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化心  作者: 榛原朔
二章 天災の国
156/432

140-八妖の刻

影綱が律を探し始める少し前。

腕のけがを理由に飛鳥行きを断念していた律は、凛に見守られながら布団で寝ていた。


もちろん普段であれば、彼は0時までは襲撃に備えて起きている。だが晴雲の占いはまだ先のことで、その日には絶対に律を止められない。


凛はそのことをよく知っていたので、けがが治っていてもせめてその日までは心を傷めないでほしかったのだ。


天災の前触れか襲撃も少なく、あっても普段よりも小規模なものだったこともそれを助けている。

律は雷閃と美桜が戻っていることもあって、すっかり安心して寝ていたのだった。




しかし、百鬼夜行は予定よりも遥かに早くこの地を訪れる。

四方から強大な神秘が迫り、街を破壊していく。


その音を聞く数秒前。

熟睡していたはずの律は、あどけない表情で顔を上げた。

目をこすりながら凛を見つめ、ゆっくりと起き上がる。


「むにゃ……ずいぶんと、はやいね。占いより、ずっと」

「そうだね……どうしても行くの?」

「うん。それが、ぼくのそんざいいぎ、だから」

「わかった。私はあなたを尊重する。

でも、傷ついたらすぐに治すから」

「うん。ぼくが、守れるはんいに、いてね」


彼は凛にそう告げると、ゆっくりだが無駄のない動きで身支度を整え始める。

普段着ているような洋服を着て、その上にはパーカーを。


そして台所で水を一杯飲むと、すぐに玄関に向かった。


「たぶん、これが、百鬼夜行。八妖の刻も、きてるはずだから、ぼくは、だいだらぼっちを、止めに行くよ。

あぶないから、守れるはんいで、はなれててね」


彼らは打ち合わせをしながら玄関で靴を履く。

戦闘中に脱げることがないように、固く固く靴紐を結ぶ。


人間と妖鬼族、妖怪。

種族全体での戦争であるはずなのだが、どこか現実味のないゆるいやり取りだ。


「うん。あれは大きいからね。気をつけるよ」


彼らの作戦は、律がすべて守り、凛が律を守る。

それだけだ。

しかし、想定している相手が巨山だいだらぼっちのため、他の敵と戦う時よりも慎重だった。


「じゃあ、行くよ」

「やっぱり、麒麟じゃないんだね……」

「うん。けがを気にしなければ、ぼくのほうが速いから

とくに、こんなまち中だとね」

「……わかってる」


移動方法に対して、思わずといった風に凛がつぶやくと、律は自らの犠牲を何でもないことのように言う。

それを聞いた凛は、もちろん辛そうだ。


しかし、それでも彼女は律を肯定する。

凛は苦しげながらも律に身を委ねると、律が彼女を抱きかかえて空へと飛んでいった。




~~~~~~~~~~




その身一つで空を飛んだ彼らは、東の端から北の端にまで飛んでいく。距離は少なく見積もっても3キロメートル。


勢いを落とすことなく飛んでいた彼らは、だいだらぼっちの目の前まで来るとようやく地面に激突した。

律に抱きかかえられた凛は無傷だが、2人分の体重を支えて、単純に無理のある跳躍、激突をした律の足はボロボロだ。


まず、着地の勢いで地面に削られて皮膚が裂けている。

足裏からは真っ赤な血が流れ出ており、地面に血の池を作っていた。


さらには、地面に触れていない部分も重症だ。

いくら神秘が丈夫でも、この距離を2人分の体重がかかっている状態で飛んで移動したのだから、着地以前に筋肉がいくらか裂けている。


そこに追加で着地の衝撃。

凛を守るために上半身は揺らいでいないが、腰から下はそのすべての衝撃を受け止め、ほとんどの骨が折れていた。


折れた骨の影響かボコボコと歪な形で、脚を全体的にあざが覆ってしまっている。


もはや何故立っていられるのかというレベルで、無表情であること、うめき声一つ漏らさなかったことに関しては理解しようとすらできない。


「ごめんね……ごめんね……」


"ただ君に救いを(イシス)"


凛は律から降りると、涙ながらに彼の治療を始める。

といっても、彼女の律に対する回復能力は絶対のものだ。


彼に対してだけはなんの代償も、道具も、言葉すらなく、ただ手をかざすだけで怪我を治していく。


砕けた骨は欠片も残さず本来の位置に戻り、結合する。

裂けた筋肉や皮膚も、お風呂上がりのようにピカピカだ。


「ありがとう、お姉ちゃん。いつも、ぼくの心を、みとめてくれて。それに、けがも、なおしてくれて」


けががすっかり治ると、律は優しい笑顔で凛にお礼を言う。

普通の人間であれば、自らの命にも関わることのはずだが、彼からすると大したことでもないようだ。


それはまるで、優しい姉が宿題を手伝ってくれたことが嬉しいとでもいうような、場違いに穏やかなもの。

この戦場にあるべきでないものだった。


「私には、それくらいしかできないもの……」


対して、けがを治した凛は正常に苦しんでいた。

顔を歪めることもなく、泣くことも叫ぶこともなく、淡々と自らを犠牲にしていく律を見つめて涙を流す。


「だいじょうぶ。ちゃんと、守るから。はなれててね」


だが、律には凛の気持ちがまったく伝わっていないようだった。お礼を言っていた時の口ぶりから、自分の行動を嫌がっていることはわかっている。


しかし、苦しんでいることはわからないのか、それとも目を逸らしているのか。

すべてを守ることを……そして凛を守ることを誓って、彼女に安全な場所へ行くことを促す。


「……うん」


彼の言葉を聞き、凛は少しして彼から距離を取る。

そいして凛が離れたのを見届けると、彼はだいだらぼっちと対面している侍達に近づいていった。




だいだらぼっちの身長は、ざっと見積もって900メートル近くあり、街のすぐ外から拳を振り下ろしてきている。

影綱に多めに配置された侍達が束になり、次々に吹き飛ばされながらどうにか街を守っているのが現状だ。


しかし完全には崩壊していないし、律であっても厳しい相手なので、無駄に力を使わないようにゆっくりと歩いていく。


「き、君……!! 危ないよ!! 近づいちゃいけない!!」


律の接近に気がついた侍達は焦ったように声をかけるが、彼は普段と変わらずのんびりと彼らに近づいていく。

そして、薄っすらと笑みを浮かべると、彼らに向かって呑気に挨拶をした。


「こんばんは、侍さん。だいだらぼっちは、ぼくがやるよ」

「子どもにそんなことさせられる訳が‥」

「わかってる、よね? 明らかに、おかしなとうじょうしたよ。ぼくは、魔神(まじん)砕けぬ信念(アキレウス)。聞いたこと、ある?」

「あるような……ないような……」

「次が来るぞー!!」


彼らが話している間にも、だいだらぼっちは巨大な拳を振りかぶっていた。

律を静止しようとしていた侍達は、ほんの数名を残してそれを迎撃するために飛び上がる。


「ぐぁぁ……!!」


見事に空中で山を受け止めた侍達だったが、数十名がかりで全力で弾き飛ばすと、その反動で街に降ってくる。

彼らからしたら、一撃防ぐだけでも命がけだ。


律のもとに残っていた人達も、悔しげに巨山を睨んでいる。

しかし、ひとまず落ち着いたのを確認すると、律への返答を再開した。


「たしか、この国唯一の魔人だったかな……? 

もしかして君が……?」

「うん。ぼくは、神類(じんるい)。安心していいよ。

こういうデカブツは、のがさないから」

「しかし私達は……」

「ここは、まかせて。他にも、たいへんな敵はいる。

ぬらりひょん、天逆毎(アマノザコ)、玉藻前は、強いよ」


律が神秘――魔神であることを知ってもなお、彼らは律にだいだらぼっちを任せることを迷っていた。

しかし、ここの他にも危険な存在がいると教えられて、ようやく標的を変更したようだ。


律の誘導の通りに、名前を呼ばれた八妖の刻のところに向かうことを宣言する。


「了解した。申し訳ないが、やつは仙人では相手にならないようだ。神秘である君に……あなたに任せます。

我らは、まだサイズ感の合った相手を……」

「うん、ばいばい」


彼らは、起き上がろうとしている者や警戒している者達に、大声でこの場からの撤退を伝えて去っていく。

見送る律は、学校帰りかのように微笑みながら手を振っていた。


「……さて。まってくれて、ありがとう」

「我と……戦える者は……珍しい……

神が、相手ともなれば……小虫など……」


侍達を見送った律は、振り返って上を向くとお礼を言う。

すると、遥か彼方……街の一区画分ほど上空から野太い声が降ってくる。


どうやらだいだらぼっちも、無駄な抵抗をしてくる小さい人の相手など嫌だったらしい。

相手が半端者ではなく、完全な神秘になったことで、洞窟を吹き抜ける風のような笑い声をあげていた。


「お互いに……今は死なぬモノ同士……

存分に……殺し合おう……」

「そうだね。ぼくは、折れないから……維持の契約にもとずいて、ぬらりひょんが、たおれるまで。ずっと……」


だいだらぼっちの笑い声が止まり、お互いに目の前の相手を敵だと認識した、その瞬間。

世界を滅ぼし得るような、圧倒的な力が愛宕の北地域を吹き荒らした。


"山颪"


だいだらぼっちが、その単純に圧倒的な物量を活かした拳を振り下ろす。

それは山が降ってくるという部分では同じだ。


しかし、侍達を相手にしていたさっきまでと違い、降ってくるだけではない力強さがあった。

空気を裂き、大風を呼び、街を潰し滅ぼすべく放たれた巨大な山……


"神威流-壊拳"


それに対して律が放ったのは、がしゃどくろの時と同じくその小さな拳で殴る攻撃だけだった。

巨山とは比べられる訳もない、小さな小さなただの手だ。


だがその攻撃は、彼にかかっている負荷がまるで違う。

がしゃどくろの時は、ズタズタになっただけ。

しかし今回は、攻撃を放った手……右腕が消し飛んでいる。


自身の腕すら消し飛ぶ威力の拳。

それがだいだらぼっちに炸裂した。


「むうぅ……」

「四分の一も、こわせないんだね。

かたうでだけでも、すっごく、おっきいな……」


両者の拳が激突し、律の右腕は自傷で消滅。

そして、だいだらぼっちの右腕にあたる山もまた、律の攻撃によって消滅していた。


互角……いや、体格差を考えれば強いのは律。

同じペースで消耗し続ければ、勝者となるのはだいだらぼっちだろう。


だいだらぼっちには、両腕がなくなっても胴体で踏み潰すという手もある。

このままではおそらく、だいだらぼっちが戦いに勝って、勝負には負けるという結果は不可避だ。


「ふっ……ふっ……ふっ……」

「……」


しかし彼らには、共に腕を取り戻すすべがあった。

まず、だいだらぼっちは山の化身だ。


地に足がついている限り、その欠損部分は修復される。

律が無くなった腕を動かしていると、彼は見る見るうちに腕を生やしてしまう。


そして律には……


"ただ君に救いを(イシス)"


少し離れたところから彼を見守る、凛がいた。

彼に対してのみの、絶対的な回復力。

それが遺憾なく発揮され、無くなったはずの腕は見る見るうちに生えていく。


「お互いに……倒せんなぁ……」

「そうかな……? ぼくが、ぜんしんを消しとばしてでも、きみをはかいしたら、どうだろう?」

「さっき……自分でも……言っていたはずだ……

ぬらりひょんが……倒れるまで、と」

「そうだね……じょうだん、だよ」


腕が消し飛ぶような激突。そして腕が生えるまでの談笑。

それが終わると、また彼らは拳を振るう……


「非時律様……!!」


だがその瞬間、彼らの激突に割って入る者がいた。

影を泳いで来た八咫国の柱、氷室影綱だ。


彼は、影を2人の間に壁のように展開すると、その攻撃を別の場所に移動させた。

数キロ離れた地点から突然山が生えてきて、同じく数キロ離れた地点からは山1つ消し飛ばせる程の猛風が吹き荒れる。


「きみは……」

魔神(まじん)砕けぬ信念(アキレウス)様。あなたに八妖の刻をすべて任せても問題ないでしょうか!?」


衝突を上手く受け流せたのを確認すると、彼は律に普通ならありえないような頼み事を始める。

それは影綱自身でも、彼がもっとも大切に思い、信じる雷閃にも無理な注文だ。


「うん、いいよ」


しかし、彼が対面しているのは魔神(まじん)

律はその頼みを即断で受け入れた。


「すみません……凛様には後で謝っておきます」

「気にしないで。これは、ぼくの、意志。

でも、ぼくにとくべつな力は、ないから。場所は、いい?」

「もちろんですよ……!! この私の、すべてを懸けて……!!」


律が、影綱の頼みの意図を察したように言うと、影綱は決意を滲ませながら強く宣言する。

そして懐から2枚の御札を取り出し、顔の前に構えて地面に叩きつけると……


"匂陳招来"


"六合招来"


現れたのは、2体の式神。

盛り上がった地面からは金色の蛇、匂陳が。

急激に成長した木からは小さな鳥、六合が。


「結界の維持は任せますよ……!!」

「おう、任せとけぃ」

「うん、任せて任せてー」


彼らは影綱の言葉に、それぞれどっしり、軽く返事をした。

影綱はそれを聞いて表情を緩めると、さらにもう1枚札を取り出す。


それは、決して汚れない札。

美桜が術を込めた、土の相を使うための道具だ。


「ふ……構えてはみましたが、まずは補足。

そして強制的に召集することッ……!!」


"影と影"


彼は汗を流しながら、術ではない自身の力を使う。

移動前最後の個人戦を楽しもう……とばかりに拳を繰り出す2人の攻撃を受け流しつつ、移動中に見つけた八妖の刻を次々にこの場に呼び寄せる……


「カンラカンラ。愉快よな、犬神」

「ぐふふ。そうだな大天狗」


まずはもっとも弱い犬神と大天狗。

彼らは特に抵抗もしなかったのでスムーズだ。


「ケラケラケラ……久々に影さんが来たのかのぉ」


次に、大きいがだいだらぼっちよりも遥かに小さく、そして脆いがしゃどくろだ。

彼もまた抵抗はなく、面白そうに自ら飛び込んできている。


「我を呼ぶ不届き者……」


次に8つの頭を持つ巨大な蛇、八岐大蛇。

彼もまた抵抗はしていたが、首でしかできないため割とすぐに捕まっていた。


「ここはどこでしょう?」

「さて……しかし、貴方様を呼びつけるなど無礼千万」


しばらくしてから来たのは、無機質な声でつぶやいている燃える九尾の狐、玉藻前。

そして、勝手についてきた狐のお面をした怪人だ。

彼らは抵抗虚しく、強制的に連れてこられていた。


「はぁ……はぁ……(わたくし)を呼び付けるとは、いい度胸ですね……捻り潰されたい者はどれですか?」


その少しあとに、鬼のような角があるが鬼人ではない女。

並の妖鬼族を凌駕する怪力の化け物、天逆毎だ。

どこか疲れの見える彼女は、迫りくる影を尽くねじ伏せていたが、ついには手数に負けて呼び寄せられていた。


「我を呼ぶとは……素晴らしい実力だな、氷室影綱」


最後に八妖の刻の首領、ぬらりひょんだ。

のらりくらりと影を避け続けた彼だが、やはり最終的には手数で押し込められてきた。


「ふぅ……ふぅ……バラバラなのが、一番手に余りますからね。

次は閉じ込めます。律様、一瞬彼らを……!!」


がしゃどくろ以下3名は、自分からやってきただけあって大人しくしている。

玉藻前と怪人も、畏怖すら感じさせる佇まいで静観。


だが荒ぶる大蛇、八岐大蛇と、八妖の刻最強とも称される怪物、天逆毎は、我慢の限界だとばかりに暴れ出す。

影綱が閉じ込めるまでの隙……それは致命的だ。


「まかせて」


しかし、ここでもまた律が魔神として格の違いを見せつけた。腕を吹き飛ばす程の身体能力を、リミッターのない体で十全に発揮し2頭の怪物を吹き飛ばす。


「ぐっ……まさかこのようなチビに……」

「うふふ。体を破壊しながらとはいえ、(わたくし)以上の怪力だなんてね……腹立たしい」


今回はだいだらぼっちの時とは違い、移動に両足を、2頭を吹き飛ばすのに両腕を消し飛ばしている。

だが、もちろんその瞬間に凛の回復が入るので実質無傷だ。

……痛みは人一倍感じるとしても。


「いきますッ……!!」


"土神の相-戸隠"


律が2頭を吹き飛ばすと、影綱も術を発動する。

建物を飲み込み、都の一区画――数キロに渡って現れる聖域。

彼と凛を除いた9名を中に閉じ込める、影と崖の結界。


中央には岩石の神殿、周囲には影と崖でできた壁、中のいたる所に岩や木々が突き出した、数多の死が隠れた闘技場を……




「じゃあ、はじめよっか」

「我ら八妖の刻。八咫国が恐れる、死を呼ぶ神獣なり。

貴様1人に相手ができると思うなよ……!!」


魔神(まじん)-砕けぬ信念(アキレウス)、非時律VS式神-八神将、八妖の刻。


その内訳……

大将軍-ぬらりひょん、歳殺神-天逆毎、豹尾神-玉藻前。

歳破神-だいだらぼっち、歳刑神-八岐大蛇。

黄幡神-がしゃどくろ、大歳神-大天狗、太陰神-犬神。


幾度となく愛宕を襲撃し、いつしか式神のような不死的存在だと認識され、畏怖を込めて八妖の刻と呼ばれた妖怪達。


自らを責め続け、負の感情を外に漏らすことなく神にまで至った魔人、砕けぬ信念(アキレウス)非時律。


彼らの死闘が、ここに幕を上げた。

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