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脱出不可能  作者: 風雷寺悠真
第4章赤雪高文化祭篇
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赤雪高文化祭篇part10 “いつも通りじゃない1つのメール„

警察の人達が駆けつけ事態を納め、

俺が家に帰って来れたのは深夜だった。

何せ、事情聴取の警察のおっさんが、


「またお前か。全く無茶しやがって。なんなら神代君だっけ ?

将来警察に来ないか ?好条件で優遇してやるぞ。事件2つも解決した学生

だからな。その辺の奴らよりマシだからな。どうだ ?」


と言ってきたが


「いいや。大丈夫ですよ。ただの偶然ですから」

と断ってからおっさんと話が弾み、取り調べでも何でもないのに

夜遅いからと言ってカツ丼を頂き、やっと家に帰れたのだ。


家に帰ると疲れのせいですぐに自分のベットに横たわり、

気がついたらもう、寝てしまっていた。




次の日。いつもの通常授業でいつもの1日を過ごした。

昨日の事が無かったかの様な普通だった。

だがいつも通りではない事があった。

それは携帯に届いたある1つのメールだった。


「お元気ですか ?私は元気...................かな。分かんないや。

睦月君は元気ですか。睦月君、また事件解決したって聞いたよ。文月から。

弓張月学園の事件も今回の文化祭の事件も解決したってね。

カッコいいなぁ。睦月君は.............いつも。

いきなりだけど睦月君、覚えてる ?“あの時„私を助けてくれた事。

睦月君はあの時、私にいつでも守ってやるって言ってくれたの

嬉しかったんだよ ?でも今となると少し恥ずかしいね。

今の睦月君はきっとあの時よりカッコよくなってるんだろうなぁ。」


とあった。そして1番下に、凄い下に

「...................................................................会いたいなぁ」

と書かれていた。このメールの送り主は中学生時代、

文月とともに仲良くしていた紅 秋葉からだ。

会いたいなぁとある。最近、会ってないからな。


秋葉か.........................。


「グッッッッッッッッッ。ァァァァァァァアアア !!!!!」

まただ。俺が昔の事を思い出そうとするとこの様だ。


なぜなんだ。俺は痛む頭を抱え、思い出す事にした。


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