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脱出不可能  作者: 風雷寺悠真
第7章月の名同士の衝突・無人島脱出篇
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月の名同士の衝突・無人島脱出篇part2 “ 木枯 斬月という少年„

滝に着いた。この滝はそんなに大きくなく、

水も透き通っていて飲む事が出来そうだ。小魚も見えるし。

だが、やけにこの滝黒い影が出来ている。なんだろうか。

まぁ、いい。俺は水面に顔を近づけて両手で水をすくう。


「よし、いけそうだな」


俺は両手ですくった水を飲んでみる。

それは、普通のスーパーやコンビニに売っている様な

ミネラルウォーターに匹敵するほど水の味がした。

だがやはり、この滝に出来ている影の様なものが気になる。

上から降ってくる水の後ろに影がある様に見えるのだ。

そんな事を考えつつ俺は棒立ちしていた。


「これからどうすっか。ん、そこに誰か居るだろ!?

隠れてないで出てこい。俺でも殺すつもりか ?」


そう。俺が棒立ちしている最中、人の気配がしたのだ。


俺は手紙の横にあった日本刀を手に取り、

気配のしたところに近づく。


すると隠れていた中学生くらいの身長の相手が

するりと草むらから出てくる。

「ッッッッッッッッッ !?」


相手に足元を蹴られ、地面に背中から倒れる。

だが俺は直ぐに体勢を変え、応戦出来るように構える。


「お前、やっぱり.......」


そう俺が言いかけると俺を見事に地面に倒した少年が

頭を下げて、言った。


「すいません !! 僕、殺すつもりはありません。大丈夫ですか !?」

「そ、そうか。なら良かった。殺すつもりかと。俺は大丈夫だ」

「本当にごめんなさい。日本刀持ってたから.......」

「あぁ、俺からも謝っておくな。ごめん」

「いえいえ、とんでもないです」

「君は ?」

「僕は木枯 斬月と言います。中学3年生です。弓張月市在住で剣道部です」


木枯 斬月という少年は俺を地面に倒し、武術の持ち主だったが

とても律儀な少年だった。

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