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平穏な時間
僕とさくらで食事の準備を終え、食堂に料理を運ぶ。この孤児院は20人で生活しており、部屋は2人で一部屋だ。僕とさくらは同部屋である。
「直樹、今日は今年最後のテストか!頑張れよ!」
そう声をかけてきたのは、僕の4個上の12歳である下平匠である。彼は小学6年生で、歳が4つ離れていて、僕が孤児院に入る前からここにいるので兄のような存在である。今は3月なので、あと数週間で小学校を卒業だ。
僕は将来とある憧れの仕事に就けるように、日頃の運動、勉強は努力を欠かさない。
「心配しなくても今日も頑張って満点を取ってくるよ!」
僕はそう言い、ご飯を食べ終えた。
服を着て、靴を履く。
「さくら、一緒に学校行こ!」
「吉永先生、行ってきます!」
そう言って僕たちは2人で今日も学校へ出かけた。




