第3話「挨拶/説明」
推薦組全員参戦!!
現在は『アイヘディズ中央学園』第1多目的講義室で姉さんと他の推薦者を待っていた。
アズマ「姉さん」
アン「ん〜どうしたの?」
アズマ「推薦の人達って特別な試験とかあるの?」
アン「いや?この学園の説明された後に一般入学者の人達と合流するよ〜、ね!セバスさん。」
姉さんが上の席を見上げる。
そこには先程馬車であったセバスチャン・ルーカス・ウェジェットさんが座っていた。
セバスチャン「そうですが、今年はオーディス君が何かしらのサプライズレクリエーションを計画しているとの事ですので。」
アン「サプライズを言っちゃっていいの?」
セバスチャン「私も内容までは知りません故、知らせても問題無いかと。」
その瞬間に教室の扉が勢いよく開いた。
ニーシャ「ニーシャちゃん登場だよネ!おじいちゃん!」
セバスチャン「ニーシャ、学校ではお静かにと先んじて言っていた筈では?」
ナーシャ「や...やっぱりおじいちゃん怒ってるヨ...ニーシャ」
ニーシャ「ナーシャは何も言わなかったじゃんネ!」
セバスチャン「私が言いましたよ。」
そう言うセバスチャンさんは確かに少し怒っている様子だった。
ニーシャ「ご...ごめんなさいネ、おじいちゃん。」
セバスチャン「はぁ...まぁ、時間前に来たことは偉いですよ。ニーシャ、ナーシャ」
ナーシャ「やった...!おじいちゃんに褒められた」
セバスチャン「御2人には説明し忘れていましたね、私の孫のニーシャとナーシャです。」
ニーシャ「ニーシャ・ウェジェットです!よろしくネ!アンお姉ちゃんにアズアズ!」
ナーシャ「ナーシャ・ウェジェットです。よ...よろしくですヨ...アンさん、アズマさん。」
アズマ「アズマ・アンギペルです。よろしくね、ニーシャちゃん、ナーシャちゃん。」
そのタイミングでまた扉が開いた。
アリス「失礼します。」
扉を開けた少女はその言葉と一礼を扉に添えて、入室した。
セバスチャン「おや...?貴女はオーディス君の推薦者ですか?」
――ガラガラッ!
話に割って入る様に前の扉が開き、1人の男性が入ってきた。
ジョンディック「そーだよ、わりーか?ルーカスさん。」
セバスチャン「いえ、何も。ただ、貴方から推薦者無しとの報告を受けていましたので驚いただけです。」
ジョンディック「あんたは相変わらずの仏頂面だぜ。ルーカスさん」
セバスチャン「話はこの位にして。アリスさん、席へどうぞ。」
アリス「はい。失礼します。」
そう言って、入口から1番近い席にアリスは座った。
ジョンディック「全員来たな。改めて、俺は『ジョンディック・オーディス・サージェス』。今年の推薦者案内を行う。」
「先ずはアリスから自己紹介を」
アリス「はい。に...いえ、オーディス様から推薦を頂きました。アリス・サージェスと申します。」
ニーシャ「次わたしネ!わたしニーシャ・ウェジェット!よろしくネ!」
ナーシャ「ぼ...ぼくはナーシャ・ウェジェットです。よ...よろしくですヨ」
アズマ「アズマ・アンギペルです。宜しくお願いします。」
ジョンディック「それじゃ次はセバスさんに頼まれた、ちょっとした講義の時間だ。」
「この国の国王の名前は?アズマ。」
アズマ「マーベリス・レイ・セントリクス国王です。」
ジョンディック「正解だ。ここ中王国『クライディア』の現国王は『マーベリス』国王、じゃあ『アイヘディズ』の学園長は?ナーシャ。」
ナーシャ「え...えと、ラティーナ・ベントクライ学園長です。」
ジョンディック「正解だ。ここまでは常識だが、次は『アイヘディズ』学生、延いては王帝十二剣と我々三強の存在意義について問おう。ナーシャ。」
ナーシャ「はいっ!国民をダンジョンの魔物から守ることです!」
ジョンディック「大方、間違ってはいないな。アリス。」
アリス「はい。国民を守る為、自らが盾であり矛となる事です。」
ジョンディック「良く分かっているな。」
「そう。我々は民草の盾と成り、また国王の矛と成る事が存在意義であり、存在理由だ。」
「よってこの学園に弱者は要らない。無能力者など以ての外だ。」
うーん、セバスチャンさんが懸念する理由が分かった気がする...
ジョンディック「よって、これから簡単な能力試験を行う。不合格と俺が判定した者は速やかに退学とする!」
アン「ちょっとジョン!幾ら何でもそれは――」
ジョンディック「俺程度に負ける奴を推薦した自覚が?アンさん。」
アン「そ...そんな訳無いでしょ!」
ジョンディック「俄然、楽しみだよ。アンさん」
「全員、5分の休憩後に特能学実技演習場に集合だ。」
次回は戦闘描写が含まれております故、拙い文節をお許し下さい。




