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序章
これは「私のトリップlife」の中で鷹明の友達の1人である康紀と咲の話しです。初めは暗いですが段々コミカルにしていく予定です。
そして、この話しだけでも単読できます。
「私のトリップlife」と関連しています。
私は重症患者でもう2年近く入院しています。そして、私の命はもう、尽きることでしよう。
私は高校2年生の時、体調不良に気付きました。でも、無理をして楽しい学校生活を満喫していたのです。
体が動き難くなった時はすでに遅し。そう、手遅れだったようです。
苦しい、辛い治療も頑張りましたが・・・・もう、無理。
私のベッドの傍では両親が泣いています。
私だって・・・・まだ、死にたくはありません。
私が健康であれば色々したい事もあった。 恋愛も。
なぜ、私なのでしょうか。悲しいです。
もし、神様がいたら言いたい。
神様は不公平です。意地悪です。
そして、私は神様が大嫌いです。
それから私は静かに目を閉じます。
そして私の頭の中は真っ白です。
暗い出だしからのスタートとなりました。