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第九話 ゴブリンの集団

数体のはぐれ子ゴブリンと、トカゲを狩った。

火も吐けるようになってかなり戦略の幅が増えた。


そんな時、見つけた、ゴブリンの集団。

見たところ子供が4体、大人が6体。

レベルがほとんど同じの相手が6体。だが、レベルが強さに直結していない事はもう知っている。


まだあいつらは俺に気づいていない。


腕を二本出す。

ひとつは角腕、もうひとつは、トカゲの頭を象った腕。


しばらくチャンスを伺う。

集団が休憩に入る。周りを伺う気配が消えた。


今だ。

姿を表す俺。

俺に視線が集まる。

それを確認した瞬間、集団に向けてトカゲ腕を向け、火をぶっぱなす。


ゴオッ!


大人たちは子供を守るのに精一杯で、ほとんどがモロに火を食らう。


一体のみが危険を察知していたのか、俺を見た瞬間に突っ込んできていた。

そいつの攻撃を角腕で受け止める。


おお、俺の腕はこれほどまでに強くなっていたんだな。

あれほどの脅威だった大人ゴブリンの叩きつけを正面から受け止められるなんて。


鍔迫り合い。力が拮抗して動きがない。

しかし俺にはもうひとつの武器がある。


腕に新たにムカデの顎を生やして、ゴブリンの腕に噛み付く。


痛みに驚いて力が抜けた。

横に逸れ、腕を回して後頭部に。


ーーーーーーーー

ゴブリンを撃破しました。

経験値を獲得します。

ーーーーーーーー


これで一体。

この間新たに攻撃をしかけてくるやつはいない。


ということは。


やはり残りは火傷を負って動けないでいる。

しかし身を呈してでも子供たちを守ろうと覚悟の目をしている。


初めの頃の俺もそうだが、必死なやつは侮ってはいけない。

足元を掬われる。


だから、手加減はしない。

トカゲ腕を仕舞い、もう一度生やす。

これにより再生時間を体内で稼ぎながら、連続して火を吐くことができる。


火を吐く。


ーーーーーーーー

ゴブリンを撃破しました

経験値を獲得します。

・・・・・・

経験値が規定量に達しました。

レベルアップします。

レベルが7→8に上昇しました。

ーーーーーーーー


大人の方は、全部死んだようだ。


残るは子ゴブリンだけ。

一匹も残さない。


ーーーーーーーー

ゴブリンを撃破しました。

経験値を獲得します。

・・・・・・

ーーーーーーーー


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