神様との契り
ここまでお付き合い頂きありがとうございましたー!一気に駆け抜けてしまった感がありますが皆様お楽しみいただけましたでしょうか?私は非常に書いてて楽しかったですー!皆様も一緒に楽しんでいただけていれば幸いです!*・゜゜・*:.。..。.:*・'(*゜▽゜*)'・*:.。. .。.:*・゜゜・*
「いよいよ二人きりだね」
「うん、兄様」
「ふふ。キュー、オレたちは今はどんな関係だっけ?」
兄様に言われて気付く。
そうだ、兄様は…じゃない、この人は。
「夫婦…だね」
「うん、じゃあキューにとってオレは?」
「…旦那様?」
旦那様は自分で言わせておいて胸を押さえた。
「反則級に可愛い」
「ふふ」
「キュー、愛してるよ。だからこそ最終確認だ」
「うん?」
兄様は真剣な表情で言う。
「オレはあの頃より…キューの小指に刺青を入れた時より、妖寄りになってる。オレとこのまま契りを交わすなら、お前は妖の…神の嫁も同然になる。これから先、永遠をオレと生きることになるんだよ」
「旦那様のお嫁様になるんだから当然だよ?」
「怖くはないかい?」
「旦那様と離れる方が怖いよ」
私の言葉に兄様はにっこり笑って、私の唇に唇を重ねた。
初めての接吻に戸惑う間に押し倒される。
「大切にする」
「…えへへ。やさしくしてね、旦那様」
こうして私は神の子のお嫁様になりました。
ということでこれにてキューちゃんのお話はハッピーエンドです。とても楽しかったです、応援ありがとうございました!皆様の感想やブックマークや高評価に支えられてなんとかここまで突っ走って来れました!また他の連載モノもお付き合いいただけたらとても嬉しいです!本当に本当にありがとうございました!・:*+.\(( °ω° ))/.:+




