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列強の排除

 列強からの補給が減少すると同時に、ユーラシア北部への圧力も消える。

 中華民国と朝鮮の攻撃を一手に受けていた満州国と各国各地域はようやく少し休む事が出来た。



 とはいえ、まだ終わってるわけではない。

 中華民国への援助はまだ続いてる。

 これを完全に止めるために、インドへと向かわねばならない。

 これを突破するのは難しい。



 幸いにもインドでも独立運動が始まってる。

 これらがイギリス側の統治層に対抗している。

 中華民国への援助回廊を特定していってる。

 これらと協力して、中華民国への補給を断ち切る。



 このために陸路と海路の両方から侵入をはかる。

 ヒノモト陸軍と空軍はビルマ・バングラデシュを通ってインドへ。

 ヒノモト海軍はインド洋へ。

 これにタイ陸軍とタイ海軍随伴していく。



 この時、フィリピン軍は、パプワニューギニア方面に展開。

 オーストラリアを牽制する。

 積極的に参戦してるわけではないが、オーストラリアもイギリス側である。

 北上してくる可能性が捨てきれない。

 また、制圧したマレーシア・インドネシアの制圧もせねばならない。

 この為、ヒノモトにとって最も長い国交・同盟国であるフィリピンがあたる事となった。



 なお、台湾は海峡封鎖はもとより、ベトナム北部の山地、および中華民国南部に展開している。

 ここからの援助ルートを塞ぐため。

 中華民国の南下を阻止するため。

 人工800万人になるかどうかという台湾軍にとって、これだけでも相当な負担となっている。

 これ以上の展開は不可能だ。



 それはタイとて同じ。

 タイは周辺のラオス・カンボジア・ビルマ・バングラデシュへと展開している。

 これらに存在する列強側・中華民国側の協力者を殲滅するために。

 この上で、少しでも応援をしようと陸軍をヒノモトに幾ばくかつけている。



 北においては満州国がユーラシア北部の各国各地域をまとめている。

 中華民国と朝鮮から攻撃を受けつつだ。

 朝鮮にはヒノモトの本土軍と防衛のために残った艦隊が対応してるが。

 それでも満州国が請け負ってる責任と負担はすさまじいものがある。



 これら友好国の不断の努力、血と汗と涙にまみれた献身あってのインド進出である。

 ヒノモトは天皇自らの感謝の言葉を各国におくっていた。

 これがわずかなりともねぎらいに、いたわりになればと。



 日本もこのような各国を支援するために、かのうな限りの物品を提供している。

 日本でしか製造できない機器や武器。

 これらを量産できる範囲で出来る限り提供している。

 おかげでヒノモトを含めた各国は、敵に比べれば少ない兵数でどうにか戦ってる。

 各地の統治や事務作業をなんとかこなしてる。

 必要な物品の生産を、なんとかやりくりしている。



 また、日本軍も少数だが展開している。

 これらは、数こそ少ないが絶大な戦果をもたらし、全体の勝利に貢献している。



 特に衛星軌道からの地上撮影などは、各国の政治指導や軍事戦略に多大な影響を与えてる。

 全てを撮影しきれるわけではないが、これらがもたらす情報により、敵の動きがわかる。



 また、ステルス機による敵地侵入・重要施設爆撃などは、戦略的な効果が大きい。

 異世界転移してから地道に整備と改良を加えてきたF35。

 形状をもとに日本製品で全てが作られたYF23。

 これらは敵の指揮系統や生産設備を爆撃して、敵の生産や戦略的な行動を阻害していく。



 F35は比較的近距離の目標に、低空侵入を主にこなしていく。

 日本製YF23は高速性と長い航続距離を利用して航空から侵入して。

 レーダーをものともせず敵地に侵入する。

 もとよりこの世界のレーダーではこれらをとらえる事は出来ないが。



 もちろん、レーダーからの隠密性を利用しての偵察も行う。

 衛星写真だけでなく、比較的近距離での撮影は違った角度からの情報をもたらしてくれる。



 他にも日本陸軍はこの時代の戦闘車両をたやすく蹴散らし、軍勢を壊滅させていく。

 10式戦車に90式戦車を突進を止められる兵器はこの世界にない。

 99式自走砲による連続射撃に耐えられる軍勢はない。

 MLRSの多弾頭ロケットの効果範囲から逃れられる敵はいない。



 対空車両でも、87式対空自走砲は接近してきた敵航空機をなぎ払う。

 近距離・中距離対空ミサイルは敵戦闘機や爆撃機を近づく前に撃墜する。



 海においては、護衛艦隊と潜水艦隊が敵艦隊を撃沈していく。

 また、多数の輸送艦隊も撃沈。

 戦闘力も戦争継続能力も奪っていく。



 こうして日本軍は戦えば必ず勝つというところを見せていく。

 ただ、数が少ないので戦場全体を支える事は出来ない。

 ここぞという重要な局面でだけ姿を見せる。

 こうした運用にどうしてもなってしまう。



 なにせ、転移直後の自衛隊は陸海空の3軍合わせても5万人になるかというところ。

 今は少し増えたが、それでも8万人。

 人口が2000万人から3000万人まで回復した日本だが、まだ労働力は回復してない。

 増えた分はこの世界で新しく生まれた命だ。

 最年長でも15歳になるかどうか。

 まだまだ主要な労働人口は、転移してきた時に現役だった世代が多い。

 軍に改変された日本軍もまだ数が足りない。



 そんな日本軍は注意深く慎重に配置場所を選んでいる。

 彼らとて自分たちが埼京線力である事を自覚している。

 ならばこそ、もっとも危険で最も困難な場所を選んで進まねばならない。

 この自負をもって今次大戦に臨んでる。



 ただ、ここが難しいところである。

 この世界における主役はヒノモト。

 日本はこう考えてる。

 なので、下手に目立つのはどうかと思ってる。

 危険なところは積極的に引き受けたいが、ヒノモトが中心になってほしい。

 こんな思いで活動している。

 なので、常に立ち位置には気を配っていた。



 そんな日本の支援を受けながら、ヒノモト軍は進んでいった。

 インドにて決戦を行うために。


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【日本が国ごと転移したのは、別の歴史を歩んだ1930年の世界だった、こで列強に圧力を受けてるもう一つの日本を救う事になりそうです】
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 中身は全く同じ。
 この話が気に入ったら手に取ってほしい。


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 以前こちらで俺の書いた話が話題になってたので紹介 ↓


http://mokotyama.sblo.jp/

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