おかし!!!!!!!!!!
ねるねるねるね。
すごいですね、あれ。いとをかし。
主食が飴からねるねるねるねに変更されそうです。
まあ、それは置いておくとして。
とりあえず、すごくないですか、あれ。
感動しすぎて急遽、この始めの方の文章を変更したほどです。というか、全文を変更しました。お菓子について書きたくなってしまったのもありますが、ここの文章を変えたら後述の方も話の流れを合わせたほうが良いかと思ったので。
あ、念のため申しあげておきますが、ねるねるねるねの開発者の回し物ではありません。
いままで飴の亡者として生きてきましたが、他のお菓子を知らなかっただけなのかもしれません。友人から分けてもらうことはあっても自分で買うお菓子は基本的に飴だけだったので、恐らくそうなのだろうと思います。
これからは視界を広く、様々なお菓子さんたちと交流を深めていく所存でございます。
と、言うことで。
ねるねるねるね、何者ぞ。って、お話をしていきます。
どうかお付き合いください。
一の粉、二の粉。
今考えると、本格的に知らない方々で構成されてます。毒物ではないと認識していたので何も考えず指示通りにねるねるしてぱくぱくしたわけですけどね。
(本当に存在してくださり、ありがとうございます。)
化学畑の人間ではないのでまとめ方に不安がありますが、もうこの際は勢いに任せてみます。読みにくかったら、すみません。
現在のクラシエフーズさんより1986年から販売されている知育菓子さん。
友人から精神年齢5歳の称号を授与されているので、私に対して役不足ではない存在ですね。
はい。
公式サイトより 豊かな創造力を育むお菓子=知育菓子 とのこと。
ゲッツェルス・ジャクソン現象なるものがありますから、大切な発想です。
(↑ IQに関わらず創造性が高い子どもの方が学力が高いね、っていう現象。
何かの本か文章で読んだのですが、書籍名、著者など覚えておりません。すみません。思い出せたり、見つけることができたら後述の参考文献に加えておきます。)
このおかしのポイントは、色が変わること、膨らむこと。
色が変わる仕組みは、紫キャベツなどでおなじみのアントシアニン色素。一の粉に含まれています。
青色リトマス紙が酸性の液体にふれて赤色に、赤色リトマス紙が塩基性の液体にふれて青色に変色する仕組みと同じですね。
つまり、一番の粉に水を加えた時点で試料が青色をしているのは、主成分が塩基性の物質だから。そこへ二の粉を加えると赤色に変色するのは、二の粉の主成分が酸性だから。
公式サイトでは、一の粉はふくらし粉、二の粉はクエン酸と紹介されてます。
ふくらし粉は、要するに、ベーキングパウダー、重曹(重炭酸ソーダ、NaHCO3)ですね。塩基性なので、食すると胃酸と中和して水と二酸化炭素が生成される感じです。胃腸薬にも使用されてますから、安全な物質です。膵臓から分泌されてる気がします。
クエン酸は、なんか、こう……ナフタレン(ベンゼン環が二つ結合している、あれ)みたいな構造しているC6H8O7な物質さんです。柑橘類の酸味の原因はクエン酸に因るものが多いと聞いたことありませんか? 梅干しとかも、そうですね。
で、上記二つが反応するからふわっとする仕組みみたいです。
ん? (少々、私の考察にお付き合いください。)
重炭酸ソーダとクエン酸が3:1で反応するとき、
酸性のクエン酸がもつ3つのカルボキシ基COOHのHと塩基性の重炭酸ソーダのNaが入れ替わります。
(酸の強さがカルボン酸>炭酸なので、弱酸の遊離が起こって入れ替わっているように見える。カルボン酸はカルボキシ基を持つ酸性物質のこと。)
このとき生成した物質(クエン酸ナトリウム)を中性の液体(水とか)に溶かすと、クエン酸ナトリウムのNaが水H2Oと反応し、クエン酸と水酸化ナトリウムが生成します。
お?
クエン酸(弱酸)と水酸化ナトリウム(強塩基)が同時に存在(?)したら、塩基の方が強い。つまり、最終的な生成物は塩基性だぞ。
だから、この完成品はアントシアニン色素により青色なのか!
と、思ったのですが。
画像をしらべて考慮すると、カラフルなお菓子みたいです。
味ごとに食用色素で調節なさっているんですかい。苦笑
言われてみれば、当たり前です。一色だけでは飽きてしまいますから。
(紀ノ未氏は後にこう語る。「精神年齢が子どもなので、子どもの気持ちはよくわかりますね」と。)
赤紫→紫キャベツ(アントシアニン系色素)
黄色→クチナシの実(クロセチン色素)
青色→スピルリナ(フィコシアニン、βーカロチン)
私が初めて食したのは、スピルリナから抽出された色素が使用されていたということですね。天然着色料ではなくスーパーフードとしての知名度の方がお高い方です。生物としては、藍藻網ユレモ目の方なのでシアノバクテリアさんあたりの方々と親しい仲でいらっしゃっていそうなのかな。緑色のクロロフィル(推理もの好きな皆さん、違いますよ。)ではなく、青色色素のフィコシアニン、βーカロチンが使われているんだと思います。
紫キャベツは、この中では最もなじみ深いですね。小学校で実験に用いたことある気がします。気のせいかもしれません。覚えていません。
クチナシの実は秋ごろになって、鳥さんがおつつきになられていらっしゃいますよね。(二重敬語ですが、直し方がわかりません。)
和食ならあれに使われています。栗きんとん、おいしいやつです。
上記にくわえて、三の粉。うん、最高です。
最後に。
ねるねるねるね、一時期売り上げが落ち込んだ時期があります。
昨今では、何が含まれているかわからないと食べるの怖いという感覚が少なからずありますから。
そこで、行われたのが公式サイトでの情報公開。多くの子ども(それと、大人も)が食べるものですから、安全性は気になるもの。
他社へノウハウが流れてしまうとの危惧もありそうですが、それよりも、安全性をアピールすることを選んだ勇気は尊敬に値するものだと思います。
最初から最後まで、ねるねるねるねの回し者のような文章になってしまいましたが、是非、童心にかえって知育菓子を楽しんでみるのも良いと思います。
子どもの方が楽しいことや好きなことを楽しめるし、小さな幸せを見つけるのが上手なので、フラストレーションが高まってしまっている今だからこそ、児童文学にふれてみたり、趣味に時間をたっぷり費やしてみたりするのがぴったりだと思います。
なんか、想像以上に良い感じにまとまって安堵してます。笑
久しぶりにこんなに書くことに対して乱心気味に集中しました。
今度から頑張りたいときはねるねるねるねに頼ることにします。
参考文献
ねるね研究所 http://www.nerune.jp/about/