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脱出不可能  作者: 風雷寺悠真
第7章月の名同士の衝突・無人島脱出篇
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月の名同士の衝突・無人島脱出篇part20 “心強い仲間„

「で、その分かった事とはなんだ ?」


「は、はい。この廃村の奥にやっぱり館がありまして

その館には大勢占拠している人達が居ました。

門の前に4人。そして庭園には15人くらい。

この様子だと建物の中にも大勢居るかと」


「なるほどな。余程何かがあるみたいだな」

「それはどういう事ですか ?」


「斬月。簡単な事だよ ?中に何かがあるからこそ

月の名同士が協力して部外者、いやその何かを取られる

もしくは見られるのを防ぐために手を組んでいる

と言うわけだ。おそらくボスも居るだろうな」


「なるほど。だからあんなに沢山...」

「よし。そこに行くか。その館だかに」

「なんでですか !?神代先輩 !?」


その時、文月が横槍を入れてくる。


「斬月~。それはだな。あのスーツの奴が言っていた

らしいんだよ。この島のどこかにある人物が居ると。

おそらくそれを睦月がいとも簡単に推理した、と言うわけだ。

.....................でいいんだよな ?令月っちゃん ?」


「う、うん」


なるほど。今のは山吹さんの推理を文月が言っただけだと。

時々ある文月の勘もスゴいが山吹さんも中々だな。心強い。


「ま、斬月。そういう事だ」

「なるほど。ですが神代先輩。.....良いところ持ってかれましたね」


斬月が小声で言ってくる。


「るせぇ。さて、俺に策がある。あの館に入るための作戦を

今から説明するからよく聞けよな。そして指示された事を

覚えてくれ。俺はあの館が凄く怪しいと踏んでいる」


そう言う俺に他の文月、斬月、山吹さんが真剣な眼差し

でこちらを見てくる。やっぱりこのメンバーは心強いな。

このメンバーに水篶、秋葉が居れば俺は何でも出来そうだ。


水篶、秋葉大丈夫か心配だし、アイツらの事だ。

この島で目覚めた日から今日までずっと探しているに違いない。

早く会いたい。仲間に。

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