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GL
「可愛いね」って笑うあなたの方は、どうしてこんなに可愛いんだろう。わたしも言っちゃおっかな。
「好き」
はぁ、今日も〇〇ちゃん可愛い……。
『大好き』の言葉がこんなに怖いのはどうしてだろう。
あなたはわたしを知らない。わたしの、心の奥を。
あなたからそれを貰ったら、本当のわたしが消えちゃうみたいに……ううん、消さなければならないように感じるんだ。だって、わたしはあなたのことが好きだから。恋愛の対象として、好きだから。でもあなたがわたしに抱く好きは、友達としての『好き』なんでしょう? だったら、伝えないで。放っておいて。わたしのことが好きなのなら、わたしのことを傷つけないでよ……。
あぁ〜むり。むりむり、むりむりむりっ。近い近い近い近い、ちかいっ! あぁもう、いつからこんな感じになっちゃったのよ私は〜っ!
〇〇ちゃんみたいになりたいなぁ。
いつも綺麗で、可愛くて……綺麗で……。女王様みたいに見えるのにとても優しくて、儚くて。硝子細工に似てる。
何度だって私は、彼女に触れられると、見つめられると、また深く深く恋慕ってしまうんだ。夕焼けよりもっと、濃い温度で。




