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吸血鬼。The Vampyre.  作者: ジョン・ウィリアム・ポリドリ博士 Dr.John William Polidori/萩原 學(訳)
ポリドリ博士の日記
34/52

5月31日

シェリーと朝食。シェリー夫人とイタリア語の本を読む。食事。夫人とボートに乗り、9時まで漕いだ。おしゃべりなどして過ごす。

May 31.—Breakfasted with Shelley; read Italian with Mrs. S[helley] ; dined ; went into a boat with Mrs.S[helley], and rowed all night till 9 ; tea'd together;chatted, etc.

訳注

read Italian としか書いていないイタリア語の本は何だったのだろう?ローマ帝国時代からずっと、イタリアのみならずヨーロッパ公用の書き言葉はラテン語だったのを、トスカーナ方言を元に口語表現としてのイタリア語を創り上げたのが、詩聖ダンテであった。だからこそダンテはイタリア語の父と呼ばれ、ポリドリ博士たちが読んだのも『神曲』ではないかと期待するところだが、それならそれで『神曲』と書けば済む話なので、違うような気もする。

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参考文献

Wikisource: The Vampyre
翻訳の底本にした単行本の電子書籍版。原典影印つき
Internet Archive: The New Monthly Magazine 1819-04-01: Vol 11 Iss 63
初出の掲載誌影印本。些か読みにくいのが難点
The New Monthly Magazine 1819-05-01: Vol 11 Iss 64
ポリドリ博士の抗議が掲載された5月号
The Vampyre (in Short Ghost and Horror Collection 011)
LibriVox にある朗読
The diary of Dr. John William Polidori
The diary of Dr. John William Polidori
作者の甥ロセッティが編集発行した日記。編者による序文つき
The Vampyre as a literary war on the image of Greece
The Byron Society に収録されたKonstantina Tortomani さんの論文
Peter Cochran’s Website – Film Reviews, Poems, Byron…
バイロン研究家、ピーター・コクラン氏のサイト。バイロン卿の手紙あり
The Vampyre;A New History
Nick Groom による吸血鬼の歴史
Polidori’s ‘The Vampyre’: Composition, Publication, Deception
Nick Groom 2021年の論文
POLIDORI'S THE VAMPYRE
The University of Queensland, Australia Contact Magazine
ハムレット
第1幕第2場
Wikipedia
メドヴェジャ Medvegja
Arnold Paole
コシツェ
天国 (イスラーム)
パウサニアス (地理学者)
Jean Marc Jules Pictet-Diodati
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