『詩が在る処に、生ありとする感覚』・・・『詩の群れ』から
『詩が在る処に、生ありとする感覚』・・・『詩の群れ』から
㈠
詩とは一体、何だろうな、と言う疑問が浮かぶさ。
だろう、我々には難題だよ、まるで、赤子が全力疾走するかの様さ、だろうだ。
メタファとしては、十分な程に、切実に伝わるよ、意見が。
だろ、詩が在る処すら、俺たちには迷宮だからな。
㈡
成程な、迷宮、我々は俺もお前も、詩に飢えているんだろう。
だろうだ、しかし、一つの思い付きで、詩に対処しても適切だろうな。
何だって、え?
そうさ、つまり、思い付きの言葉を列挙するだけでも、日常の立派な詩さ。
㈢
そうか、日常の詩、詩が在る処に、生ありとする感覚、ってことで了解したよ。
だろうだろうだ、意外に、道端に落ちてる小石の様に、其れも詩さ、だろうだ。