戦い
お久しぶりですサボってた訳では…ないんです…
後日修正しますね。
戦闘シーン難しいですねとゆうか、小説書くことが難しいけど頑張って書くのでよろしく。
現在修正中
今日は他の冒険者と戦うのか、どのくらい通用するんだろう。
寝ぼけながら朝食のスープを飲んでいると、先に食べ終えたザックさんに急かされる。僕は急いでスープと一緒にパンを飲み込んだ。
朝くらいゆっくりさせて欲しい…
「昨日も言ったが、今日は冒険者達と戦ってもらうからな」
「はい。どのくらい通用するかわからないですけど、頑張ります」
「まあ、ルークが負けることわないだろうな」
何故かザックさんは僕が冒険者達に勝てると思ってる。昨日ザックさんに手も足も出なかったんですけど…。
訓練場に入るとザックさんに視線が集まるが、皆黙々と稽古を続けている。
最初はザックさんがくるたび冒険者達は詰め寄って話しかけて来たんだけど、最近は誰一人ザックさんに話しかけない。ザックさんが声をかけると反応するので嫌っているわけではなさそうだ。
もしかして、僕に遠慮しているのかな?なんか悪いことしている気分だよ。遠慮せずに話しかければいいのにザックさんも寂しがってると思うし。
「お前たちちょっと来てくれ」
ザックさんが大きな声で呼びかけと、ものすごい速度で冒険者たちが集まる。
「今からルークと戦ってくれないか?」
ザックさんがそう言うと、20代くらいの若い男の冒険者が名乗りを上げた。
「俺はいいですけど手加減できないですよザックさん」
「おう、大丈夫だ」
何故か、他の冒険者達はて名乗り上げた一人の男を心配そうに見つめていた。
「俺の名前はナットだ。手加減はしないからやばかったら早めに降参するんだな」
「僕の名前はルークです。よろしくお願いします」
挨拶を交わした後お互いに武器を構える。
この人も剣を使うのか剣なら何とか戦えるかな?あれだけザックさんに鍛えられたんだから。
開始の合図とともにナットさんは動き出し直ぐに距離を詰めて攻撃してきた。剣を構えて迎え撃つ。何度か攻撃を凌いでいるとナットさんは後ろに下がった。
ザックさんと比べて剣が全然重くないんだけど、もしかしてナットさん手加減してくれてるのかな?
それになんか攻撃を仕掛けてこなくなったんだけど…「かかってこい」と言ってるのかもな。それならそうさせてもらうか。
距離を詰めて、上から振り下ろすように剣を振ると、ナットさんは衝撃に耐えれなかったのか、少しバランスを崩した。
僕はその隙を見逃さない。すかさず二度目の攻撃を仕掛ける。
先ほどとは反対に下から剣を弾くように攻撃する。すると、ナットさんが持っていた剣は手から弾き飛び地面に転がった。
「俺の負けだ」
「よし、次誰かルークの相手をしてやってくれ」
ザックさんが声をかけるが誰一人返事をしない。
「魔法を使用してもいいなら私が行きます」
「いいぞ。そのぐらいしないとな」
え、魔法?この世界に魔法が存在したんだ。今まで見たことも聞いたこともなかった。それより…。
「あの、ザックさん魔法なんて初めて知ったんですけど…どう対処したらいいんですか?」
「今教えてもすぐには身につかないから今回は頑張って凌ぐんだ」
うん、こうなると思ってたよ。やるしかないな。
気合を入れなおして目に前にいる冒険者に目を向ける。手には魔法に使用するのか杖らしきものが見える。そして白色のマントを身に着けている。
動きにくそうな服だな。始まった瞬間直ぐに距離を詰めれば勝てるかもしれないな。
「私はリンナよろしくね」
「ルークです、よろしくお願いします」
挨拶を交わしお互いに武器を構える。ザックさんが始まりの合図をかけた瞬間僕はすぐさま距離を詰めようとした。
だがその前にリンナさんの杖から魔法が放たれた。炎の弾が僕の目の前に迫り来る。僕は慌てて回避をする。
「う、わぁ」
危なかったもう少しで回避が遅かったら当たってたよ。着弾した地面黒くなってるんだけど…これ当たってたら大怪我してたよ。ザックさん僕に恨みでもあるんですか!危なすぎますよ魔法!
「な、何でよけれるのよ!ならこれならどう」
再び魔法を放とうとすリンネさんに対して僕はすぐさま距離を詰め、喉元に剣を突きつけた。
「ま、負けました」
青ざめた顔をしたリンナさんが負けを告げ終えると、周りの冒険者たちから歓声が沸き起こった。
「流石だな一撃は喰らうと思ってたが避けるとはな」
「ザックさん流石に教えておいてくださいよ魔法の事。今日初めて見たんですからね!当たってたら大変でしたよ!」
声を張り上げながらザックさんに抗議していると、周りにいた冒険者から驚愕の声が漏れた。
「魔法を所見でよけれるとかもう人間じゃないだろ」「流石ザックさんの弟子だわ」「もう俺たちじゃ相手になりそうにないな」
そしてこの戦い以降、僕に挑む人はいなくなってしまった。
「どうしたもんか、ルークの相手をできる奴はいないみたいだな」
「なら、魔法について教えてくくださいよ。何も知らされてなかったんですから!」
そう僕は魔法について知らない。ザックさんが魔法を使ったところ見たこともないし、魔法使いっぽい恰好した人はいたけど、稽古で忙しくて深く考える暇もなかった…あれ?もしかして剣を教えるために魔法について伏せてたとかじゃないよね?
「ルークに魔法の才能があるかわからないが、先に魔法を使えるようになると、根気がいる剣の稽古などしなくなり、魔法の練習ばかりするようになる。さっきの戦いで、魔法使いが剣を使えてたらどうなる?」
確かにあそこから剣での勝負ならまだ勝ってたかわからない。それにもし魔法を使いながら剣を使えるなら僕は負けていたかもしれない。
「まだ勝負は決まってませんでした」
「そうだ。だから魔法を覚えるのは剣が一通り出来るようになってからの方がいい。魔法使いでも剣の実力もある人は幼い頃から剣の稽古をしていたそうだ。実際に聞いたからな」
「ちゃんと考えておしえてくれてたんですね。」
「当たり前だ。だから今は魔法の事を忘れて剣の稽古に励むんだぞ」
「はい」
最初の頃は「早く強くなりたい」と気持ちを入れてで訓練をこなしていたが、今の僕は「いつになったら終わるのか」だけを考えて訓練をこなしていた。これからは心を入れ替えて訓練しないとな。
ザックさんの話を聞いた後僕は気合を入れ直し、訓練に励んだ。
今日の訓練が終わりお風呂で寛いだ後、僕が部屋で休んでいるとザックさんが声を掛けて来た。
「ルークこれを見るといい」
「これは…」
ザックさんから渡されたのは魔法についての本だった。
。魔法設定どうしようかなー