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ナイトマーケット③

あ、ありのままに今日起こったことを話すぜ。

私は今日早朝にしっかり執筆をして、今日の更新はこれで大丈夫だと意気揚々と外出した。そして、夜に帰宅し、さあ更新しようと思ってファイルを開いて気付いた。

私が朝執筆していたのは、更新分ではなく『WANAGEとかいうわけ分からんスポーツが題材の物語の設定』だった。

勘違いだとか、催眠術だとかそんなちゃちなものとは断じて違う。もっと恐ろしい『アリスちゃんロボの再来』を体験した気分だ。


※というわけで今回のあとがきは本編の倍ぐらいあります



 日用品の並ぶナイトマーケットを歩いて行っていると、不意に周囲の雰囲気が変わる。というのも、道の左右にある店に食べ物や飲み物の店が増えてきた。


「この辺りから、食材とかを扱っているエリアみたいですね」

「はいぃ。食べ歩きができる品もあればぁ、加工前の食品を取り扱っている店もありますよぉ」

「なるほど、ちなみにイルネスさんは何を買いに来たんですか?」

「ブラッドベリーという果実ですねぇ。ジャムに適しているので、様々な場面で使えますよぉ」

「あっ、もしかして朝食とかで使うあの真っ赤なジャムって……」

「その通りですよぉ」


 朝食などでよくパンと共に出てくるジャムがあって、非常に美味しいジャムなのだが……見た目はイチゴジャムなんだけど、味はイチゴとは少し違う感じで気にはなっていたが、ブラッドベリーのジャムらしい。


「結構珍しい食材なんですか?」

「珍しいと言えばぁ、珍しいですねぇ。人界には無い食材なのでぇ、魔界に買いに来ないと手に入りませんよぉ」

「ふむ……ナイトマーケット限定ってわけではないんですね」


 てっきり来る前に言っていたナイトマーケットでしか手に入らない食材のことかと思ったのだが、イルネスさんの口ぶりだとナイトマーケット以外でも買えそうな感じだ。


「そうですねぇ。ナイトマーケットでしか買えないものだとぉ、いくつかありますがぁ、あちらにある~『常夜の雫』という果実などがぁ、該当しますねぇ」

「常夜の雫? なんか、物々しい名前ですね」

「日光に当たると著しく味が劣化してしまう果実でぇ、栽培が難しい品ですねぇ。もちろん売る際にも~日光に当ててはいけないのでぇ、ナイトマーケットなどの~夜にやっている店でぇ、取り扱っていますぅ」

「ふむふむ、美味しいんですか?」

「ジュースにするとぉ、爽やかで美味しいですねぇ。ちょうど~あちらに売っていますよぉ」


 イルネスさんが示した方向を見て見ると、そこには常夜の雫のドリンクと看板が付いた出店があった。その店頭に常夜の雫がディスプレイとして飾られているのだが……パッと見た感じでは、形状はイチジクのような感じで、色が真っ黒だ。

 しかも、ここでしか買えないと聞くと味わってみたくなるのが人の性……せっかくだし、買ってみることにしよう。


「せっかくなので、買ってみようと思うんですが……イルネスさんもいりますか? 買ってきますよ」

「そうですねぇ。私は~一杯だと量が多いのでぇ、カイト様のを~数口分けていただければぁ、十分ですよぉ」

「なるほど、分かりました。じゃあ、買ってきます」


 イルネスさんの言葉に頷いて、意気揚々と出店に向かおうとして……途中で足を止める。


「……えっと、すみません、イルネスさん。聞き間違いかもしれないんですが、さっき俺が買ったドリンクを数口分けて欲しい的なこと言ってませんでした?」

「カイト様さえ~お嫌でなければぁ」

「……い、いや、別に嫌とかではないんですが……イルネスさんは、それでいいんですか?」

「なにがでしょうかぁ?」

「い、いえ、なんでもないです。買ってきます」


 間接キスみたいになってしまうのでは? と、一瞬そう思ったが……よくよく考えれば、ストローで飲むタイプとは限らないわけだ。

 イルネスさんは平然とした感じだし、たぶんコップで飲むタイプなのだろう。それなら、口を付けたところだけを避ければOKだ!


「すみません、ひとつください」

「サイズが、大中小とあるけど?」

「じゃあ、中でお願いします」

「はいよ。じゃ、4Rね……はい、どうぞ」

「ありがとうございます……蓋、ついてるんですね」

「うん? お客さん常夜の雫のドリンクは初めてかな? 日光ほどじゃないが、光に当たると僅かに味が落ちるから、しっかり蓋をした容器に入れるのさ。そこのところに、穴が開いてるだろ? そこに口を付けて飲むんだよ」

「な、なるほど……ありがとうございました」


 出てきたのは、コンビニとかコーヒーチェーン店とかで見かける、蓋と飲み口が一体になった形状のカップだった。

 どうしようこれ……ストロー以上に間接キス感が強くなりそうな容器なんだけど……しかもこれ、蓋固定されてて外せない? 飲み口は小さ目だし、どうやって中にドリンクを? 魔法使ってかな?


 いろいろなことを考えつつ、イルネスさんの元に戻り、やけに渇いた喉を潤すために買ったばかりのドリンクを一口飲む。

 少しラムネに似た味というか、爽やかでスッキリした味が口の中に広がる。うん、これ結構好きな味だ。美味しい……まぁ、それはともかくとして……。


「え、えっと、イルネスさん? 飲みますか?」

「ありがとうございますぅ。それでは~少しだけいただきますねぇ」


 反応を伺うように恐る恐るカップを差し出すと、イルネスさんはお礼を言って受け取り、特に躊躇することもなく飲み口に口を付けて飲みはじめた。

 な、なんだろう、間接キスでいまさらなにを恥ずかしがっているんだという感じではあるが、イルネスさんは恋人というわけではないからだろうか? ドリンクを飲むイルネスさんの口元をやけに意識してしまう。


「ご馳走様でしたぁ。私はコレで十分なのでぇ。あとは~カイト様が飲んでくださいぃ」

「あ、はい」


 ……しまった、一口でいいのなら、先に渡しておくべきだった? いや、だとしても結果は変わらないのか……なんだこの妙な恥ずかしさは、高校生とかでもあるまいに……イルネスさんは気にしてないみたいだし、俺が意識し過ぎなだけだ。

 気にするな、変に意識せずに普通に……。


「カイト様ぁ」

「ッ!?!? は、はい! なんでしょう!?」

「おやぁ?」

「い、いえ、すみません。ちょっとだけ、ビックリして……なんでしょう?」

「はいぃ。少し先にブラッドベリーの店があるのでぇ、買い物を済ませてしまっても大丈夫でしょうかぁ?」

「も、もちろん大丈夫ですよ」


 び、ビックリした。別にやましいことをしているわけではないのだが、心臓が飛び出るかと思った。と、とりあえず、イルネスさんが買い物をしている間に心を落ち着かせることにしよう。







【WANAGE】


・カイト

主人公。未来のナゲリストを目指し、ナゲリスト養成学校に入学した新入生。WANAGEを愛する心優しい青年で、まだまだ未熟な部分も多いがWANAGEに対する天性のセンスを持っており、その将来性は世界ランク一位のナイトメアさえ認めるほど。

ひょんなことから闇のリングを巡り、悪の組織『闇の縁日』との戦いに身を投じることになり、数々の戦いを経てたくましく成長していく。


その持ち前のセンスで、仲間や戦った敵の技を我流で使いこなす。必殺技のコピーともいえる能力で、様々な戦いに対応する。

反面オリジナルの必殺技を持たないままだったが……第47話「覚醒」、第48「絆を紡ぐ必殺シュート」にて、複数の必殺技を組み合わせて放つ必殺技『リベネイト・メモリーズ』を編み出す。

個性の強い必殺技を複数融合させることなど通常では不可能であり、ナイトメア曰く「カイトの類まれなるセンスがあって初めて成立する奇跡の必殺技」とのこと。


多くの戦いを繰り広げ迷い苦しみながらも、それでも根底にあるWANAGEが好きだという気持ちは真っ直ぐに持ったまま戦いを続け、その強い想いはWANAGE魔神にも届いた。

多くの出会いと戦いを経て最終的には、多くのトップランカーが一目置く実力者に成長した。


~必殺技~


リベネイト・メモリーズ

複数の必殺技を掛け合わせて放つカイトのオリジナル技であり、その組み合わせによってあらゆる状況に対応できる。

奇跡的なバランスで成り立つ必殺技であり、直感的に成立させてしまうカイトの飛びぬけたセンスがあるからこそ可能な絶技。


絆の翼

WANAGE魔神との戦いにおいて、カイトがいままで戦ってきたライバルや仲間との思い出と共に放った技であり、WANAGE魔神の絶死領域を打ち破り見事得点を獲得した。





・アオイ

本作のヒロイン。将来を有望視されるナゲリスト候補生であり、入学したばかりの頃はカイトにかなり突っかかってきていたが、直接対決を経て和解した。

そもそも、カイトとは小さなころに一緒に遊んであり、小学校3年の時に快人が引っ越したため、久しぶりの再会だった。

アオイにとってカイトは初恋の相手であり、アオイは一目見てカイトに気付いたのだが、カイトの方が気付かなかったため突っかかってきていた。


候補生ながら確かなWANAGEの実力を持つのだが、ヒロインという性質上、どうしても窮地をカイトに救われるという展開が多く、トータルの勝率はあまり高くない。

ただ、それでも要所要所ではしっかりと強敵を下している。


基本的に落ち着いた穏やかな性格ではあるが、カイト相手だと意識するあまり少し棘のある言い方をしてしまうことがあり、本人もそれをかなり気にしていた。

物語中盤でこのままではいけないと、もっと素直になれるように意識した結果、以前よりカイトと親密になれた。


メインヒロインということもあってカイトとのエピソードが多く、友達以上恋人未満のような関係と言っていい。最終話においてはカイトと共に学校を卒業し、同じWANAGEチームに所属することを約束していた。


~必殺技~


アースフラワー

複数のリングを低空で放つ技で、シンプルではあるがホップアップする軌道は対処しにくい厄介な技。






・アリス

カイトとアオイのクラスメイトであり、仲のいい友人。明るく陽気な性格で場を盛り上げる。WANAGEの実力はそこそこといったレベルで、あまり対戦描写はない。

しかし、情報通でありカイトやアオイに様々な事件に関わるきっかけになることが多い。たびたび情報が間違っていることもあって、そのせいで窮地に陥ったりするのである意味トラブルメイカーともいえる。


~ナイトメア~


ナゲリスト候補生アリスの正体であり、すべてのナゲリストの頂点に君臨する最強のナゲリストにして、不動の世界ランク一位。

作中では飛びぬけた最強キャラとして描写されており、ベビーカステラ仮面との戦いの回想以外では、作中ただの一点も相手に取られることはなく圧勝している。

闇の縁日との戦いにおいて1対50という変則的なWANAGEバトルでさえも瞬殺している公式最強キャラ。


当初は闇の縁日がWANAGE魔神を復活させようと目論んでいることを知り、それを面白そうだと考え、WANAGE魔神が復活した際にすぐに戦えるように、地下深くにWANAGE魔神の本体が封印されているナゲリスト学園に生徒として潜り込んでいた。

しかし、そこでカイトに出会い、その才能を見出したことで目的を変更。闇の縁日との戦いを経てカイトを成長させることを目的にして、同級生という立場を利用してあえて間違った情報などでカイトたちを窮地に陥らせたりしていた。


ただ、カイトたちに友情を感じていないというわけではなく、カイトたちでは手に負えない状況になるとナイトメアの姿で助けたり、影ながらフォローしていたりという場面もあった。


最終的にWANAGE魔神との戦いを終えたくましく成長したカイトに、己の正体を明かし「いつか公式戦で戦える日を楽しみにしている」と告げた。


……それで去ったかと思ったが、ちゃっかり最終話でもアリスとしてカイトたちの元に居て、本人曰く「せっかく入学したんだし卒業までいく」とのことだ。






・クロムエイナ

ナゲリスト学園の教師で、カイトたちの担任。優しく生徒想いで「クロちゃん先生」の愛称で親しまれる、生徒人気が非常に高い教師。

カイトたちにとっては身近な頼れる大人であり、カイトたちが困った時や悩んだ時に真っ先に相談する相手はクロムエイナである。

カイトたちが闇の縁日と戦っていると知った際には、生徒に危険な真似をしてほしくないという想いと、WANAGEを悪事に利用する相手を許せないというカイトたちの想いを尊重したい気持ちの狭間で悩んでいたが、最終的にはカイトたちを応援することに決めた。


~ベビーカステラ仮面~


クロムエイナの正体であり、世界ランク二位の超級ナゲリスト。正体が判明したのは27話「学園襲撃」において、生徒たちが避難した体育館に通じる道に立ち塞がり、おもむろに仮面をかぶり、闇の縁日の襲撃者たちを圧倒した。

作中においてはナイトメアと共に、他を隔絶した強者として描かれている。


暗躍していたナイトメアとは違い、こちらは元々教師であり、正体こそ隠しているものの終始生徒想いなのは変わらなかった。

47話「覚醒」においては、カイトを不用意に窮地に陥らせるナイトメアに激昂しており、あわやバトル勃発という状態になっていた。

(クロムエイナは『ぶっ飛ばしてやる』とリングを取り出したが、正体を知らないアオイたちが世界ランク一位に噛み付くクロムエイナを必死に止めたため)


アリスの正体に気付いている数少ない存在だが、本人が隠している以上勝手に正体を明かすつもりはない様子だった。

ただし、カイトたちを危険に巻き込んだあとは、アリスに出される宿題の量が倍になっており、アリスが悲鳴を上げる描写がたびたびあった。


最終話においては、変わらず教師として活躍しており、卒業するカイトたちを微笑まし気に見送っていた。






・フレア

31話において、己の弱さを嘆くカイトの前に現れ、力を求めるカイトに修行を付けた。世界ランク七位の挑戦者として名が知られた存在であり、窮地に秘められた力を発揮するカイトにシンパシーを感じていた。

修行を付けたのちは、カイトに己の必殺技であるリベリオンバーストを伝授しており、窮地にこそ力を発揮するその技は幾度もカイトを救うことになる。


その後、再登場した時は「カイトは自分が育てた」と言わんばかりの表情で、カイトを愛弟子と呼んで、師匠ムーブをしていた。


最終話では、精力的にバトルを行っており、いつか登ってくるであろう愛弟子との戦いを楽しみにしていると告げていた。





・WANAGE魔神I・S(アイシス)

かつて古代WANAGE文明を滅亡に追い込んだ魔神。かつてはWANAGEを愛する優しい神であったが、そのあまりのWANAGEの強さに並び立つ者がおらず、誰も己と戦ってくれないという孤独を募らせていくことになった。


WANAGEはひとりでやるものではないのに、自分は誰ともWANAGEを遊ぶことができない。そんな孤独と悲しみが長年募った結果。WANAGEそのものにも強い憎しみを抱くようになり、「こんな苦しみを生み出すWANAGEなど世界から消えるべき」という思考に到達してしまった。


古代WANAGE文明の全てのナゲリストたちを、そのあまりにも圧倒的な実力でねじ伏せ、ナゲリストたちの心に圧倒的な恐怖を刻み込んだ。

WANAGE魔神の恐怖により古代ナゲリストたちは震えてリングを握ることすらできなくなり、やがてWANAGEそのものも衰退していった。


I・S(アイシス)は衰退を見届けて目的は達したと思って深い眠りについたが、WANAGEは滅んでおらず細々と受け継がれていた。

そして、二度とWANAGE魔神が復活しないようにと、残った微かな古代ナゲリストたちは、I・S(アイシス)の本体に強力な封印を施し、封印の核を十五個のリングに宿して各地に隠した。


闇の縁日によって復活したI・S(アイシス)は、再びWANAGEが世界に広まっていることに怒りを見せ、己を復活させた闇の縁日の盟主を圧倒的な力で叩き潰したあとで、盟主を追ってその場に現れたカイトと対決をすることになった。


その実力は圧倒的で、一瞬でカイトから9点を奪ったあとは、無力さを思い知らせるように一切の攻撃を行わず。カイトの攻撃すべてを絶死領域にて完封。カイトの心を絶望で染め上げ、二度とWANAGEができないように恐怖を植え付けようとした。

実際リングを持つ手が震えるほどに追い込まれたカイトだったが、仲間たちの声、そしてなによりWANAGEを愛する強い想いで立ち上がり、究極のシュート絆の翼によって、絶死領域を打ち破って得点を獲得した。


それでもまだ、9対1の状況ではあったが、カイトの絆の翼をみたI・S(アイシス)は、WANAGEが生み出すのは孤独や悲しみだけではないということや、WANAGEを愛する心を思い出し、カイトたちの絆を称えつつ自らの負けを認めて降参した。


その後、本来の優しい心を取り戻したI・S(アイシス)は、すっかりカイトのことを気に入ったみたいで、最終話ではいつの間にか勝手にカイトの家に住み着いており、テレビに映るWANAGEの公式戦を微笑まし気な表情で見ている描写があった。

なお、余談ではあるが、カイトからI・S(アイシス)が住み着いたと聞いた時のアオイの表情は、なんとも言い難いものであった。


~必殺技~


絶死領域

相手のあらゆる攻撃を無に帰す絶対防御。領域内に入ったリングが、まるで死に絶えるように地面に落下することからそう名付けられた。

カイトが放ったあらゆる技を封殺し、カイトの心に強い恐怖を抱かせた。一見すると無敵の技のように思えるが、観戦していたナイトメアは「殺せる威力には上限が存在する」と見抜いており、実際にカイトが放った絆の翼の威力を殺し切ることが出来ず打ち破られている。




【用語】



・ナゲリスト学園

未来のトップナゲリストを目指して、多くのナゲリスト候補生たちが通う学校。校内にはナゲリストに関わる施設が充実しており、一流の教師たちの指導の元日々多くの候補生が技を磨いている。

その地下にはかつて古代WANAGE文明を滅亡に追いやったWANAGE魔神の本体が厳重に封印されている。


・闇のリング

WANAGE魔神I・S(アイシス)の封印を解くために必要な十五個のリングであり、各地に秘密裏に封印されていて、封印場所は古文書に記されている。

闇の縁日が狙っており、この闇のリングを巡ってカイトたちは戦いに身を投じることになる。


・闇の縁日

裏WANAGE界を牛耳る悪の組織であり、WANAGEによる世界征服を目論んでいる。

しかし、表WANAGE界の頂点であるナイトメアが強すぎて勝ち筋がまったく無いため、WANAGE魔神を復活させてナイトメアにぶつけようと画策する。

それもナイトメアに早期に情報を掴まれているあたり、どうしても情けなさの目立つ敵組織である。




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― 新着の感想 ―
[良い点] 世界観が変わっても、結局アイシスとカイトがいちゃいちゃすることになるっていう。 先輩、駄目かもしれません……あなたが求めるシリアスは……もうどう頑張っても……ウゥ
[一言] にやにや展開良き
[一言] きっと疲れてるんですよ。お盆にしっかり休んでください。
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