表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/40

9 実情はこんな感じ


 ゲームの筋書きはさて置き、公爵令嬢イリス・レージュ。


 彼女自身は母親が居ない弊害なのか父親の好きな、若干? 子供じみたファッションセンスのままで育ってしまった素直な少女である。


 溺愛してくれる父と、古くから公爵家に仕えてくれる家令やメイド達に大事にされて育ってきた。


 ゲームでの性格は傲慢だが、実際は天然系で、のほほんとしている。


 そして彼女を溺愛する父親は王家との婚姻は実のところ全くもって望んでいなかったせいなのか、国王に向かっての最後の抵抗として、一人娘のイリスは手放さないぞ、と言わんばかりに親族からの申し出も無視して公爵家を継ぐ為の養子を()()()()()()()()()()


 困ったオヤジである。


 勿論国王も王妃もそんなことはお構いなしで、王妃の親友でもあった今は亡き公爵夫人の忘れ形見を自分の息子の嫁にする気満々。


 そして公爵の親族筋のいい感じ~の男子を内々で教育させて、公爵がダダを捏ねたらその者を国王の勅命で公爵家の養子にさせる準備を着々と整えているのである。 


 こっちもいい加減困ったちゃん達だ。


 双方に挟まれている肝心のイリス自身は、生来の天然っぷりを発揮してその辺りは完全にすっぽ抜けており、自分は形ばかりの婚約者候補なのだろうと勝手に理解していた。


 三つ巴で困ったちゃんだ。


 しかしここに来て、王子が本来のイリスの姿に好意を示してしまったため、お話は急展開。


 つまり王子が婚約者として認めて手を取ったのは元々婚約者として内定しているイリス・レージュ公爵令嬢――まあ、内定してるんだから当然なのだが・・・


 ちっとばかし想定外だったのは、彼女の手をしっかり握った途端口説き始めた事であろう。



 アチャ~・・・





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ