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吸血鬼。The Vampyre.  作者: ジョン・ウィリアム・ポリドリ博士 Dr.John William Polidori/萩原 學(訳)
ポリドリ博士の日記
39/52

6月6日

6月6日-1時起床、朝食。 バイロン卿とカレッシュでヘンシュ宅に行き、11月1日までの6ヶ月間、ディオダティの主人となるための書類を125ルイで手に入れた。

June 6.—At 1 up—breakfasted. With Lord Byron in the calèche to Hentsch, where we got the paper making us masters of Diodati for six months to November 1 for 125 louis.

[原註]


それからシェリー宅へ。戻って夕食。端艇でシェリー宅へ。陸に乗り上げ。帰宅。在庫とベルガーの勘定に目を通す。就寝。

Thence to Shelley: back: dinner. To Shelley in boat: driven on shore: home. Looked over inventory and Berger's accounts. Bed.

[6月1日分への注釈で「ネッケル邸」及び家賃のところを参照されたい。なお11月1日までは6カ月ではなく、5カ月に過ぎない]

[See my remarks under June 1 as to "Necker's house," and the rent to be paid. Up to November 1 would be barely five months, not six.]

訳注 ここでは、我等が masters of Diodati になると明言の上、ネッケル邸は半年で100ルイとか100ルイで365日までとか言っていたのが、5ヶ月で125と値上がりしている。以降、Necker's house は日記に出てこない。

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参考文献

Wikisource: The Vampyre
翻訳の底本にした単行本の電子書籍版。原典影印つき
Internet Archive: The New Monthly Magazine 1819-04-01: Vol 11 Iss 63
初出の掲載誌影印本。些か読みにくいのが難点
The New Monthly Magazine 1819-05-01: Vol 11 Iss 64
ポリドリ博士の抗議が掲載された5月号
The Vampyre (in Short Ghost and Horror Collection 011)
LibriVox にある朗読
The diary of Dr. John William Polidori
The diary of Dr. John William Polidori
作者の甥ロセッティが編集発行した日記。編者による序文つき
The Vampyre as a literary war on the image of Greece
The Byron Society に収録されたKonstantina Tortomani さんの論文
Peter Cochran’s Website – Film Reviews, Poems, Byron…
バイロン研究家、ピーター・コクラン氏のサイト。バイロン卿の手紙あり
The Vampyre;A New History
Nick Groom による吸血鬼の歴史
Polidori’s ‘The Vampyre’: Composition, Publication, Deception
Nick Groom 2021年の論文
POLIDORI'S THE VAMPYRE
The University of Queensland, Australia Contact Magazine
ハムレット
第1幕第2場
Wikipedia
メドヴェジャ Medvegja
Arnold Paole
コシツェ
天国 (イスラーム)
パウサニアス (地理学者)
Jean Marc Jules Pictet-Diodati
calèche
Sécheron
リピーター(時計)
Suzanne Curchod(Madame Necker)
Ranz des Vaches
ブログ
『悪の華』の謎を解く3――ハイデガーの郷愁とノヴァーリスの夜
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