検問所にて
2日に1こは書く!
俺は逃げた。空気と同化して逃げた。そして辿りついたのがどこかの国らしい。
ヨーロッパにありそうな建物がひしめきあっている。
しかし厳重な壁に囲まれているようだ。なんか薄黄緑に輝いてるし。
なんかの魔法だろうか?
そういえば、勇者や魔王となぜバレたのだろう。俺は気になったら直ぐに確かめる主義だ。
鑑定眼かけてみよ。詳しく知りたいな。なんかいいのないかな?あっ大賢者之知識も並列で使お。
《スキル 覇気により魔物 魔獣 魔人 にしか見えない覇気 人間にしか見えない覇気
が出ています。その覇気は代々生まれてすぐの勇者及び魔王を見つけるために常に
感知できるように人間側、魔王側も対策しています。》
あぁそれでバレたのね。じゃあ早くしまわないとやべーじゃん。
「ロスト・パラスディオ!」
よし消えた。※今の掛け声は何も関係ございません。
スキル 物質操作でいい感じに覇消せたぜ。よしこれで堂々と国に入れる。
さて門はあちらかな。検問あんのかよー。通ろ。入ろうとした俺におっさんが声をかけた。
「ちょっとお兄さんお兄さん。身分証明書は?」
「...ないっす。」
「じゃあ名前と出身地教えてねー。時間かかるけど身元調べられるから。」
名前?しまったーこの小せt...世界でまだ一度も名を名乗ってない!?
やばいなぁ。どうしよーもないし。困り果てた俺に神様の手が差し伸べられた。
「こいつは俺の連れさ。通しな。」
うおーイケメン。ゴージャス。カッケー。
「それはそれはタクト様申し訳ございません」
なんやかんやdwようやく検問を通ることが出来た。タクトって偉い奴なのか?
あぁ勇者 英雄 達人 戦士 冒険者(A B C Dランク)
っていう強さの順番の中で世界で100人しか居ない達人のタクトか!by大賢者之知識
「なんで俺なんかを?」
「あなたは先程検問所の近くでものすごい気配が出ていた。それを抑えるとは只者ではない。
私は英雄レベルの強者に頼みたいことがある。ここで恩を売ってあなたに私の お願いを聞いてもらいたい。」
うおー覇気バレてたあ。ってお願いってなんだろ...。聞く前にタクトは話しだした。
「実はウーコガ魔法学校、私の母校だ。そこで...」
学校の話だ!俺の目標は宿題を無くすこと。
学校関係の話は俺に持ってこいじゃないか!