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脱出不可能  作者: 風雷寺悠真
第6章月の名を抹消する者篇
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月の名を抹消する者篇part3 “目撃証言„

「秋葉、さっき名前に月が入っている人が

学校から居なくなっているって言っていたよな。

ちょっと詳しく話してくれないか ?」


「わ、分かった」

「あぁ。頼む」


「朝月ちゃんが1番最初に居なくなってから

2日おき位で次の子へ、次の子へと居なくなっていて

8人位の月の名前の子が行方不明になったんだ」


「目撃証言とかはあるのか ?」



「うん。えーと場所は確か.......................。

赤雪駅前の通りあるでしょ ?」


「あぁ」


「その通りの裏っていうのかなぁ.................。

睦月くん意味分かる ?」


「あぁ。駅前通りの裏。つまり、

隠れている裏通りという事になるな」


「そうそう。そんな感じ。

そこにある新しく綺麗なビルがあるんだけど、

その周辺で友達、いやクラスの子が見たって言ってたよ」


「あぁ、分かった。ありがとう秋葉」

俺は感謝を込めて微笑んだ。


「へ ? え、あ、う、うん。どういたしまして ?」

「んじゃ、秋葉。こんな時間だし俺はもう帰るな ?」

「え ? む、睦月くんもう帰るの ?」

「あぁ。秋葉にも迷惑掛かるしな」


「え、迷惑だなんて思ってないよ ?

むしろ........................................居てくれて嬉しいよ ?」


「ちょ、それは............何でもない」

冷静を保つんだ、俺は。


「ねぇ、睦月くん。文月から聞いたんだけどさ、

弓張月高校から睦月くんと一緒に赤雪高校に転校した子、

ええっと..........。錦織さん ?そう、錦織水篶ていう

女友達が出来たんだって ?」


「な、文月の奴...............。後でコロス」


それを聞いた秋葉が笑ったが表情を変えた。


「ねぇ睦月くん。提案があるんだけどさ、いい ?」


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