わし 検地を行う
わしの金融改革や農業改革を進め始めて数ヶ月
今度は王都とリバティ港湾都市に力を入れて、公共事業として工業化を進めて行きたい、地方は農業改革で取り敢えずは頑張って欲しい所だ
大臣室
ヨミ「見たか、あの国王の小倅、わしらの話しが崇高過ぎて、白目剥いて天井を仰いでおったわ」
ヨミ側近「国王は弱腰で病弱、有能な息子達は病気と言う事で死んでもらい、最後の皇太子はカインに邪魔されたが、完全にボンクラ、国家を破綻させ、隣国の聖カトレイア国にタダ同然で売り渡す算段、大臣様も安泰ですな」
ヨミ「これこれ、誰が聞いてるか分からんぞ、マルクス国を経済破綻させたら聖カトレイア国に港湾施設を担保に金を借りさせて、そこでじわじわと国土を削り取ってくれるわ、そして大商人になるわ、政治家より政商の方が儲かるからな、ぐわっはははは」
ヨミ「国王に具申して退位を迫ったら、ヨミのよきにせいだとwwwもうわしの時代じゃて」
ヨミ側近「あの小倅なら聡明なヨミ様の傀儡となりましょう」
ヨミ&ヨミ側近「ぐわっはははwww」
えーえー聞いてる、筒抜けですとも
ヨミは日本で言う財務大臣だ、まぁこんな所だろう、逆に安心した、回りくどい方法の方が時を稼げるからだ、それにほっといても、実際に破綻するしな
カレン「マルス様どういたしましょうか…」
マルス「今はこれで良い、ご苦労」
カレン「はっ!!」
カレンは女中として潜り込み、諜報活動している
やはり諜報員を厳選しただけあって有能である
こいつはナンパでは無く、信頼のおけるカインに頼んだ、有能で賢く武芸にも秀でて美しい、お家柄も大臣のお側付きに恥ずかしく無い奴だ
後は、それと無く大臣に送り込んだが、疑いもせず側に置いてる
わし…相当舐められてるね…
後は他国の情勢調査の諜報員が欲しい…そこで、これまたカインの紹介で、カゼハヤって凄腕の諜報員を雇った、名前からして風早…忍者っぽいので即決
そして念願の検地を行う…
検地は正しい石高の把握と不正(脱税や賄賂)の把握だ、実際に重きを置くのは後者である
結果は
うーん…凄い腐敗してる(笑)
まぁ予想通りだが、じぇんじぇん石高と合わない
賄賂が賄賂を呼んでるな、大臣からしてアレだし…
だが、粛清は後だ
糾弾しても恨みを買うだけ損だ
力なき正義は無力!!
何処かで聞いた言葉だが、わしもそう思う
そのまま知らないフリをした方が無能感あるし
結局は足りないなら増やせば良いだけ
綿作はしばらく無税なのが良かったのか、農民達に好評だ、ノーフォーク輪作も挑戦する農家には助成金と言う形で出し、開墾には国費で積極的に奴隷や無職者を雇うように指示した
その頃カシム達は
輸入品に対して、マルクス紙幣を払う
商人「何ですか?これは?1200万マルクス銀貨か120万マルクス金貨で欲しいんですが」
カシム部下「大丈夫ですよ旦那、ほらそこに交換所があるでしょう、そこでマルクス紙幣は、ちゃんと金貨や銀貨に交換出来ますよ」
商人「ホンマでっか?せやったら良いんですけど…」
不遜な表情でマルクス紙幣を受け取る商人
そりゃそうだ、ただの紙に数字とマルクス王国紙幣と言う文字と厳かなハンコ押してるだけだし、1万マルクス紙幣の原価はたった23マルクスだ
※みんな大好き日銀券の一万円札は原価23円です
434倍の価値を創造してるので、商人の気持ちも分かる
もちろん交換所で、ちゃんと金貨や銀貨に交換出来る
お金とは、資産を保存する為に発明された物だ、なので何かしらの物やサービスに替わるなら人は受け取る
しかし、紙幣は交換所で金貨や銀貨と交換されるので結局の所、流出は止まらないのである…が…計画通り
次回に続く…