設定?
妖精と人間が共存する世界。
生きとし生けるものには魔力が存在する。魔力は生命力であり、時に己が利になる力となる。
セイサ国
広大な土地を持つ長く反映を続ける大国。
二十八代目国王ディーンハルトが治めている。
正妃と側妃の間にひとりづつ男児を授かる。
側妃の方が先に授かったため王位継承権は側妃との子であるギルバートにある。
ギルバートと正妃の子であるイーサンは五歳離れている。
土地
セイサ国は大きく分けて五つの土地に分けられる。
東西南北領と中央領。
中央領は国王が直接統治しており国の中心に位置する。その中央を囲むようにして存在するのが各公爵が間接統治する東西南北領である。
貴族制度
王族の下の身分には上から公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵と五つの身分が存在する。
中でも公爵は東西南北を治める四家だけである。
東西南北領
東の剣豪ダイヤース公爵
西の智将フロックハート公爵
南の聖君スペードリック公爵
北の貴人ハクスクラブ公爵
ダイヤース公爵
大柄で豪快な人物。
公爵位を継ぐ前は軍の大将を勤めていた。
剣の腕前は今だにセイサ最強と謳われている。
フロックハート公爵
並々ならぬ知性と才覚で西を治める強者。
しかし社交界に姿を表したことは皆無に近く、その姿を見た物は少なく、謎の多い公爵であるといわれている。
スペードリック公爵
暖かな南の土地柄を体現したような争いを好まない温厚な人柄を持つ人物。
お人好しで少し抜けた性格からか部下や使用人、領民からも愛されている。
ハクスクラブ公爵
貴族の手本のような気品に溢れた人物。
綺麗なものが好きで流行と美容には敏感。
しかし、貴族とは領民のために有るものというのが口癖な厳格な一面も兼ね備えており、領民からの信頼は厚い。
レーヴェル学院
ある程度身分のある者が十三歳になると通う学院。
魔術師
魔力の扱いに長けており、魔術を生業にしている者。
【準級魔術師】街などで開業している者が多い。
【上級魔術師】宮廷魔術師に多い。(宮廷魔術師は上級以上でないとなれない)
【特級魔術師】滅多にいない逸材。国内でも片手で数えられる程しか存在しない。相当量の魔力を持ち、使えない魔術はないといわれる。
【特級】元魔術師長、クライヴ、レドリー、アイリーン(後々)
妖精
【妖精族】人間とは違い肉体を持たず、魔力で実体を保つ種族。人間の何倍もの寿命を持つ。
【妖精王】その力は瞬きで一国を更地に変えるといわれる程の強大なものと伝えられており、その姿からか気質からなのかは不明だが、文献では獅子王と表されることが多い。
愛し子
生まれながらにして妖精に愛された特別な存在。
妖精達の声を聞くことが出来、心を通わせることができる。