表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
脱出不可能  作者: 風雷寺悠真
第7章月の名同士の衝突・無人島脱出篇
73/250

月の名同士の衝突・無人島脱出篇part6 “重要なのは水の流れ„

「斬月、いけると言ったのは根拠があるんだ」

「どんな根拠ですか」

「あぁ、この池の底に1つだけ明らかに人工的なものがあった」

「それは........なんですか ?」


「このガラス片の反対側の壁の一部が大きなコンクリートに

なっていたんだ。しかもそのコンクリートの方向は俺達が来た方向、

つまり滝の方面なんだ。おそらく滝とこの池は繋がっている。

それで過去にこの島に来た奴がせき止めたんだ」


「確かにそれは根拠になりますね。しかも僕が目を覚ましたところは

白いコンクリートで出来た家の廃墟でした。周りも白いコンクリート造りが

多かったのでおそらくこの島は昔、栄えていたと判断出来ます」


「なるほどな。まぁ、とりあえずこの池の底にあるコンクリートを

ぶっこわして滝の方から水を勢い良く流す。すると勢いの強い水の流れが

出来るんだ。俺の予想だとこのガラス片の後ろに石板に上手くはまる

何かがあるだろうから強い水の流れを利用してをその強い水の流れを

壁に当てて掘り出すといったところだ」


「なるほど。それなら取り出せるかもですね。ですが

強い水の流れに巻き込まれて........」


「それなら問題無い。なんとかする」

「神代先輩」

「なんだ ?」

「その自信がありげな顔を見れば大丈夫そうです」

「そうか。んじゃ、早速やってみるとしようか」


俺は謎の白い石を今度はハンマー状にして池へと飛び込んだ。

今回も短めです。なんかすいません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ