習ったこと、使ってみた。
宿題を進めていたら、突発性新作執筆欲制御不能症候群、罹患です。
ひとまず、いくつか切りのいいところまで書いたことで発作は鎮まりました。
宿題終わってなかったので勘弁していただきたかったですね。
はい。
覚えていますでしょうか。
数学といえば、マイナス登場、乗数の扱い、二次関数、三角関数、微分、積分……
その影に隠れ、中学生のときか高校生のときに数学の授業で「データの分析」という分野があった気がするんですよ。
さっそく本人の記憶が曖昧なのは、基本的にノリと雰囲気で数字を扱っているので、どんな授業だったか忘れているからです。(すみません、数学の先生……。)
しかし、教科書とかシラバスを確認したら記載されていたのでたぶん私も授業を受けているはずです。
……はず、なんだよなぁ。
ええ。センター試験でも解いたし、受けた気がします。
と、まあ、こうもミゴトに曖昧な記憶ですが、分析していきたいと思います!
どのデータを用いるかと言いますと、あれです。
カクヨムオンリ―で連載している「【記録】物書きなら毎日執筆すると良いと聞きまして」から、私の執筆データ三か月分(7月~9月)です。
三日坊主のプロとは思えない継続期間ですね。
しっかり自分を褒めています。
お菓子、おいしかったです。(←安い女のお手本)
必要かどうかはさておき、求められる値は一通り求めておきました。
はい、以下の通りになります。
(グラフはTwitterに載せておきます。よろしかったら、皆さまもやってみてくださいませ!)
【07月】
何の計画もなしに始めたので、執筆時間にバラつきがある。
スキマ時間の時間を計測してないため、有効データ数が他月より少ない。
素数分布表は、作るの面倒だからやらない。ヒストグラム(階級幅は500)を作るなら、多峰性で右に歪んだ分布かな。
参考データ数 25個(31-6=25)
累計執筆時間 31時間20分
累計執筆字数 77654
単位時間当たりで5数要約とか
最小 ー161
Q1 1878
中央値 2588
Q3 3146
最大 4932
平均値 2316.8
四分位範囲 1268
四分位偏差 634
最頻値 2500文字~3000文字
【08月】
なんとなくだが、執筆のリズムが掴めてきた。
もう少しなれてきたら、他のことも試したい。
朝か夜の執筆において、朝の方が文字数は多い。書きたい場面を書きたいように書いているからだろう。ヒストグラム(階級幅は500)は単峰性。
参考データ数 29個(31-2=29)
累計執筆時間 47時間40分
累計執筆字数 56500
単位時間当たりで5数要約とか
最小 ー16570.6
Q1 1746
中央値 2199
Q3 3127
最大 7063
平均値 1938.6
四分位範囲 1381
四分位偏差 690.5
最頻値 2000文字~2500文字
【09月】
一日に一時間程度の時間を確保することに慣れてきた。執筆時間をこれ以上増やすと、他のやりたいことがおろそかになりかねないため、しばらくはこの調子でスケジュールを組むのが好ましいだろう。
ヒストグラム(階級幅は500)は多峰性。
参考データ数 28個(30-2=28)
累計執筆時間 36時間50分
累計執筆字数 104359
単位時間当たりで5数要約とか
最小 551.5
Q1 2040
中央値 2881
Q3 3615.7
最大 6185
平均値 2989.6
四分位範囲 1575.7
四分位偏差 787.9
最頻値 2000文字~2500文字
【総合】
〇執筆について朝の方が夜よりも若干、筆が早い。(ほぼ誤差)
〇推敲をすると、四分位範囲が大きくなる(分布が広くなる)
〇単位時間当たりの執筆について、2000文字~2500文字が平均といえる。ただし、書きたい場面が思考内で明確化されている場合は、執筆文字数が3000文字を大きく超えることが多い。
はい。
こんなところですね。
わたしはこまめにこのようなどうでもいいことを用いてでも活用しないと、データを残すことをさぼりかねません。
さぼると、目安がなくなります。
そして、一気にやる気をなくしてグータラしだしてしまいます。
グータラするよりはやりたいことを楽しんでいる方が良いと頭ではわかっているのですが、この性格は簡単には変わりません。残念ながら。
グータラ回避のためにも、趣味を楽しむためにも、ちゃんとデータを残していきたいと思います。
みなさんは趣味を楽しむために心がけていることはありますか?
もしよろしければ、情報をこねくり回したり、データを眺めてみたりして楽しんでくださいませ。
(できれば、こんなことではなく楽しいことを全力で楽しむことをお勧めしますが。)
下記に用語を整理しておきます。
〇5数要約
あるデータ群において最小値、第1四分位数(Q1)、中央値(Q2)、第3四分位数(Q3)、最大値の5つを指している(気がする)
〇平均値
あるデータ群を小さい順に並べたときに、真ん中にくる数値のこと(のような気がする)
〇四分位範囲
データの散らばり具合を示す数値
外れ値に強い
箱ひげ図の箱の両端
〇四分位偏差
データの散らばり具合を示す数値。
〇最頻値
あるデータ群について、任意の階級に分けたときに最も多くデータ数を有する階級のこと(の、はず)