表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者召喚に巻き込まれたけど、異世界は平和でした  作者: 灯台


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1699/2539

シャローヴァナルとの建国祭昼⑥

残業で帰宅が遅れまくったので、短めです。



 シロさんのお返しというか、俺がやったことをそのまま返されて100回好きという言葉を告げられたのだが、本当に破壊力が凄まじかった。

 終わったいまでも少し頭がクラクラしてるような気がする。なにをしていたか忘れそうになってしまうが、軽く頭を振って気を取り直す。


「とりあえず、ゴンドラの速度は戻してくれません?」

「もうとっくに戻っていますが?」

「え? あ、本当だ」


 結構時間が経過したはずなのに、世界的にはまだ全然時間は進んでないとそう思って告げると、どうやら既に延々と引き延ばしていた時間は元に戻っているらしい。

 たしかに窓の外を見てみれば、景色が動いているので時間の流れは正常に戻っているみたいだ。とはいっても、景色を見てみると出発地点からまだあまり離れていないので、動き出したのは少し前といったところだろうか?


「……うん?」

「どうしました?」

「ああ、いえ……なんか少し違和感というか……う~ん」


 よくは分からなかったが、窓の外から見える景色に違和感を覚えた。というのも、当然建国記念祭の会場を見下ろす形なので、多くの人の姿が見えるわけなのだが、不思議と皆こっちを見ている……というか、空を見ているような気がした。

 しかもなんか、中には祈るような姿勢の人も居たり、涙を流している人が居たりするように見えるのは気のせいだろうか?


 そういう人たちの視線を追うように空を見てみるが、特に変わったものは見当たらない。もしかしたら、シロさんとイチャイチャしている間に花火かなにか上がったのかもしれない。


「……まぁ、なんでもないです。とりあえずせっかくですし、景色を楽しみましょうか」

「そうですね。ところで快人さん、ふと気づいたのですが……」

「うん?」

「キスがまだですよ?」

「ううん?」


 なんだろう、また妙なことを言い出したということだけはハッキリわかった。心の底から疑問なのだが、いったいいつの間にキスがどうという話になったのだろうか? 話の前後が繋がってないですか!?


「なるほど、快人さんの疑問はもっともです」

「ですよね! 景色の話してたのに、急に切り替わり過ぎですよね!?」

「そうですね」

「……」

「……」


 ああ、別に理由を説明してくれたり、違和感が無いように話を仕切り直すとかするわけではなくただ同意しただけか……。

 え? これどうなるんだ? その、展開的に……。


「快人さん」

「はい?」

「キスがまだですよ?」


 ごり押しする気だ!? この神様、根拠とか理由をこじつけたり、なにかしら説得を試みるでもなく、ごり押しで要望を押し通す気満々だ!?

 い、いや、なんとなく経緯は分からないでもない。先ほどまで散々互いに好きだと言い合って、いいムードはできていたのでその流れでということだろうが……そんなストロングな要求されると、雰囲気とかは全部吹き飛んだんだけど!?


「……また外の景色止まってるし!?」


 こ、これは完全にアレじゃないか、キスをするまで再び動かない感じでは……?




シリアス先輩「いちゃらぶ、おかわり?」

???「胃痛もおかわりしそう……」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言]  あっ、そっか、時間を止めていたから快人さんは外の状況を何も知らなかったんだ……ほぼ予想的中してるけど、さすがの快人さんでも、空が暗くなって幸せの文字が流星群のように空を覆い尽くしていたとは…
[一言] 流れて気にキスも100回かな
[良い点] 新しいワード「いちゃらぶおかわり」 新しいワード「胃痛おかわり」 ひとつめはいいとして、二つ目は特定人物にとってはいつものことだな [一言] ある意味、アリスちゃんに「胃は鍛えたほうがいい…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ