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脱出不可能  作者: 風雷寺悠真
第9章夏の推理小説部合宿・徘徊する殺人機篇
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夏の推理小説部合宿・徘徊する殺人機篇part9 “別荘での昼食„

2日目の朝。俺はいつもより早く起きた。

俺は部屋着のまま部屋を出てリビングに行くため階段を降りた。


リビングには斬月と水篶のいつも早起きしていそうな2人が

テレビを見ていた。


「早いな、2人とも。いつもは何時に起きてるんだ?」

「あ、睦月くんっ。おはよー」

「おはよう、水篶」

「僕はいつもは4時位に起きて竹刀を振ってます」

「流石剣道少年だな斬月。水篶はどうなんだ?」

「わたしは...5時くらいかなぁ?」

「2人ともやっぱり早かったか。まぁとりあえず俺もテレビを見ようかな」

俺はそう言うと空いていた水篶の隣に無言で座る。


「................」

俺達早起き組は皆が起きてくる昼前までテレビを見ていた。


そして全員が起きて来たので朝食を飛ばして昼食を作り始める。

今日は皆でご飯を作ることとなっていたのだ。

だが料理が出来るのは俺と秋葉、山吹さんしかいなかったため

キッチンには3人しかいない。


「んで何作ろうか秋葉に山吹さん」

「どーしよーかなぁ」

「........和食」

「和食か。良いな。山吹さんの言う通りテーマは和食でいこうか」

「わかったわ。何作ろ.............」

「...了解」


俺は...ぶり大根と肉じゃがかな。

俺達3人はテキパキとこなし1時間も経たずに出来上がる。


「じゃあ俺のは...肉じゃがとぶり大根」

「美味しいそう。...睦月って何でも出来るんだね、本当に...。羨ましいよ」

「ていうか神代先輩ってこんなに料理出来たんですね」

「バカアニキはこんなんでも料理は別格だぞ」

「お前ら誉めたところ何も出ないからな」


「じゃあ次はわたしね、わたしは...きんぴらごぼうとコロッケ」

「うわぁ...こっちも美味しそう...秋葉ちゃんなんでこんなに...羨ましい」

「お、秋葉の癖に良く出来てんじゃん。昔は...グハッ」


文月が何かを言いかけたが秋葉が腹パンを加え途中で途切れた。

そして最後に山吹さん。


「わたし、は..........和風サラダに味噌汁」

「美味しいそう...何で皆こんなに料理が出来るのかなぁ...はぁ」

「山吹先輩のもシンプルですが美味しそうです」


「よ、よし。全部整ったし食べようか。いただきます!!」

文月の号令で昼食が始まり、そして終わった。


俺のぶり大根がとても好評だった。

そして食べ終わった人から海辺に向かった。


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