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I'm fool?+α

作者: グル〜ブ

コレは著者(グル〜ブ)自身が感じた事であって、全ての方に当てはまる訳ではありませんので御了承下さい。


I'm fool?はタトゥ〜や刺青に対する偏見に対してのみに焦点を絞ってみましたが、

少し違う観点からも書いてみましたので、

まだI'm fool?を読まれていない方はそちらから御覧下さい。

+α

人は何故そのようなリスクを負いながらも刺青を入れるのだろうか?

刺青を入れる理由の例を挙げてみると

流行っているから、カッコ良いから、ファッションの一部として、ハクをつけるため、

自分に自信をつけたい、決意を形に残したい、

思い入れのある物とずっと共に居たい、

理由は色々あると思うが入れた後自分が後悔の無い人生を歩めるなら、どのような理由であっても良いと思う。

逆に後悔をして刺青を消すにしても、自分のそれからの人生を前向きに生きるタメの戒めのような物になれば、ソレはソレで良いと思う。

刺青を入れた後

「別に誰に迷惑をかける訳では無いのだから俺の勝手だろ!」

と言う訳には勿論行かないと思う。

例えば銭湯等に行って自分に刺青が入っている場合、周りの人の中には気分を害する人も居るかもしれないし、

親に貰った体を傷つけてなんで平気で居られるんだ?と怒る人も居るかもしれない。

そもそも日本国の法律で禁止されてるのでは?

誰にも迷惑はかけて無い?

刺青を入れると言う事のリスクの中には

「感染症」

と言う大きな問題もある。

最近は昔と比較すると衛生面は感染症に対する対応がかなり意識されていて、感染症はかなり減った筈。

しかし最近でも刺青による感染症になる人が居ない訳では無い。

コレは周りの人を不幸にしてしまう可能性もあり、コレが最も大きなリスクだろう。

そう考えると、後悔等は自分の責任なのだからしょうがないが、

周りの人を不幸または不快にさせてしまう可能性があると言う覚悟が必要になって来る。

その覚悟が有ったとしても自分の勝手で周りの人を不幸にしてしまった時、責任が取れると言う事では無い。

果たしてこんなに大きなリスクを背負ってまでも刺青を入れる理由は有るだろうか?

しかし必ずしもリスクだけでは無いと思う。

ある身体改造を特集した番組で、

引きこもりがちだった少女が刺青を入れた事により、自分に自信が持て自分の意思で外に出るようになった。

その娘の親は

「娘が前向きに生きるようになってくれて嬉しい」

と。

コレはとても素晴らしい事だと思う。

自分の場合、刺青を入れてからは、例えば座席を譲ってみたり、階段で重そうな荷物を持ってフラフラ歩いて居るお婆ちゃんの荷物を持ってあげてみたり、

自分の周りの事に対して気を使うようになった。

コレは良い事だと思うが、その代わり親を悲しませ、周りの人に不快な思いをさせた可能性が有る事も事実です。

偉そうな事を言ってはいますが自分は胸を張って刺青は悪い事では無い!とは言えません。

しかし良い事では無い!とも言いません。

コレはやはり、誰かに言われたから刺青を入れるのを辞めると言う事も無いでしょうし、誰かにススメられたから刺青を入れると言う事も無いでしょう。

コレを読んでくれた方々の中でコレから刺青を入れようと考えている人、すでに刺青が入っている人、刺青に対して不快感を感じている人、刺青を入れる予定は無いが憧れを持っている人等の中に少しでも考えさせられる物があるな、と感じてくれたなら書いた甲斐がありました。

I'm fool?

コレは自分への問いかけでもあります。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

グル〜ブは刺青に対して肯定も否定も出来るような人間ではありませんが、自分個人の意見としては、多くの事を学ばさせて頂き一度きりの人生において、個性を追求する事を選んだ全ての改造者の方々を尊敬しています。

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