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ある……女の子の日常  作者: 皇子
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万引き



わたし今日万引きしたの。

学校帰り、軽い気持ちで皆んなで行った雑貨屋で、片手に消しゴム握り締めてポケットに入れた…


友達にも気付かれず…笑顔で相槌打ちながら、色々見てたら肩をポンと叩かれた、振り向くと警備員さんが居て。



「ねえ君チョット来て」



って言われた、身体が震えて…心臓がバクバクして…頭もボーとしてきた…


ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ、マズイ、マズイ、マズイどうしょう。


警備員さんの後ろを歩きながら、そっとポケットに手を入れ消しゴムを、そこらに置いた。


裏の部屋に連れて行かれた。


「ねえ君、何かしたよね?ポケットの中見せてくれる?」


「何もないです」


「あるよね?出しなさい!」


わたしはドキドキが止まらない…


「本当に何も無いです」


「じゃあ少し調べるよ」


女の人を呼んで、ポケットの中を探られたが何も無い。


「まあ、無いからいいけど駄目だからね、万引きなんてしては」


わたしはそのまま店に帰り、友達の所へ。


「どこいってたのよ~」


何も気づいてないみたいだ、良かった」


「う~ん、なんかね万引きしたって言われたんだよ!」


「え~なんでぇ~あんたそんな事しそうにないのに?」


「そうだね?なんでかなぁ?」


友達達も買い物終了したようで、店から出た。

その後はマックで喋って皆んなと別れた。



万引きなんてしなければ良かった…あのまま捕まってたら…どうなってたんだろう…親呼ばれて警察呼ばれて学校に知らされて…高校受験の推薦取り消されて……


駄目なものは駄目だ。やってはいけない!!わたしはこの恐怖を一生忘れないだろう……今日捕まった事は良かった事なんだと理解した。


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