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エピローグ

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国王杯 3日後 深夜

場所:オーエン厩舎

語り:俺

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 厩舎にいるエルフ達の話によると、どうやら俺は競走馬としてはお役御免になったようだ。


 明日にはここを引き払って育成牧場で十分な休養を取ってから、種牡馬として生まれた牧場に帰る事になるという。


 そしてここには入れ替わりに弟がやって来るそうだ。



 今の俺は体中あちこちガタガタでもう限界だ。


 立て直すには相当な時間がかかるだろうし、ある意味賢明な判断だと思う。



 今朝からリナの表情が暗かったのは、そういう事だったんだな。


 リナのあんな顔を見たのは久々だった。


 未勝利戦前程の悲壮感は無かったけど、それでもあの時とは違った悲しさをリナから感じた。



 俺だって悲しい。


 俺はここを離れて牧場に帰ったらいずれ種牡馬になるわけで、そうなるとリナとも離れ離れか・・・。


 ん?種牡馬???


 つまり何か?牝馬相手に種付けするわけで・・


 おいおい!俺は確かに馬は大好きだが、そんな対象として見た事は一度も無いぞ!


 多いやつだとシーズン辺り200頭を超える牝馬を相手にするわけだろう?


 冗談だろ!おい!!



 俺は馬房を可能な限り歩きまわって、善後策を考えた。


 馬運車が来たら隙をついて逃げ出すか?


 いや、それだとリナに迷惑が掛かる。


 じゃあ牧場に着いたらその場で逃げ出すか?


 いやいや、逃げてどこに行く?


 飯だって困るぞ。


 馬だから確かに道草でも食えばいいんだろうけど、俺は何が食える草なのか見当もつかない。


 それにこの図体だからすぐに見つかっちまうし、競走馬は自然環境の中では自力で暮らせないと聞いたぞ。



 そんな事を考えていたら、厩舎にリナが入ってきた。


 本来だったらリナの見回り当番は終わっていて、明日の朝まで会えないはずだった。


 でもリナはいつもと違う時間に厩舎にやってきた。


 そして何よりも驚かされたのはその姿だった。


 何と前に見せてくれた青いパーティドレスを着こんでいたのだ。


 やはりリナはとても綺麗だ。


 こんな娘が俺なんかの世話をずっとしてくれていたんだ。


 それだけでもう一生分の運を使い果たしたんじゃないかと思えてくる。



 リナは俺の前に立つと、俺の鼻面にそっと手を添えて撫で始めた。


 リナにはいつ撫でられても気持ちいい。俺の至福の時だ。


 だがリナは意を決したように俺を正面から見つめると、驚くべきことを告げて来た。


「ナイトを助けてくれてありがとう。」


 何?今何て言った?


 俺を助けてくれてありがとうだって?


「驚いたよね?それとごめんね。でも本当に感謝してるんだよ。」


 リナの言った事を、鈍い俺なりに考えてみた。


 だがどう考えても答えは一つしかない。


 リナは中身が本来のエリスズナイトではなく、俺だという事を知っていた。


 一体いつからだ?



 呆然としている俺にリナは意を決した様に話し始めた。


「まだ見習いだった私がジェイクさんからナイトの担当を引き継いだのは良いけど、ナイトは毎日悲しそうに鳴いてカイバもろくに食べてくれなかった。」


 確かに未勝利や条件戦に出た時は2桁の馬体重増だったもんな。


 元があまりに痩せすぎてたんだな。


「そして一度レースに出たけど、本当にどうしようもない負け方で、レースをご覧になってたお嬢様が大変お怒りになってしまわれて、すぐに退厩させて引退させろと公爵様に仰ったそうなの。」


 多分その直後位に俺が来たんだよな。


「私も人づてにその話を聞いてびっくりしたわ。幾ら良血馬でも成績の上がらない馬の末路は・・」


 そう言ってリナは俯いてしまった。


 それはわかるよ。俺の世界でも特に牡馬の末路は悲惨なものが多い。



「私はどうしてもナイトを助けたかった。それはナイトがうちの牧場で生まれて私にとても懐いてくれてた子だから。」


 えっ?じゃあ何か?リナは随分前からナイトを知ってたという事か?



「私の家は代々公爵様にお仕えしていてね。お父さんは生産牧場の場長をしているわ。

 お父さんは私をそこで働かせる予定だったけど、私は牧場以外の場所も知りたかったの。」


 リナはそう言って俺を撫でるのをやめた。


「でも家族は大反対。ここ以外知らないような奴がどうやって外で暮らしていくんだって。

 それでも私が粘り強く説得したら最後には折れてくれたわ。

 公爵様のお役に立つという条件付きでね。

 それと一切仕送りはしないってね。」

 

 そう言うとリナは少しだけ微笑んだ。


 そうか、リナもそれなりのお嬢様だったのか。


 でも仕送りもされない社会人の新人だったから、ドレスを買えなかったんだな。



「私は公爵様が経営なさってる会社の一つの百貨店に行きたかったの。

 でもお父さんがここに入るようにって勝手に決めてきちゃったの。

 育成を経て競走馬になった馬達を直に見てこいって。

 自分は現場から離れるのが嫌でG1の日でも競馬場に来ないくせにね。」


 外に出るからには馬から離れたかったんだろうな。


 でもリナがここにいてくれてよかった気がする。こうして会う事が出来たんだから。


「でも今ではここに来て良かったと思ってる。

 オーエン先生もスタッフの皆さんもとても親切にしてくれたし、育成から上がってきたナイトにも会えたしね。」



「でもお嬢様のお怒りを買ってしまったナイトは・・・

 だから私は禁忌を犯してしまったの・・・召喚魔法であなたを呼び出してしまった。」

 

 魔法だって!?


 エリスがバカ退治に使った攻撃魔法は確かに凄かったが、リナまで魔法を使えたのか?


「だからね。私はお別れを2回しなくちゃいけないの。

 一つはナイトとのお別れ。

 そしてもう一つはあなたとのお別れ。

 今日はあなたを呼んだ日と同じ満月の日。

 だからあなたには今さよならするね。」


 そう言った後、リナは俺の左前脚に何かを結んでいた。


 緑にキラキラと光るブレスレットの様に見える。


 それとも脚だからアンクレットなのか?


 俺がそんな事を考えていると、何かを結び終えたリナが一歩下がって俺の正面に立った。

 

 そしてリナは目を瞑り手を胸の前で組んで、呪文の詠唱を始めた。


 するとリナの髪が段々と浮いてきて服もひらひらと揺れてきた。


 お・おい待てよ。いきなり過ぎるだろう!?


 俺のそんな焦りを他所にリナの詠唱は進み、俺の視界にノイズの様なものが混ざり始めた。


 そして目の前に一瞬の光が走ったかと思うと、俺の意識は途切れた。




△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

国王杯 3日後 深夜

場所:オーエン厩舎

語り:リナ

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 私がナイトの前足に結んだ彼に対するお礼は一緒に異世界に行ったみたいで、ナイトの脚から消えていた。


 彼の意識は時々私にも聞こえて来ていた。


 このドレスを初めて着た時は「お嫁さんにしたい」なんて思ってくれたっけ。


 落ち込む私を力づけてくれたこともあったよね。


 でも反応してはいけなかったの・・・




 誰でも良いからナイトを助けて欲しい。


 あの日私はそう思ってナイトの側で泣いていたら、ナイトの様子が急におかしくなった。


 何と言うか、急に硬直して立ったまま意識を無くしている様だった。


 普段ならすぐに先生を呼んで、対処の仕方を教わる所だけど、私はこの状況を知っていた。



 私が子供の頃に辛い事があって、うちで飼ってた犬に無意識のうちにどこからか違う存在を呼びだして、送り込んでしまった事がある。


 その時ナイトと同じように犬は硬直してしまった。

 


 その時はお婆ちゃんがその事にいち早く気付いて、色々と教えてくれた。


 そしておばあちゃんは、これが召喚魔法と呼ばれるものだと教えてくれて、その扱いについて私に強く念押ししてきた。


『満月の夜に誰かの中に異世界から他の誰かを呼んでしまった場合は、体に馴染むのに時間がかかる。

 ちゃんと馴染めば朝日と共に別の意識が動き出すし、失敗なら元いた場所に帰って行く。

 

 でも呼んだ相手がこちらの思う通りに動くとは限らないし、恐ろしい存在かもしれない。

 だから滅多な事では使ってはいけない。

 

 呼び出した相手が動物に入ってしまったなら、その意識に気付かない振りをしなければならない。

 もし相手がその動物より高位の存在だったら、術者は恨まれて殺されかねないから。

 

 それともうすぐ死ぬとわかってる者に対して、他の誰かを入れてはいけない。

 その肉体が滅びれば、他の誰かも一緒に死んでしまうから。

 

 もし今回の様に知らずに誰か呼んでしまった時は、満月の夜に責任を持って元の世界に返さなければいけない。

 

 召喚の呪文は忘れても良いけど、元の世界に返す送還の呪文は絶対に忘れてはいけない。

 

 そして一番大事なのは、この力は絶対に秘密にしなければならない。

 この力を知った者の多くは、私たちの敵になってしまうから。』



 幸いあの時は呼んできた誰かは、定着しないで去って行って、元の犬に戻った。


 今回はあれ以来の召喚になった。



 召喚魔法は私とお婆ちゃんだけの秘密で、伝承以外では他のエルフが使えるという話は聞かない。


 昔からこの能力は危険視されてきたそうだし、もし能力があっても身の危険を感じて誰でも秘密にすると思う。


 それに今回の事がバレてしまったら、私だけじゃなくて先生や公爵様までご迷惑が掛かってしまう・・・



 私はあの時硬直したナイトを抱きしめたけど、それまでとは感覚が違った事に気付いた。


 外には朝日が昇り、目の前のナイトの硬直が解けて中身が入れ替わって定着してる事に。


 ナイトの中に入ったのは、どうやら他の世界から来た人間だったという事に。


 そしてこれからナイトの身の上に起こる事は、今回呼んでしまった誰かにも同様に起こってしまう。


 そう思うと私は申し訳なさと悲しさで更に泣けて来た。



 朝早くお越しになったお嬢様は、私の想像以上にお怒りだった。


 私の話なんて聞いてもらえるはずもなく、もし次のレースで結果が出なければナイトは殺されてしまう。


 それだけじゃない。


 ナイトと一緒にあの人の魂も死んでしまう。


 あの人の意識が入ったナイトは、こちらでの競走馬としての生活に随分協力的だった。


 カイバもたくさん食べてくれて、痩せ細った馬体も回復したし、稽古にも積極的だった。


 アニーの話だと、レースの事もよく知ってたみたいだった。


 未勝利で殺されてしまうはずだった馬が、あの人のおかげでランカスターカップまで勝ってしまった。


 あの人にとっては大迷惑だったと思うけど、あの人でなければナイトは絶対に助からなかったと思う。



 私が異世界から連れてきてしまった人・・・


 一度人の姿で会ってみたかったな。


 ナイトを助けてくれた見知らぬあなたに。



 そう思っていたら、ナイトが私の方に首を伸ばしてきた。


 今のナイトには、うちの牧場にいた頃と同じ優しそうな目と雰囲気が戻っていた。


 私はナイトを撫でながら今までの事を思い出していた。


「ごめんね。ここはお前には辛すぎたね。怖かったよね。」

 でも明日から牧場に戻るんだよ。

 それとね・・生きていてくれてありがとう。」


 私は泣きながらナイトを抱きしめた。


 あの人を召喚した時と同じ様に。




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??? ??? 深夜

場所:???

語り:俺

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 俺は大量の寝汗をかいて飛び起きた。


 時計を見ると午前二時で、カレンダーを見るとまだ2月だ


 TVをつけてみると深夜のニュースをやっていて、今が認識通りの時間で、ここが俺の住むアパートだとはっきりわかった。


 じゃああれは夢なのか?


 随分長くて半年近くのリアルな夢だったぞ?


 でも今俺の周りには狭い部屋の中の冷え切った空気しかない。


 そうか。やっぱり夢だったのか。


 でもその時俺は左手の手首に緑色のキラリとした光を認識する事が出来た。


 夢じゃ・・・なかったのか・・・




 結局翌朝現実は容赦なくやってきて、住む場所と日々の糧の為に薄給で労働に勤しむ事になった。


 平日はこれが延々と続く。


 向うでも似たようなもんだったけど、こっちにはリナはいない。


 そう思うとやはりがっくり来る。


 俺は水谷貢としてより、エリスズナイトとしての方が生きている甲斐があったのかも知れない。



 そしてこちらに帰ってきて初めて迎えた休日に、久々に競馬場に行ってみた。


 二月の吹きっさらしの競馬場は本当に冷えたけど、なんだか懐かしくもありちょっとした期待もあった。


 何せ俺は向こうでは3歳トップクラスの競走馬だったんだ。


 馬を見る目は流石に向上しただろう。



 だが現実は甘くなかった。


 結果は惨敗。


 事前の追切情報に加えて、パドックで気配は良くても競争では惨敗という馬はやはりいるものだし、返し馬までは良くても競争ではダメな馬もいた。


 そりゃそうだ。そこだけ見て当たるなら誰しもが億万長者になれる。


 競走馬は1頭1頭違うもんだし、レースは水物だという事は何よりも俺自身が体験した事じゃないか。



 考えてみると、俺はこちらでは負けっぱなしの人生だよな。


 向うではランカスターカップを勝つことも出来たし、勝利を一緒に喜んでくれる人たちがいた。


 こちらでは仕事の内容でも収入でも大きな向上は望めない。



 俺は何年か前に学校を卒業して一度正社員になったけど、入社翌日にいきなり名ばかりSEにされて遠隔地の現場に送り込まれた。


 スキルも何もない俺は毎日怒鳴られ、何かあるたびに見せしめのスケープゴートにされた。


 そんな現場で元からの低報酬に加えて土日も休めず、ろくに残業代すら出ない状態で毎日夜中まで働かされて、ヘトヘトになって帰る先は、6畳一間のタコ部屋でそこに2人も押し込まれた。


 当然安らぎなんてあるはずもなく、ようやく寝付いたと思ったら、もう一人のやつが夜中に奇声を上げて飛び起きる事も少なくなかった。


 その事を社長が現場にやって来た時に相談すると「ああ、それなら心療内科にでも行かせりゃいいよ」とヘラヘラ笑いながら言って来た。


 俺は『このままいたら殺される』と心底怖くなって会社を辞めた。


 それ以来人間不信にもなって、次の再就職先に会社との結びつきが強い正社員を選ぶことさえ怖くなった。


 その社長の俺の再就職に対する妨害工作もあったしな。



 嫌な思い出はなかなか俺を離してくれなくて、そのうち部屋に置いてあったスーツを見る度にブラックな現場を思い出す様になってしまった。

 

 そしてスーツを着る事自体に嫌気が差したから、俺はスーツを二束三文で古着屋に売ってしまった。



 でもこのままじゃいけないんだよな。


 乏しい預金をはたいてバーゲンのスーツでも買ってみるかな。


 甘くはないだろうけど、ナイトの時は何万人もの目の前で何度も勝利をもぎ取ったんだ。


 あれに比べたら面接官なんて・・・面接官なんて・・・やっぱり怖い・・・


 だがやってみよう。


 ダメでもまた負けが一つ増えるだけだ。


 負けたとしても、未勝利の時みたいに殺されて肉屋に並べられるわけじゃないんだからな。




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面接日 前日 夜

場所:アパート自室

語り:俺

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 一か月後買ってきたスーツをハンガーラックにかけていると、端っこにかけておいた緑のブレスレットが目に入った。


 このブレスレットは電池を入れる所も無いのに、俺が身に着けると今でも光る。


 試しに布に包んで何日か押し入れに入れておいたけど、それでも布を取って身に着けると同じ明るさで光りだした。



 それにもっと驚くことがあった。


 こいつはどうやら身に着けている俺の意思や状況によって、輝度や光量を変えるようなのだ。


 暗くて灯りが欲しい時は大きく光るし、寝る時は自然に消える。


 頭の中で光れと思うと光るし、消えろと思うと消えた。


 俺の健康状態が良くないときは鈍く光るし、好調だとキラキラと輝くように光る。


 ひょっとするとこれもあの新聞みたいに、とんでもない物なのかもしれない。



 でもリナからもらった思い出の品を売ったり、研究機関に渡す気はなかった。


 こいつが幾らになってもだ。


 俺にとってこいつは、辛かったけれどとても充実した異世界の日々の結晶なのだから。




 さて、こちらの世界の俺の暮らしもなんとか充実させないとな。


 明日は面接だ。


 どうなるかはわからないが、やるだけやってみよう。


最後までお付き合い頂きありがとうございました。


長い間エタっていた作品ではありますが、こうして完結させる事が出来ました。

これも読んでいただいた皆様あってこそです。

誠にありがとうございました。

ご感想や評価を頂いた方々やTwitterでこの作品をご紹介頂いた方にもお礼を申し上げます。



エタっている間に色々な事が起きました。

・馬名は割と適当につけていたのですが、岡崎選手が加入したレスターがプレミア優勝を果たした時は本当にびっくりしました。

・今はブラック企業に嫌々勤めなくても就職先が随分増えたそうですね。

 とても良い傾向だと思います。

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