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脱出不可能  作者: 風雷寺悠真
第7章月の名同士の衝突・無人島脱出篇
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月の名同士の衝突・無人島脱出篇part26 “サイエンティストォ♪„

ドアを開けるとそこは薄暗く、壁に監視カメラだと

思われるモニターがズラリと並んでいて、横の方にも

ドアが多くある。そしてモニターの前にあるイスに人影が。

俺は斬月を担ぎ、迷わず銃口を向ける。


するとイスをこちらに向け、振り返る。

振り向いて来た人物を一言で言うならば白い。


長い髪の毛も肌の色も真っ白で、服装も白衣に白いダボッとした

ズボン。唯一色が違うのは目で、目は赤い。

身長は諫早 皆月位の高さだ。


「おぉぉおぉおぉぉぉおーーー↑↑↑君が、あの。

すまないが銃口をさげてくれまいか ?」

真っ白なその人物はそう言うと俺の周りをうろちょろする。


「オイ、いきなりなんなんだお前。お前が長門 嘉月が言っていた

奴なのか ?なぁ、答えろ。」

俺は相変わらず銃口を下げない。


「やっだなぁーーー↓↓↓テンションだだ下がりだぜ♪」

なんなんだ本当に。こいつはまさか俗に言われるキチガイか ?


「で、お前は ?」


「あ、わったしーーー!?!?私はねーーー♪島 鮮科。

無人島の島に鮮やか科学と書いて島 鮮科よっろしくーーー♪

あ、ちなみに人造能力者研究開発局の元研究主任だったよー♪」


「お前がか ?冗談は止してくれ。」

俺は思わず笑い、自然に銃口が下がる。


「冗談じゃないってばーーー♪ほら、証拠にぃ、

私をこんな所に閉じ込めてぇー監視してた、諫早 皆月くん

いるじゃない。あとは五十嵐 喰月とか長門 嘉月とかとかぁー

力のある月の名の持ち主なら知ってるんだよー♪

あと、君。神代 睦月くんにもすっごく興味が.....。

他には......そうそう !!君の持っているその月の石、何かが違うって

気づいたかなぁーーー ???」


「あぁ。五十嵐 喰月が持っていた月の石と明らかに色が違った」


「うーん。色だけじゃぁないんだよなー。なにせその月の石

作ったの、私だもの。Fooooooooo↑↑↑はいはい、拍手ぅー !」


「それは一体どういうことだ」

「やっと信じてくれたみたいだねぇーやったぁー♪」

「あぁ。この際信じるしかないだろう」


「じゃあ、解説しよう。私について、月の石について」

謎の人物、島 鮮科はどこから出したのかメガネを取り出し、

口調もあのキチガイ口調から真面目な、まさに研究者といった

雰囲気を醸し出し、そう言った。


果たして、島 鮮科という人物は長門 嘉月の言っていた人物なのか。




月の名同士の衝突・無人島脱出篇新キャラおさらい


木枯斬月(こがらしざんげつ)

インファストラス・ムーン=スノー

スヴャストラス・ムーン=スノー

諫早皆月(いさはやみなづき)

島鮮科(しませんか)

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