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脱出不可能  作者: 風雷寺悠真
第8章帰って来た日常篇
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帰って来た日常篇part5 “秋葉の誘い„

「早いんだけどさ、いざ夏になると色々売り切れてたりするでしょ。

だからもう買い物に皆で行こうよ。明日午前授業だし、ね ?」


なるほど。秋葉が言っているのは女子目線からなら

筋が通っているのかも知れないな。


「いいね、秋葉ちゃん。わたしは賛成かなぁ。睦月くんは ?」

「俺か...。まぁ皆がそうしたいのであればそれに従う、かな」

「じゃあ睦月くんはOKっと。じゃあお前。文月」


「おいおい秋葉、お前は酷いなぁー。もしかして俺にはツンツンして、

睦月の時だけデレるのですかぁっ」


その発言に対して秋葉は元々居たはずの場所から瞬時に移動し、

文月のみぞおちに蹴りを入れた。


「う、うるっさい。べ、別になんでもいいでしょ。

ま、とりあえず文月も良いようね、じゃあ令月ちゃんは ?」


「店...人多い。嫌だ」

「えー、行こうよぉ令月ちゃん。本屋も沢山あるかもよ ?」


「そうだよ。水篶の言う通り。行こうと思ってるのは

最近出来たショッピングモールだから本屋も沢山あるかもよ ?」


「...。じゃあそれの為に...行く」


「じゃ、決まりね。明日、家に帰れるのは11時位だし...。

12時半で。弓張月駅に12時半ね、宜しく!」


「12時半か。皐月も連れて来ていいか ?確かあいつも帰りが早い」

「皐月ちゃんねぇ !!いいよいいよー !!」


そう言ったのは文月だったが俺は「黙れ」と言い

軽くあしらう。


「あぁー。気づいたらこんな時間か。脱出ゲーム集中し過ぎて

時間がたつのを忘れてたわ。じゃあ今日はここまでってことで

皆、帰るぞ」


部長(一応)の文月がそう言ったので今日はここまでと

なった。夏物の洋服とかそういえば用意してないな。

合宿となると色々と必要そうだな。


仕送りを節約して貯めていたお金の出番だな。

俺は心からそう思った。そして帰路についた。

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