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脱出不可能  作者: 風雷寺悠真
第9章夏の推理小説部合宿・徘徊する殺人機篇
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夏の推理小説部合宿・徘徊する殺人機篇part6 “別荘„

港に着いた俺達は文月の家が持っているクルーザーに

乗り込んだ。俺もこのクルーザーには初めて乗るがかなり大きい。

3階の作りとなっていてのんびりできるため俺は船内の

ソファーで横になった。文月は外でひなたぼっこしていてその近くで

本を読んでいる山吹さん。秋葉と水篶、皐月は文月の家の使用人に

教わりながら海釣りをしていた。

斬月は俺の近くで座禅をくみ、自分に真剣を立て掛け

瞑想をしている。


そんなゆったりとした時間もすぐに終わり、

プライベートビーチや別荘などの様々なものが建ち並ぶ島に

たどり着いた。


「よーし皆、着いたから一人ずつ荷物を出してから降りてくれ」

文月が言う。そして荷物も運び終え、文月の別荘の前まで来た。


「いやあ、大きいねぇ...。...うらやましい」

「いや、水篶っちゃんも長野に別荘あるんだから同じだよ」


文月と水篶のお金持ちトークが始まるのをよそに、

「なぁ、文月。暑いからもう入ってて良いか」

と俺が言うと、


「おいおい睦月、そんなに急がなくても」

「そうだよ睦月くん、まだまだ時間はあるし」


お金持ちの2人が俺に反論してくるが

秋葉も皐月も斬月も、山吹さんまでもが別荘に入りたそうにしていたので

文月はため息をつき、使用人に鍵を開けてもらい中へと先導した。


中は写真で見たより、より綺麗で広かった。

まだ時間は11時ということもあり、各自用意された客室で

海に行く準備をして海辺に集合となった。

まずは昼飯を食べるみたいだ。


客室に向かうためこの建物の中心にある階段で2階に上がり、

2号室に入った。ちなみに部屋数は14部屋あり、

文月が1号室で斬月が3号室、女子は俺達の部屋から階段を挟んだ反対側

で水篶は8号室で秋葉は9号室、山吹さんが10号室だ。

皐月は秋葉と同じ部屋になっている。


客室に入る。使用人も居るからか部屋は1度も使われていない位綺麗で

ホテルの部屋の様だった。


そんな綺麗な部屋で水着に着替え、黒っぽいパーカーを

はおって俺は階段を降り、海辺に向かった。


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