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脱出不可能  作者: 風雷寺悠真
第7章月の名同士の衝突・無人島脱出篇
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月の名同士の衝突・無人島脱出篇part25 “監視者との決着„

諫早 皆月は俺がハンドガンで跳弾を撃った事により、

更に自身のスピードを上げた。が、そのお陰で1つ分かった。


諫早 皆月は先ほどの血を踏みつけたのだ。

すると床には綺麗に足跡がつく。その足跡はただの足跡ではなく

歩幅が限りなく狭い。ということは足が地面についている時は

速いということになる。じゃあ、こちらが地面に足をつけていないと

どうなるか。


「ハハハッ。分かったよ。そういうことだったのか」


俺は諫早 皆月の攻撃してくる隙をみて月の石を大きな鎌にする。


「そんな大きな鎌を一体どうするんだい ?」

諫早 皆月が余裕そうに足を止め、問いかけてくる。


「こうするんだよ」

俺はそう言うと月の石で作り上げた多きな鎌を天井に投げ、

突き刺した。そして俺は前に遭遇した月の名の持ち主との戦いの

要領で高く飛び、鎌の持ち手を掴み、ハンドガンで跳弾をまた

撃ち続ける。それを見た諫早 皆月は銃弾を避けつつ、

話し掛けてくる。


「あー。なるほどね。僕の力を見破った訳かァ。やるねェ♪

そう。僕の力は足が地面についているときだけ。ジャンプしても

高さは変わらない。だけど君はそのままぶら下がって居られるの ?」


確かに。このままぶら下がっているのは無理だ。

だが、ただ俺はぶら下がっている訳ではないんだ。


「終わりだ。諫早 皆月」

そう言うと俺は鎌を大きく振りかぶり、諫早 皆月が銃弾を

避けているのを見て、一部の天井を落とす。

その天井は丁度諫早 皆月の上だ。


「んな !?アッハハハハァ...。そういうことだったわけか。

僕の力をも利用したのか。流石♪」


そう。俺はハンドガンで直接諫早 皆月を狙ってはいなかった。

俺はハンドガンで諫早 皆月の周りを撃った。

まるで跳弾で周りを囲むようにだ。すると自然に諫早 皆月が

動き回れる所は制限される。そこに上部からの攻撃という訳だ。


そして天井は監視者、諫早 皆月へと落ちる。


「終わったか..............。誰も傷つけないって筈だったのに。

だがここで退いていたら俺が殺られていた。苦渋の決断だったんだ。

許してくれ。例え敵だとしてもな」


落ちた天井の中から諫早 皆月が血まみれになりながら

立ち上がり、言う。


「な、に勝手に.......終わらして.....いるんだよ。

これからだよ..........ハハ、.........ハハハッ」


というと、諫早 皆月はまた地面に突っ伏した。

本当に終わった様だ。俺は人を......。クソッ。


俺は人をやってしまったという絶望に顔をうずめ、

諫早 皆月の胸ポケットから先に進む為のカードキーを取り、

壁に飛ばされ気絶した斬月を抱え、扉に手を掛けた。


だが諫早 皆月はこんなところでは死んでいない。

じゃあ、どういうことだ。

ということをなぜかずっと考えていた。


どういうことだ。それは俺には分からない。




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