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脱出不可能  作者: 風雷寺悠真
第7章月の名同士の衝突・無人島脱出篇
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月の名同士の衝突・無人島脱出篇part7 “斬月の才能という能力„

そして池の底までたどり着き、コンクリートの壁を

謎の白い石のハンマー叩き壊す。すると、俺の予想通り

コンクリートの壁の裏から勢い良く激流が流れ込む。

やはり滝壺と繋がってたという訳だ。となるとこの島には昔

人が居たということになるな。頭に入れておこう.......。


と言っている場合じゃない !?い、息が......続かない !?

激流に巻き込まれ...............。


「神代先輩 !!」


斬月が何かを言ってるがそれどころじゃない。

その時水が、俺が巻き込まれていた激流の水が半分に割れた。

いや、消えたと言うべきか ?その水は今、確かに真っ二つになったのだ。

今の内に上がらなくては。


「神代先輩、今の内に !!」


俺は出来る限りの力を使い、壁をかけ上った。

そして斬月が手を差しのべてくる。


「先輩、手を !!」

「あ、あぁ !!」


そして俺は池の底から地上へと上がる事が出来た。

でもなんだ、あの水が真っ二つに割れたのは。


「斬月。今何をしたんだ ?水が真っ二つに..............」


斬月は一度顔を下げ、悩むような表情を浮かべた後

こう言った。


「僕もよく.....分からないんですが、咄嗟に神代先輩と交換した

日本刀を振りかざしたら水が真っ二つに..........。でも神代先輩ごとじゃなくて

安心しました。良かったです。それにしてもこの力は............?」


「さぁ、俺にもさっぱりだ。だけど俺の顔見知りが才能という能力が

どうたら......とか言ってたからもしかしたらその才能という能力 ?

じゃないか ?それはさておき、この作戦は失敗だな、斬月」


「いいえ、先輩。先輩の目論み通り成功ですよ、ほらこの石」

「あぁ、どうやら本当に成功した様だな。良かった」

「はい。とりあえず滝の方へ戻りましょうか」

「あぁ、そうしよう」


俺達2人は池をあとにして滝の方へと帰った。

それにしても五十嵐 喰月が言っていた、才能という能力。

斬月のを見たら、ただの超能力としか見えなくも無いが

斬月は剣道部だったよな。才能が能力に.............か。


俺のは何なのだろうかな。面白い。

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