表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
脱出不可能  作者: 風雷寺悠真
第13章人造能力者研究開発局篇
171/250

人造能力者研究開発局篇part4 “実験施設の場所とは„

向かった先は相変わらずの大崩壊地区。

どうやら政府直属超能力者特別研究開発機構人造能力者研究開発局とかいう

長い名前の機関の実験施設はこの放置された地区、闇に包まれている

この場所にあると島鮮科せんせーから受け取ったものに記されていた。


では初めて五十嵐に会った赤雪駅の裏通りのビルはなんだったのかと

考えられるがあの場所は人造能力者研究開発局ではあるが

本当の場所を隠すためのフェイクということだろうな。

あんな場所に人体実験をしている施設などあったら流石にマズイだろうしな。


大崩壊地区とは言っても大クレーターがある付近の場所ではなく

さらにその奥、過去は緑が沢山あったであろう場所に来ていた。

その場所は今では森林という森林が伐採し尽くされただの廃れた土地、

痩せた土地となっている。


森林減少で地球の温暖化が進むとされていた筈が今では

科学の力でオゾン層を補強することが何年か前に成功しいるために

そんな森林減少なぞ気にしていないのだ。


この大崩壊地区は西に向かうに連れ、ビルなどはが減っていく。

代わりに発電施設や工場の跡地が増えていくのだ。

この場所にあり唯一大崩壊地区で壊れていない場所が島鮮科せんせーの言う

人造能力者研究開発局の実験施設らしい。


その場所は今、もう見えかかっている。

今見ているもの、それは巨大なダムだ。水は流れて来てはいない。

そもそも中の水はもう無くなっている。貯水する必要は無くなった

らしくこの建造物までもが放置されていたのだ。

そして相変わらず大崩壊地区ということもあり所々が白く変色している。


そしてそのダムの入口がある正面をを覆い囲うように

酸性雨で枯れた木々が生えており、それを囲うように高いフェンスがあった。


入口は島鮮科せんせーによると正面しかないようだが深夜の時間帯になると

正面を警備している奴らが手薄になるとの話だ。


その話は本当で俺はゲートを潜り抜ける事が成功し、

指定された侵入口にたどり着いた。その侵入口は下からダムに入るために

設置されている作業員入口だ。確かに簡単に入れそうだ。


そして俺は持ってきた月の石を片手に

政府直属超能力者特別研究開発機構人造能力者研究開発局の

実験施設があるとされているダムの中に入っていった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ