梅雨の晴れ間
消えていった雨の、残り水に用はない
一緒に連れて行ってもらおうとは思わない
うその感情に連れていかれないように
本当のことを探していると錯覚するように似た
そうあいまいな感慨を損なわずにいる
それは真実などではなく正論などではなく
澄んでいない落ち葉の残るため池の緑
匂いのしない残酷なもの
といえど
否定神学的捉えつかない輪郭を肌にかさね
甘いものを飲みに行こうと
悲しみに引きずられて傷ついて汚れた 梅雨の晴れ間に
かすかに思うのみである
消えていった雨の、残り水に用はない
一緒に連れて行ってもらおうとは思わない
うその感情に連れていかれないように
本当のことを探していると錯覚するように似た
そうあいまいな感慨を損なわずにいる
それは真実などではなく正論などではなく
澄んでいない落ち葉の残るため池の緑
匂いのしない残酷なもの
といえど
否定神学的捉えつかない輪郭を肌にかさね
甘いものを飲みに行こうと
悲しみに引きずられて傷ついて汚れた 梅雨の晴れ間に
かすかに思うのみである
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