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脱出不可能  作者: 風雷寺悠真
第9章夏の推理小説部合宿・徘徊する殺人機篇
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夏の推理小説部合宿・徘徊する殺人機篇part3 “明日„

「よし。完成品を持ってきたぞ」


そう言い、しませんかせんせーは部屋から出てくる。

おそらく5分も経っていない。

どんだけの頭脳を持っているのか...。


また、しませんかせんせーが持ってきたものは2つの腕輪だった。


「それが今作ったものか?」

「あぁ、そうだ。これが君の持っていたもので作った手軽な物だよ」


「まぁこのサイズなら他人から見て違和感は無いし

多少の武器は生成出来るな」


「あぁ、全く。君は私の言いたいことを全て言う...。

護身用には十分な大きさに設定はしたつもりだが」


「あぁ、十分だ。一応感謝はしておくよ」

「一応か。まぁいい。じゃあくれぐれも合宿だったか ?気をつけたまえ」


「あぁ。気をつけるよ、例の兵器とやらをね」

「あ、本当に出くわしたらでいいのだが...」

「部品をサンプルとして回収しろ、だな。そんなものは頭に入っている」

「ああ、そうしてくれるとありがたい」

「じゃあ、俺はそろそろ帰るよ」


この部屋に窓や時計は無いがおそらく外は暗い。


「ああ、外は暗いしな。では、な」


そう、しませんかせんせーに言われ俺はラボを後にした。


弓張月駅に着くと俺はまた、いつものスーパーに寄り

夕飯の買い物をして家へと帰った。


家に着くといつも通り皐月が玄関まで迎えに来て、

俺は飯を適当に作って皐月と2人で食った後、

すぐにベッドで横になった。


なぜ横になったか。それは明日から3日間、合宿だからだ。

何が起こるか分からないが楽しもうと思う。

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