第7話「叔母/階級」
今回ちょっと短めで〜す
僕は一旦寮に戻り、午後の特能学実技授業の時間まで暇を潰すことに。
シエン「この黒い子羊ちゃんがアズの使い魔なの?」
学園支給のフード付きコートのフードに入っているディークを突きながらシエンは言う。
アズマ「学園長先生が言うにはディークは暫定Aランクだってさ」
シエン「うぇ?!おばあちゃんがそう言ったの?!」
アリス「シエン、家系がバレてるわよ。」
シエン「あっ...これってまっず〜い?」
アズマ「シエンのおばあちゃんって学園長先生なの?!」
シエン「相当まっずい事になったね〜...」
アリス「自業自得よ、自分で何とかなさい。」
シエン「やっぱアリスってボクに冷たくな〜い?」
アズマ「どういうこと?!」
話を逸らそうとするシエンを戻す。
シエン「ま!仕方ないね〜ちゃんと話すよ」
「ボクのおばあちゃんはこの学園の学園長だよ」
アズマ「でも、家名違くない?」
シエン「『アルルバント』の性はお母さんの旧姓だからね〜」
アズマ「???」
アリス「シエンの父方の祖母様が学園長様なのよ。」
アズマ「なるほど!」
アリス「そろそろ授業の時間よ、2人共。」
―――――
午後1時半になり僕、アリス、シエンは学園内の特能学第1講義室に来た。
そして目の前に立ち、髪を整えていないズボラそうな先生が自己紹介をする。
ラピネット「やぁやぁ、おはよう...では無いね!今日から特能学の実技実習が始まるに際して挨拶をば。おれは『ラピネット』呼び方は何でも良いよ〜。」
「今日やって行く授業は皆のランクを図るものになる。」
う...ランク分けか〜
ラピネット「この教卓に置いてある水晶玉に手をかざすと自分の属性適性の色が水晶玉に浮かぶ。」
「浮かぶ色の多さや大きさによってランクが決まる。」
「最初はアリスさんから〜」
呼ばれたアリスは席を立ち、教卓の前に立つ。
ラピネット「手をかざしてごらん?」
そう言われたアリスは水晶玉に手をかざす。
水晶玉には緑色の小さな淡い玉が浮かんでいた。
ラピネット「木属性か、ランクはCだね〜」
「次はアズマ君だよ〜」
呼ばれた僕は教卓の前に行き、水晶玉に手をかざす。
ラピネット「おかしいね〜?何も反応しないだけど...」
野次馬「おいおい、まさかあいつEランクかよ?」
ラピネット「仕方ないね。反応しない以上はEランクに選定するしかない。」
名前:アリス・サージェス
家族:母 父 兄 姉
種族:人間
属性:木
能力:中級茨/ヘクト・エスピナス
ランク:C




