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第5話 久しぶりにする事は結構楽しいんです♪

ピーーーーーーーーーーー!


「な、76対0でAチームの勝ち!」


「ちぇ〜・・・あ〜ぁ〜残念・・・・・」


「「「「「・・・・・・・・・・」」」」」


「あれっ?みんなどうしたの〜?」


今は、競技が開始され、そして僕達はバスケの試合をしていた。









あれから亜耶さんが、競技を開始させ1番目はサッカー、2番目はバレー。それでいまバスケが終わったところだった・・・のは良いのだが、みんなの様子がおかしい。それも1番目のサッカーが終わった後からだ。


おかしい、というのは「面白くて」とかではない。


みんな運動神経が良くとてもじゃないが『か弱い女の子』という感じは全然しない。じっくり状況を観察していたが、段々つまらなくなってきたので、僕もおもいっきり楽しんだ。


久しぶりに運動をするから、ついつい熱中してしまい気が付いたら全勝していた。


だが、やはりおかしい。みんな驚いたような表情をしてコチラを見ている。


「あ、あのさ、優?ひ、ひとつ聞きたいんだけど・・・何が残念なのかな・・・?」


「だって後1点でラッキーセブンだよ?凄く悔しい・・・」


「「「「「・・・・・・・・・・・」」」」」












〜奈津実Side〜


いま、あたし達はサッカーのミニゲームをしている。


あたしは運動は得意な方なので大丈夫だ。そして、生徒会長と副会長も心配などせずとも、とても運動神経が良い。


今回初めて知り合った佐藤さんは、少し頼りなさそうだったけど実はこの人も運動神経が良くとても信頼出来た。


だが、あたしが1番気になっているのが『八神優』だ。


一目見たときから凄く気になり始めもっと知りたいとも思った。これが一目惚れとでも言うのだろうか?・・・でも、優は女の子。性別的には、あたしとは不釣り合いな関係。


はぁ・・・あたしは、どうしたら良いのかな・・・?


・・・・・そろそろ話しを戻そう。


あたしが1番気になる、その人物は何かを見定めるようにしていてあまり動いていない。


しかし、状況を瞬時に判断し絶妙なパスを出してくれる。だが、やはり自分では動こうとはしない。


(あんなに出来るのに・・・何がしたいの・・・?優・・・)


















ピーーーーーーーー!


「やっりぃー♪」


(あたしは今夢でも見ているのだろうか・・・・・)


あたしの目の前であり得ない光景が起こった。


相手チームは予想以上に強くコチラがかなりの点差で勝っていたのに一気に同点まで追いつかれ先ほど、相手チームに逆転されかけた・・・が、されかけたのだ。ここの部分に注目してもらいたい。






相手チームの人がコチラのディフェンスをかい潜り、ゴールの目の前でシュート体制にはいった。


キーパーは佐藤さん。これまで彼女は素人にも関わらず物凄く速いシュートも何とか退けてきた。・・・しかし、今回は流石に距離が近い。


誰もが諦めていたなか、それは起こった・・・。


相手チームの人がシュートを放った。ボールはゴールネットを揺らし、相手チームは逆転。


そうこの場にいた人全員が思っていたが、阻止された・・・誰もが・・・味方チームの人でさえ予想出来得なかった人物に・・・。






「危なかったぁ〜」






その人物は、今までずっと積極的に動かずただ試合を見ていて、相手チームもこの人物に関しては警戒していなかった。


その人物・・・八神優は声に出して「危なかった」と言っていたが、その表情は余裕に満ちていた。






そして一言・・・・・






「みんなの実力も分かったし、僕も久しぶりに暴れちゃお〜う♪」




言い終わると同時に走る。


相手チームも驚いていたがすぐに我に返り迎え撃つ。


しかし、迎え撃つその対象・・・八神優は既に目の前にはいない。



ピーーーーーー!


ホイッスルが、なり響きゴールポストを見てみるとボールがネットを揺らしていた・・・・・










いつもボクバショを読んでいただきありがとうございます。

えっと、なかなか話しが進みませんが気長に待っていただけると嬉しいですw感想や何かあったら言ってくださいね♪

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