第6話 芸妓レェーネ
翌日は芸妓達によるお座敷遊びが行われ、王子を歓迎した。レェーネがいつもの薄着て部屋から出ると何故か芸妓達に捕まり着物を着せられた。
「レェーネちゃん遅いね?どこいったんだろ?」
「さあ?」
そう話していると部屋のとが開く。
「お待たせしました。」
「「「?!」」」
そこには着物で着飾ったレェーネが芸妓と間違がわれて女装させられていた。
「なぜ、俺が、こんな……」
フィルシュやウィリは赤面し、似合っていると誉める。ウィルもいいんじゃない?なんて言っている。
しばらくするとお酒をレェーネがついで、意識が朦朧とするフィルシュとウィリ。
「?お前は飲まないのか?」
「ボクまで飲んだら誰がツッコミ役やるんだよ。」
「そうだな。」
「似合ってるよね。」
「む?そうか?」
「うん。」
「レェーネ……」
ウィルの唇はレェーネの頬で、ちゅっと優しく音を立てる。
「どうかしたのか?」
「ん?キスしたいぐらい綺麗ってこと。」
「…………バカか。俺が美しいのは当たりま……」
唇を奪われる。
「んっ」
「んんっ」
ウィルは強引に舌を絡めてくる。レェーネはそれに答えて舌を絡める。
「んんっ」
しばらくして口を離す。
「レェーネ」
「ウィル」
「もう1回いい?」
「ダメだ。」
「ええ!?」
「ダメに決まっているだろう。全く。1度許すと何度も迫ってくるとは……」
「……いいでしょー、一応恋人候補な、わけだし?」
「ほう?では、」
レェーネはウィルの腕を引く。
「?!」
今度はレェーネからキスをする。
「んんっ」
そして畳みへと押し倒した。
「れ、レェーネ?」
「こっちの相手もしてくれるか?」
そう言って服を脱ぎ始める。
「ちょっ?!酔ってる?!」
「冗談だ、バカめ。」
「……(怒)」
夜はゆっくりとふけていった。
こんにちは、今回もウィルとレェーネ氏多めでした。不定期更新ですがよろしくお願いします。