二十九話 伴う結果
目の開けたら、一体何度目か分からない知らない天井だった。今度はここまでのことを覚えているが。
まあ、それは置いておいて、はっきり言って、突破口はあるのだろうか? 手も足も動かせなかった。
そして、どうしよう。何故かルナを見るのすら渋りそうなんだが。本能的に分かるが、年下を見ると、スゲェ怖いあれである。恐怖症が違うものでまた発症してしまった。
とにかく、物は試しである。隣にいるはずのルナの方へ視線を向ける。
結果としては、恐怖ではなかった。なんというか、罪悪感のような感じだった。
ムルサさんが死んだことを見たためか、人が死んだことを想像してしまうようになった。
あんな辛い経験はしたくない、という切実な思いからか、人を見ると死んでしまうことを想像し、結果としてムルサさんが死んでしまったことを思い出し、そしてそれの繰り返しである。
これ以上はヤバイ気がして、ルナから視線をそらす。
だが、これからどうしようか。どうにかしてルナだけでも逃がしたいんだが、俺が連れて行くことができない以上は極狼さんに連れて行ってもらうしかないが、やっぱりあんだけ強そうだと抵抗とかあるかもしれないな。
「どうしよう、本格的にどうしよう」
「何かあったの? 急にここから息巻いて出て行ったかと思ったら気を失って戻ってきたけど?」
待って。ルナさん、待って! 痛い、言葉が痛い。『息巻いて』のあたりが特に!
うぅ、いやまあ本当に息巻いてたから何も言えないんだけどさ? とりあえず俺はあんたのことを村に送り届けたいんだけど。
なんというか、俺はそうだが、もしかしたらルナも帰りたくないのかもしれないなぁ。俺はムルサさんのことで、ルナは村長に、簡単に誘拐されたこととかを怒られそうだ。
そういや、こうして誰かから怒られることを想像したのも案外久しぶりかもしれない。前世は基本的には親とは顔合わせなかったし。親も俺のことを怒ろうとはしてなかったし。そもそも引きこもっている以外で俺、悪いことしてない。そういうわけなので、3年は明らかに越しているだろう年月は怒られていないので、本当に久しぶりである。
「おぉ、起きたか」
「あ、極狼さん。いやぁ、なんか迷惑かけたようで。申し訳ない」
「全くだ。急に倒れるから驚いたぞ」
いやはや、お耳がお痛い。
まあ、さすがに思い出したくもないな、あの夢は。冗談抜きであれは無理。
まあ、どうにかしよう。とりあえずあの夢を見たらとにかく起きる。以上。
よし、思考終了。久しぶりの二度寝を執行した。
どうしてだ。本当ならもっと寝たかったはずなのに。体感時間的には数分も寝てないんだけど。
何のせいだよ、俺に寝させろ! 俺は今! とても! 眠いんだよ! ………………眠いんだ、よ?
そういや、全然普通に寝れたから気にしてなかったけど、寝る前は一切眠くなかった。え、なんで? え、え、まじでなんで? 眠らなくてもよくなったのは確か『自己再生』のおかげ…………え、これまさか『自己再生』のせい? 眠らなくてもいいっていうのは、もしかして眠くならないってこと? え、しかもこんなに早く起きちまうってことはもしかして眠りまで浅いってのかい? だから多少の刺激で起きてしまう、と? ちきしょぉ! 俺に安眠をくれぇ!
眠らなくていいし、眠くもならない。しかもすぐ起きれる。
これが強者の体か。いや、龍人だけどね。強者でもなんでもないけどね!
まあ、そういうわけでつけた予想では、俺はもう一度寝れるはず。二度寝と呼べる時間まではどれだけ起きても俺は寝るぞ。それが、二度寝でなかったとしても。
というわけでおやすみなさい。
「おい、起きろ! いつまで寝ているつもりだ?」
「おぉう!? びっくりしたぁ。俺はいくらでも寝られますよ。と、いうわけでおやすみ、なさらせてくれないんですね、分かります」
それで極狼さんは一体俺に何の話があるんだ? この俺の眠りを妨げるとなるとそれ相応の重要さが必要ですぜ。
…………そろそろ俺は格上に対して調子に乗ることの重大さを知った方がいいかもしれない。極狼さんに考えを読まれたのか、視線がひどく鋭くなっていた。ヤベェ、本格的に死ぬかもしれない。
「許してください。それで? どんな用件ですか?」
「侵入者だ。おそらく私と戦いだした時に発した殺気やら気配やらがこの洞窟の外に漏れ出したんだろう。貴様、だいぶ危険生物として見られているようだぞ」
「なん、だと!? いや、さすがにそれはないですって。俺はか弱い龍人ですよ?」
「気配は一級品だがな。そういえば30年前にもこのような気配は感じたことがあったぞ」
「へぇ、自分ではよく分からんがそんなにやばい気配を持ってる奴が30年前にいたってどういうこと?」
「知らん、勝手に出てきた。私は面倒くさくて会ってすらいないがな」
いや、頑張れよ。引きこもりから一生抜けだせねぇじゃねぇかよ。諦めんなぁ!
というか、侵入者って。俺に何をしろって言うんだよ。悪いが一定以上進めないぞ。
「何をしろって言うんですか? 悪いですが、ほとんど役に立ちませんよ?」
「いや、少しは役に立ってくれ。貴様が撒いた種だぞ?」
「ちょいと何を言っていらっしゃるのか、分からないのでございますか」
「おい、貴様分かれ!」
「いや……でも俺別にわざとじゃないですから、気にしませんよ。大丈夫です、許してくれますって」
「いや、どうして私が悪い、みたいになっているのだ。私は悪くないぞ」
「まあ、仕方ないか。分かりました、行きますって。ただし役に立ちませんし、ある程度のところまでしか行けないので気をつけてくださいね?」
「分かっている。それでもいいからついてこい」
そういうわけで、俺は極狼さんについていく形で立ち上がった。
あんまり気は進まなかったものの、まあ、自分が撒いた種だという話をまさかの極狼さんがしているので、行かないと何をされるのか分からない。仕方ない、行ってやるかぁ。
とりあえず今いた空間からは出て行く。ちなみにルナは置いておく。色々あったからな。あんまり負担はかけたくない、というのが本音だ。
さて、と。まあどうせ極狼さんの後ろをついていくだけなので考えておくが、一体どんな奴が来たんだろうか。物好きもいたもんだなぁ。俺みたいな龍人をわざわざこんな洞窟まで来て探すかね? おかしいと思うなぁ。
そういや、やられたと思って気絶した時に戦ってた冒険者の人と同じような感じだろうか。
「うお、いたな」
気づいたらいたもんで、いや本当に気づいたらいたもんだから、思わず極狼さんの後ろに隠れる。あぁ、びっくりした。
いや、不意打ちは卑怯だろう。
「おい、いたぞ! 気配からも明らかだ! 奴がそうだ!」
えぇ、誰? 奴って。
何? 外ではそんなに大層なものに仕立て上げられてるの? まじかよ。外に出たくないぞ。
あ、そういやあの能面みたいな仮面、つけるの忘れてた。あれつけてないと、特定されそうで怖いんだけど。
おい、極狼さん。これどうするんだよ。俺、めっちゃやばいやつやんけ。
弁明するために極狼さんの体を後ろに隠れたまま、聞こえるように声を出す。
「あ、あのぉ、俺、そんなにやばいやつじゃないと思うんですけど………」
「やめろ! 騙されるな! 奴らは俺らを騙しているんだ!」
んん? なんか見たことある気がする。少しずつ極狼さんから身を乗り出す。そして気づいた。
あ、こいつ、というかこいつら、見たことあるぞ、と。あれです。ダンジョンに入って、最初に会った人たちである。今のところ、唯一話していた女の人は今の所見えないが、とりあえず自分の潔癖を証明したいんだが。
まあ、いったん落ち着いて極狼さんの陰にもう一度隠れる。そして懐を漁って、ローブの中に入れておいたはずの仮面をつける。
うむ、なんかこの仮面、しっくりくるな。
仮面もつけた。あ、息整えてない。よし、ふぅーふぅー。これで大丈夫、なはず。断定はしない。だって、知らない人の前に出るの怖いし。
そして前に出る。
「何が勘違いしてるみたいだから言っておくが、俺はそんなことはしていない、騙していない」
「な、何であんたがここにいるんだ!?」
「というか、どうしてこんなところにいるんだ? 俺は逃げろと言ったはずだが?」
「い、いやあんたに言われて、帰っていたところで殺意やた気配やら魔力やらが一気にこっちまで押し寄せてきたもんだから、一応様子を見に来たんだ。あんたが向かった方だったから、っていうのもあるが………」
「むぅ、それは申し訳ないことしたな」
「いや、無事ならいいんだ。だが、どうしてそんな危険な魔獣と共にいるんだ?」
「……………………あ、あ…あぁ……えぇとぉ? そっうだなぁ」
やっべぇ! どうしよう、どういう設定にしたらいいんだ!? え、いや、打ち合わせも無しにそれはきつくない!? いや、まさかそんな、ねぇ!? 知ってる奴だとは思っていなかったからさぁ! そこまで聞かれるとは、思わなかったよ!?
「ふん、そんなことに理由などないわ! 強いて言うならこやつが強者であると私の本能が言ったからだ」
「な、なるほど、なのか?」
えぇと、極狼さん、ナイス? まあ、お手柄ですありがとう。
とりあえずこの設定でいこう。事実だし。できる限り、胸を張って堂々と!
「うむ、そうだ!」
「え? あ、いやマジで?」
「ああ、もちろんだ。マジだマジだ、もうガチでガチのマジだ」
うん、間違えた。
なんかヤケクソにヤケクソを重ねてしまった。あ、あ、あ、やべぇ。頭がいかれた奴を見る目で見られているぞ!
別にそういうので興奮するような変態ではないので、そういう目はNGです。
さて、このあとどうするべきか。とりあえずこの人たちには引いてもらうしかないか。この人たちに心配かけるのは筋違いだろう。
「とにかくだ! 心配はいらん! お前らは帰れ。こんなことに時間を取らせるわけにはいかん」
「そうか。だが、あんたは俺らを助けてくれた。少しは心配させてくれ。そして、本当はあんたがいたとしても言うなと言われたが、言っておく。俺らの後ろにもう1パーティーいる。気をつけろ」
「ああ、ありがとう。気をつけて帰ってくれ」
後ろにもう1パーティーいるのか。つまりはもう一回、この面倒なことをしなければいけないと。そういうわけですか。
まあ、甘んじて受けよう。事実俺のせいだし。
俺に忠告をして、することしたのか、帰って行った。おう、元気でな。
「極狼さん、聞いてましたか?」
「聞いていたわ! どれだけ耳が悪いことになっている!?」
「おおぅ、ナイスツッコミですぜ。まあ、そういうわけでもう一つ来るそうなので、さっきと同じ設定で話進めようと思ってるんで宜しくお願いします」
「ああ、あのことか。いや、どうにも今度は話を聞いてくれそうな感じではないぞ」
「え? どういうこと?」
「会えば分かる。待っていろ、近づいてきたら知らせる」
おお、どういうことなのかまるで意味が分からないが、まあいいか。会えば分かるらしいし。
そういうわけで、待つこと数分。
おう、なるほど。そういうことか。スッゲェ堅そうな騎士が何人も見えてきた。これはまあ、どうすればいいのか。うん、確かに話聞いてくれなさそう。知ってるよ! こういう人たちは基本的に話聞いてくれないって!
いや、決め付けは良くないな。もしかしたらちゃんと話したら伝わるかもしれない。伝われ、この悪意のない純粋な思い。
「あぁー、話し合ったりしません?」
「するはずがないだろう、貴様は邪悪な魔人だ。聞く耳など持っていない!」
おおぅ、圧倒的暴論。わたし、まじん、ちがう。どっちかっていうと、りゅうじん。
まあ、本当に自分の意見など聞かれていないようなので、とりあえず極狼さんの機嫌が損なわれないように上手く会話しないと、俺が死に、ついでこの人たちも殺されてしまう。
「極狼さん、とにかく落ち着いて」
「ああ、分かっている。とりあえずこいつらを殺してもいいか?」
「ああ、落ち着いていただかないと困ります、お客様」
一切落ち着けてねぇ。思わず店員しちまったじゃねぇか。どうしようどうしよう。このままじゃ騎士みたいな格好してる人たちが極狼さんに殺されてしまう。
「ひとまず落ち着いてくださいな。ここで騒ぎ起こしたら面倒ですって、多分」
「分かってはいるが、しかしこいつらはあまりに無礼だぞ。殺そう、ああ、殺してしまった方が良いだろう」
「いや、本当にやめた方がいいと思います」
必死に止めるが、やべぇ、本気で殺そうとしてるぞ。このままじゃ本当にこの洞窟の中が大惨事だ。
止めろぉ! このままではお茶の間からリバースが多発してしまう!
さすがにそれはないはずだとは思うが、俺にしか止められない気がするので、とにかく止めにかかる。
「いやいや、落ち着いて落ち着いて。ヤバいですから、本当にヤバいですから!」
「ふむ、貴方がツカサですかな?」
「あ? 急になんだ?」
「貴方が登録したギルドのギルド長です。不穏な気配を察知したため、こうして騎士殿を募って様子を見に来たわけですが……………残念です。有望な冒険者を一人失ってしまうとは………しかし平和のためです。死んでください」
「は? いや、何を言っている?」
思わずもう一度聞いてしまう。
いや、急に話し出した奴の役職がギルド長とやらなのに関しては何も言わないけど、何で俺、急に死ぬことになってるの? え、いや、え?
「どうしてそんなことになっている? 何をしたというのだ?」
「貴方がそうして危険度『SS』の魔獣である極狼と共に行動しているのがその良い証拠です」
「おい、あいつは私が極狼であると分かっているぞ。なのにどうしてお前は分からないのだ」
「いや、だから俺、転生者だって言ってるじゃないですか」
「ほほぅ、なるほど。貴方は転生者でしたか。気配が圧倒的に濃いのはそのせいですか」
あ、やべ。言っちまったぜ。まあ、別に隠して生きていくつもりでもなかったから、いっか。
ただし、そんなヤバい目で見るな。俺はそういう系のヤバい人ではございません。
「そうですか、そうですか。転生者ということは強力な技能を持っているということですか………では出来ればその技能の能力、上限、対処法など、すべての情報を吐いてもらいましょうか」
「いえ、遠慮させていただきます」
「ほら、こういう奴らが大多数だ。だから人種は好かん」
「まあ、そんなもんですよ」
いや、でもこいつ本当に変態かよ。そして俺は『自己再生』のことは絶対に俺は言わないぞ。この固有技能さんは俺を何度も助けてくれたんです。
というか能力以外の、上限と対処法は一切分からないぞ。もしかしたら死んでも再生するかもしれないけど、体だけかもしれないし、対処法もそうだぞ。試したくもない。
「とにかく嫌だな。俺はお前の手には落ちないし、技能の情報を提供もしない」
「ほう、強情ですな。では力づくて行かせてもらおうか」
「ええ、いや、子供かよ」
ギルド長が手を挙げる。それが合図だったのか、ギルド長の後ろにいた騎士たちが俺らに向かって走り出す。極狼さんは俺への忠告通り、話が通じないのが分かっていたからかすぎに戦闘態勢に移行したが、俺は頑張れば話くらい通じると思っていから、思わず反応に遅れた。
おお? そんなに早くないぞ? いや、冒険者より弱いって騎士様大丈夫?
うん、そして俺は別に相手にしなくても良さそうなんだけど。極狼さんが殺る気満々なんですが。どうしよう、皆殺しだよ。とても子供に見せられる光景ではなくなってしまうぞ。
やべぇ、でも止められそうもない。よし、『自己再生』さんのことは別にバレてもいいから、放心状態でいよう。
うわぁ、すげぇ。強そうだった騎士さんたちがあっけなくただの肉塊と化してしまっている。瞬殺じゃん。元気でな、騎士さん。
「少しも楽しめんな。まだこやつの方が骨があったぞ。まだ戦ったわけではないが」
そう言って、戦いながら! 俺の方を向く極狼さん。大事なことなので二回言いたい。戦いながら、である。何この狼さん、怖すぎる。
「なるほど、これが『SS』の力というわけですか…………しかしツカサさん。ここは引きますが次は必ずその技能の情報を引き出させていただきますよ」
ああ、お早いお帰りで。でも、別に返す気がないわけだが。これ以上誰かが来ても困るし。あんまり俺の情報売られて裏切り者扱いされたくないしさ。
『血への渇望』を発動させて、目の前にまで移動する。
「逃すと思うか?」
いいえ、逃がしません。
魔術で足を拘束。倒れるのを確認してから、しゃがんで喋り始めた。
「うん、とりあえず逃げるって発想を今すぐ消した方がいいと思うぞ?」
うん、良かった。ちゃんと頷いてくれている。これでギルド長は逃げないだろう。
とりあえずギルド長は極狼さんに任せていくことにして、俺はこのよく分からなくなってしまった肉塊をどうにかしよう。
そして視線を上げた時に思わず目を見開く。
そこにあの夢があったから。どうして………あそこに? なんであんなところに夢で見た光景が写っているんだ? いや、いやいやいやおかしいだろう。
え、こんなすぐに二度も見ることは生前でも一度もなかったぞ。なのになんでこんな早くまた同じ光景見てんだ!?
「どけ」
恐怖のせいかギルド長は聞こえていないようで、なんの反応もしない。
それにイラついたために、今度はでかい声で言う。
「どけっつってんだろうが!」
思わず『操炎』が発動し、俺の体を炎が包む。そのままの勢いで『炎天龍』を発動させる。
「『炎天龍』!」
「お、おい! その魔術はまずくないか!?」
極狼さんがなんか言っているが、気にせず魔術を発射した。
魔術を構築する際に手加減なんてしなかったから、当たり前のように最大出力。そういうわけで洞窟を埋め尽くすほどの炎が俺の掌から噴出された。狙いはつけたが、それでも洞窟を覆い尽くすほどの大きさだとギルド長まで巻き込むわけで、つまりはギルド長が焼け死んだ。
「だから止めたのだ。この後、これを片付けるのは私だというのに」
「ああ、すいません。でも、その、あそこにいたんですよ」
「はあ? あそこって。どこにも何もいないぞ?」
いや、見られないのは当たり前だ。俺が勝手に見ているだけの光景だからだ。
黒こげになったギルド長を一瞥してから、遅れて一気に罪悪感が押し寄せてきた。この前に初めて人を殺した時には出てこなかったせいで驚いた。
一度膝が地に着く。息も荒くなる。くそ、どうして急にこんなことになったんだ。この前は特になんともなかったじゃないか。
考えても仕方ないか、とりあえず休もう。
勝手に人を殺して、それに対しての罪悪感も急に芽生えて……………………勝手すぎる。
ただただ、大きな罪悪感と、大きなため息が体の内側から漏れ出た。
そのあと半日くらい寝込んでルナに怒られたのは内緒。しかも起きた瞬間に処分が面倒臭かったって、怒られたのも内緒である。
ちなみにめっちゃ怖かった。
書き溜めは万全! 執筆速度も上がって、ラストまで書き上げております!
ここから多分毎週、休まずに土曜日か日曜日に投稿すると思いますので、一章終了まで突っ走らせてください。




