど事後報告みたいな形で説明して、家を離れた。

玲夜が「どうして」と尋ねても、「ごめん」としか言ってくれなかった。

泣いて縋っても、ただ謝るだけで………結局、思い直してはくれなかった。

連絡を取りたくても、どこに住んでいるのか分からない。携帯の電話番号すらも分からない。

彼が家から離れた理由。それは、彼がいなくなって少しして分かった。

たまたま夜遅く、両親が話し合っている様子。それを覗き見て、分かってしまった。


『いい加減に呼び戻すべきかもしれんな』


父がそう話しているのを聞いて、少しだけ期待してしまった。

兄さんが戻ってくるのは嬉しい。また兄さんに会える、と。


『まったく、あの子はいつまで経ってもどうしようもない子供ね。玲夜みたいに、私たちの言う事をまったく聞かないし』


『ああ。玲夜を見習って欲しいところだ』


高揚していた気分が、一気に下がった。

いえ、その時は寒気すら憶えていた。

彼女はその時まで、両親の言う事に何の疑いもなく、ただ従っていた。

考えてみたら、陸斗は両親に何かと反目的だった。

そこまで深く考えた事はなく、せいぜい「どうして仲悪いんだろう」くらいにしか思っていなかったのだが………そこでやっと分かった。

この人達は子供を愛してなんていなかった。この人達は、自分の言う事を聞く人形を欲しがっていた。

自分の望むように動く人形。

玲夜は自分がそうなりつつあった事に気づくと同時に、こみ上げてきた吐き気に、思わず手で口を押さえた。

それからは、なるべく言いなりになるのを避けて、自分の意志で行動してきた。

その度に両親と衝突し、殴られるような事は無かったが、かなり厳しい言葉をぶつけられた事もあった。

それでも、玲夜は絶対に自分の意志は曲げなかった。

もう二度と、人形にはならないと、そう決めたから。


「お葬式、しなきゃ駄目ですよね」


親類の通夜や葬式には何度か参加した事はあるが、手順を全て憶えているわけではない。

尤も、風峰家はそれなりに大きい家であるし、こういう時は年配の親類を頼ればいい。葬式の準備を整えてくれるだろうから。


「………兄さんに、会えるかな」


義理の両親とはいえ、親が亡くなったのだから、帰って来ないはずがない。

いくら親を嫌っていても、葬式に出ないほど不真面目でもない。

実の両親の死よりも、5年ぶりに兄に会える。

その方が玲夜にとっては重要かつ嬉しい出来事であった。











葬式の準備は滞りなく行われた。

年に一回か二回くらい顔を合わせるかという親戚達によって、問題なく。

通夜にやって来ているのは、そんな親戚もいれば、名前も知らないような遠縁の者達も。

そしてそんな中には、玲夜もよく馴染んだ相手もいた。


「………おお、玲夜ちゃんやないか。久しぶりやな」


そう声をかけてきたのは、大柄な初老の男性。

とにかく厳つい。大柄で顔が厳つい上、頬には大きな傷も走っている。

何も知らない相手が見たならば、まず間違いなくそっちの筋の人間だと思われるだろう。


「お久しぶりです、南澤のおじ様」


対する玲夜は、そう軽く会釈した。

この男性は風峰家の遠縁に当たり、大阪で貿易商を営んでいる。

もしかしたらそっちの筋の人間とも付き合いはあるかもしれないが、当人は健全な仕事をしているらしい。

玲夜にしてみれば、親戚の中ではかなり好意的に付き合ってきた間柄であり、信頼出来る相手でもある。


「しかし、少し見んうちにえろう別嬪さんになったなぁ」


「いえ、そんな………」


綺麗と褒められて喜ばない女はいない。

玲夜とて、中身はやや異なってはいるが、基本的に十七歳の女子高生。

可愛いものや綺麗なものは好きだし、身だしなみにはそれ相応に気をつけている。


「いやいや、そんだけ綺麗になったら、陸斗もきっと鼻高いやろ」


「………兄さん、ですか」


来てくれるだろうかと、不安ではあった。

義理とはいえ両親が亡くなったのだから、葬式には来るだろう。

だが、この家と縁を切りたがっているのだから、もしかしたら来ないかもしれない。

もし来ないという事なら、それは兄は自分にも会いたくないからだろうか? 自分とも縁を切りたいのだろうか?

そう考えて、怖くなった。


「じゃ、ワイは挨拶回りがあるから」


そんな玲夜の様子を気遣ったのか、そう言い残すと南澤氏は去って行った。

通夜が始まるまで部屋にいると言い、一度部屋に戻ったが………彼女の不安は晴れなかった。

もしも、兄が来なかったらどうしよう。来てくれなかったらどうしよう。

兄が自分まで見捨てたら………そうなったら、自分は一人になってしまう。

両親はおろか、誰もいない。独りぼっちになってしまう。


「………兄さん」


会いたい、と心の中で呟いた。

それから少しして、再び玲夜は部屋を出て、広間へと向かった。

何かしようと思ったわけじゃない。だが、じっとしているのも性に合わない。

と、見知らぬ青年が目に入った。スーツ姿の二十歳前後の青年。

先程からやってくる親戚は年配ばかりだったため、珍しいと思ってしまう。


「兄さん?」


もしやと思い、おそるおそるそう呼びかけた。

彼が振り向く。5年ぶりに会う兄だが、最後に会った時よりずっと背が伸び、顔立ちもより大人びたそれになっている。

大学生は染髪するのが流行りと聞いているが、あの頃と変わらず黒髪のまま。髪型も短いままだ。


「あー………ただいま、玲夜」


そう、呼んでくれた。

声変わりして低くなったが、あの頃と変わらない優しい声。

………涙がこぼれた。


「兄、さん」


抑えが効かない。せき止めていた感情が、全てなだれる。

気がつけば、兄の胸へと飛び込んでいた。


「兄さん、兄さん兄さん兄さん兄さん!」


何度も、名を呼んだ。

強く抱きしめ、ただ何度も。

あの頃から何一つとして変わっていない。変わるはずがない。

私は、この人を愛している。











ライクではなくラブ。

家族への愛ではなく、異性への愛。

自覚してしまえば、こんなにも素晴らしい事はない。


(い、言っちゃいました)


学校で真面目に授業を受けていても、頭に浮かぶのはそればかり。

先日、陸斗に対して言ってしまった言葉。

兄と一緒に暮らしたいという、玲夜の望みの言葉。

幸い、陸斗も即座に却下はせずに考えてみると言っていた。それも善処するという方向で。

きっと玲夜にとっても悪い選択はしないだろう。


(それに思い切り後ろから抱きついちゃいましたし………)


あの時は本当に無我夢中だったが、今思い出してみれば胸を強調して抱きついていた気がする。

玲夜は巨乳だ。少なくとも同学年に彼女より大きい生徒はいない。

彼女としては大きいだけの脂肪の塊という認識でしかなく、大きくなる度に下着も新調せねばならず、激しい運動では擦れて痛むなど、あまり好意的に受け入れてはいなかった。

が、今は違う。少しずつだが認識が変わりつつある。

やはり男は胸の大きい女に惹かれるという。現に、陸斗も胸を押しつけた際、明らかに緊張していた。


(やはり兄さんも巨乳好きという事でいいんでしょうか?)


それならそれで願ったり叶ったりだ。少なくとも自分にも勝機はある。

異性に積極的なアプローチをかけた事など、昨日の事以外でやった事はないが、あれでいいのならば………。


「では、今日はここまで」


教師の言葉に、玲夜はハッとなった。

そう言えば、最近は学校側の事情という事で授業は午前中だけが続いていた。

ここ数日は葬式やらでばたばたしていたため、すっかり忘れていた。

特に残ったり寄り道する予定もないため、荷物を纏めたらすぐに帰路に就いた。

………言ってしまうとアレだが、玲夜は友達が少ない。というか、皆無と言っていい。

美少女故に人気は高いが、どちらかというと近づくのも恐れ多いという空気があるため、男子はおろか女子すらも彼女に近づこうとはしない。

それに元々、内向的な玲夜だ。あまり他者と関わりを持とうとせず、本当に最低限の付き合いだけで済ませる傾向もあり、自分から輪に加わろうともしなかった。

故に、風峰玲夜に友人はいない。孤独というよりも、寧ろ孤高と形容した方が近いのかもしれないが。


「…………………………」


帰路を進む中、ふと玲夜は歩みを止めた。

前方には見覚えのある男の姿。その視線は真っ直ぐ自分を貫いている。

そんな彼と遭遇してしまい、玲夜は思わずため息を吐く。


「………何のご用ですか? 岡崎先輩」


岡崎先輩と呼ばれた男は、何も答えない。

陸斗の同級生で、玲夜からしてみれば学校の先輩に当たった。もちろん2年前に卒業しているが。

実はこの男、1ヶ月ほど前に玲夜に告白している。その際、在学中から好きだったとも言っていたが………彼女にしてみれば気にも留めなかった。

無論、言わずとも分かるかもしれないが、玲夜はそれをすっぱりと断った。寧ろこっぴどく振った。


「風峰君……やはり俺は、君の事が諦められない」


諦めの悪い男。

玲夜は内心、そう思った。

岡崎という男、高校在学中はサッカー部の主将をやっており、顔もなかなか美形であったため、女生徒達からの人気も相当なものであった。

大学進学後も人気は高く、OBとして高校に来た時も女子達からは黄色い悲鳴を浴びたりしていた。

が、玲夜は告白された際、即行で断った。興味が無かったからだ。


「私は誰ともお付き合いするつもりはないと、あの時お答えしたはずですが?」


これまで玲夜は陸斗以外の男に対し、好意を抱いた事はない。

眼中になかった、と言っても過言ではない。興味の対象外だったのだ。元より彼女の興味を引くものだと、限りなく少ないのだが。

それ以前に、こうやって未練がましくストーカーじみた行いをする相手に好意など抱くはずがない。抱くものといえば悪寒くらいだ。


「では、失礼します」


「ま、待ってくれ!」


そう言い、玲夜の手を掴もうとする岡崎。

だがその瞬間、くるりと宙で一回転し、気がつけば地面に叩き付けられていた。


「………触らないで頂けます?」


汚らわしい。

口に出さずとも、玲夜はそう言っていた。

完全に軽蔑しきった目で見られ、岡崎は完全に萎縮する。

そうして、視界に入れたくもないとばかりに背を向け、歩き出した。………もう彼は追ってこなかった。











家に帰ってから、玲夜は舞い上がっていた。

部屋に戻るまでは平常心を装っていたが、入室後はとにかくトランス。

いつものクールビューティーっぷりが嘘のようにニヤニヤしており、デレデレである。


(兄さんが、兄さんが一緒に暮らそうって………)


優しく、一緒に暮らそうと言ってくれた兄。

それを思い返すだけで、破顔する。

それだけでもうお腹いっぱいだ。いや、後ご飯三杯はいける。


(きゃーきゃーきゃーきゃー!)


上気する頬に手を当てて、部屋の中でごろごろ。

もし、この光景を他の人間が見たら、まず間違いなく正気を疑うだろう。

それくらい、陸斗から言われた言葉が彼女にとって衝撃的かつ破壊力抜群だったのだ。

一緒に暮らそう宣言でそれなのだから、もしプロポーズなんてされたら昇天するんじゃないだろうか?

と、さすがの玲夜も部屋の中でごろごろしていては始まらないと思ったのだろうか。部屋を出て、下へ向かう。目的地はもちろん兄の元だ。

縁側を通った際、薪を抱えた老婆が目に入った。


(………そう言えば、お風呂に入ろうかとか言ってましたっけ)


兄はああ見えて、風呂好きだ。その辺は昔と変わっていないらしい。

風呂に入っているんなら仕方ないかと、部屋に引き返そうとするも………。


「…………………………」


頭の中で、閃いた。

それからの彼女の行動は早かった。部屋に戻って着替えを用意し、誰にも気づかれぬよう脱衣所へ向かう。

………そっと脱衣所の戸を開き、中に入る。

そう広くはないが、脱衣所と風呂を遮る戸は磨りガラスだし、大きな物音さえ立てなければ気づかれない。

あの兄の事だ。もし自分がいると知れれば、すぐにでも上がろうとするに違いない。

そうされないためにも、行動は迅速に行わなければならない。


(ここは………そう、寧ろ押し倒される勢いで!)


そう覚悟を決め、ぐっと握り拳を作る。

ふと、脇の脱衣かごが目に入った。二段式のかごで、上に風呂上がりに着るであろう着流し。そして下には先程まで着ていた衣服が入っていた。


「…………………………」


下段に手を伸ばそうとして、ギリギリで理性が勝った。


(わ、わわわ私は何を………)


必死に首を振り、平常心を取り戻す。

ここで目先の欲に囚われていては、大局は果たせない。

意を決して、玲夜は中にいる陸斗に対し、口を開く。


「兄さん、湯加減はどうですか?」


言葉が返ってくるか心配だったが………。


「ちょうどいいぞ」


そこまで過敏に反応していないのか、のんびりとした声が返ってきた。


「あ、じゃあ私も入りますね」


それからは早かった。

ぱぱっと上も下も脱ぎ、素肌にタオルだけを巻き付けて、兄が反応するよりも早く戸を開ける。

呆然としてる陸斗の顔を見て、思わず笑みがこぼれてしまう。


「………来ちゃいました」


玲夜も陸斗も、顔は赤い。

彼女のそれは恥ずかしさから来るものかもしれないが、陸斗のそれは湯と羞恥のどちらだろうか。

妹の乱入に一瞬フリーズしていた陸斗だが、我に返ると即座に湯船から上がり、すれ違う形で外に出ようとするが、それを逃す玲夜でもない。


「一緒に入りましょうよ」


胸を利用し、抱きついて止める。

さすがに陸斗も振り払ったりはしないだろう。

案の定硬直し、大人しくなった。


(計算通り)


内心強がってそうは思ってみたが、正直なところギリギリの綱渡りである。

現に、陸斗は気づいていないが、脚が微かに震えている。………ここで彼に拒まれたらどうしようと思っていた現れである。

大人しく湯船に戻った陸斗に続き、玲夜も湯船に浸かる。


「懐かしいですね。昔はよく二人でお風呂入りましたっけ」


「あ、ああ。そうだな」


かなり動揺しているのが声だけで分かる。

陸斗から見えない位置で、再び彼女はぐっと拳を握った。

兄は間違いなく自分を意識している。ここで守りに転じるつもりはさらさらない。

攻撃は最大の防御。脳裏に雷光のごとく、その言葉が閃いた玲夜は即座に行動へと移る。

タオルを取り払い、背中から兄に抱きついた。

むにょん、と柔らかい擬音が聞こえるくらいに、胸が潰れた。


「ほぁあっ!?」


陸斗は奇声を上げる。

効果有り、だ。このまま押す。


「私、大きいでしょう? 88のEカップですって。クラスで一番なんです」


これまで自慢に思った事などないが、兄が気に入ってくれるのならば。

その一念で、巨乳を強調するかのような言葉を放つ。


「そ、そうか。それは………凄いな」


声は震えているが、それだけだ。

普通の男ならばまず間違いなく押し倒してくるが、相手は血が繋がっていないとはいえ兄。

強靱な精神力で性欲を抑え込んでいるのだろう。まったく襲いかかってくる気配がない。


(………襲って欲しいのに)


自分から迫るというのも考えたが、彼女も女。

やはりロマンチックに自分を求め、抱いて欲しいと望んでいた。

無論、風呂場でなんて雰囲気が出ないから、自分の部屋で………。


「………兄さんの意気地無し」


「何か言ったか?」


「何でもありません」


ほんの少し、頬を膨らませてそう言った。

………彼女の想いが通じ、望みが果たされるのはもう少しだけ後の話。

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