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脱出不可能  作者: 風雷寺悠真
第5章親友との再会篇
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親友との再会篇part5 “持つべきものは普通じゃない友達„

4階に着く。部屋の内装はこれといって特徴のある

ものは何もない。あえていうのであれば

ファンの回っているダクト口、出口の電子ロック錠

の2つぐらいであとは何もない。

どうやらこの階の目的は“俺を閉じ込める事„の様だ。



「上の階に上がるにつれて薄々分かってたが

この脱出ゲームを作った奴は俺を殺しに来てる様だな。

だが、可能性はある。不可能を可能変えるものが。

時間が少しかかるかもだが」


俺は携帯を取り出し、文月に電話をかける。


「もしもし ?文月か ?」

「あぁ、どうした ?睦月。睦月から電話は珍しいな」

「お前の勘を信じようと思ってな」

「どうしたいきなり ?」


毒ガスが4階に入って来た。


「いきなりで済まないが、5桁の数字を

言ってくれ。なにかないか ?」


「どんな分類の数字だ ?」

「電子ロック錠の数字だ」


「場所は ?」


「弓張月駅から直ぐにあるビル群の

1番小さいビルの4階って言えば分かるか ?」


「あぁ、だいたい...........。

ちょっと待っとけ。30秒だ」


「あぁ」


キーボードを叩いている音がする。


「オーケーっと」

文月が言う。何をしたのか。


「睦月、もうそこから上に行ける筈だ」

「お前、何を」

「少しそこの防犯システムをハックしただけだ」

「オイ !!お前、ハッキングって」


「あ、俺がした訳じゃないぞ ?

詳しい事はまた今度な ?んじゃ、頑張れ」


「オイ ?文月 ?」

電話は切られた様だ。全く。


それより早くここを後にしないとな。


俺は電子ロック錠がかかっているドアを出て、

5階に向かった。


流石に文月がハッキングした。とは考えられないだろう。

一体どうやって俺を4階から脱出させたのか................。


引っ掛かることはとても多いが、持つべきものは


............................友達だな。







そろそろ面白くなります。

5、6階があくまでもメインなので。

あとはぶっちゃけやっつけです(笑)

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