ネロが来た
ほとんどの話を書き変えました。
話がぐちゃぐちゃになっていたり、展開が早すぎたり、具体的でなかったりしたためです。
「魔王様ー!」
げえ!ネロ!なんでバレた。覇気、完全に隠せてたやろ!
「先代魔王が築き上げた魔王軍を使わずに自分で配下を作るおつもりですか?」
ネロは右手からボロッボロのイケメンを地面に投げた。種族は...
種族 上位魔霊
スキル 妖魔射撃手《魔力不足》 精霊盾《破壊》
超速蘇生《封印中》 不死族召喚《全滅》
偉人能力付与《魔力不足》
耐性 全属性魔法耐性 《現在効果無》物理流動《現在効果無》
状態異常 悪魔神の呪い
えっ...ボロッボロ。不死族、全滅って何?死んじゃったの!?なんでこいつがおれの事を?
あっそういえばレイス5体使役してた...。そのうちの一体は他人の能力を使うことに特化したんだな。
てか上位魔霊ボコボコってネロ...怖すぎる。
「デーモンは、心を読むことを得意とします。魔王様の居場所なんぞ一瞬で御座いますよ。」
にこやかな笑みが鳥肌を立たせる。こいつちょっとなんとかしないと、
後4人の上位魔霊の命が危ない。あっスキル 絶対防御ならネロの攻撃通らないんじゃね?
魔力を球体状に練ってえい!
「何を致しますか!」
ガキーン!とネロが短剣で切ろうとしたが短剣が砕けた。
粉になったのだ。オレノスキルツッヨ。ネロは球体の中で出れない事を確信して縮こまっている。
さて、まずこの上位魔霊に完全蘇生をかけて
「ハッ!主様、申し訳ございません。突然、強者に...。」
「問題ない。」
俺は彼にマジェスティの名を与えた。後はネロだけだ。
「言っておくが、俺は魔王ではない。(本当は魔王だけど)それ以上魔王だと言うのならば、俺はお前を殺す。」
思いっきり死霊魔術を出した。もし普通の人なら見るだけで即死であろうおぞましい見た目だ。
「帰れ!」
覇気出しすぎて吐き気するんじゃないかー(はきだけに…すいません)ってくらいに覇気を出して言った。
そして、俺は後ろを向いて部屋から出た。もう朝日は上っている。
朝、ご飯のいい匂いだ。タクトは料理がうまいからな!
かっこつけた事だし、朝ごはん、ご馳走になろう。
階段を俺は駆け下りた。
「朝ご飯どうぞ召し上がって下さい。」
よっ待ってました!ふわふわのパンの上にに美味しそうな赤いジャムがキラキラと輝いている。
「うんまぁー」
ほっぺが落ちてどっか行くんじゃないかというくらい美味しかった。
たっぷり食事を楽しんだ後、タクトは言った。
「今日、学校に乗り込みましょう!準備なさって下さい!」
展開が早い...。まあいざとなったらバーサーク達がいるからいっか。部屋にもーどっろ!
部屋に戻って声が聞こえた。
「ちょっと、ここから出していただけませんか?」
ネロの弱々しい声で思い出した。ネロここに入れっぱやん。
せっかくかっこつけたのに...
八つ当たりも込めて絶対防御の容器をぶっ壊し、ネロを放り投げた。
後に街にとんでもない量の魔素を含んだ人型のクレーターがある。と大騒ぎになったのは、
彼は知ったこっちゃない事だった。