黒い痣(あざ)
掲載日:2025/11/15
今も残る「差別」について、詩を書きました。
ある日、悲しいことを言われた。
また1人、私の前から大切な人が去っていった。
私が、本当の私のことを話すと、みんな顔を歪ませる。
悲しみに暮れた帰り道、ふと幼い頃を思い出した。
教室で友だちに言われた。
「近寄るな、汚れがうつる」
私は、走って家に帰った。
泣きじゃくる私を、母は慰めてくれた。
母は、私の幸せを願ってくれた。私の自由を祈ってくれた。
もし生まれた所が、隣町だったなら⋯⋯。数百メートル、違っていたなら⋯⋯。
もしそうだったなら、私はもっと幸せで、もっと自由になれたのだろうか。
私は、悔しい。
私とみんな、何が違うのか。同じ人間じゃないか。
何の言われもないことで、どうしてこんな思いをしなければならないのか。
どうして……。
お読みくださり、ありがとうございます。
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