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翔馬の気持ち?(新)

作者: あめおと

去年書いた「翔馬の気持ち?」付け足しました!!

なんで編集しなかったかというと自分の成長が分かるからです(笑)



「翔馬、一緒に帰ろ!」

「おお。」


私は花。中学1年生。

翔馬とは赤ちゃんの頃からの幼馴染みで勉強の事や恋バナ、なんでも話せる関係だ。

ついでに家が隣同士だからいつも一緒に登下校している。


最初の方は翔馬の友達に「付き合ってんのー?」とか「ラブラブじゃん」っていじられていたけど最近はそれが普通の光景になったみたいでそう言う事は少なくなった。前よりは。(←ここ重要!!)

翔馬はいじられると「付き合ってねーし!!」っと言って顔を赤くする。

いじってくる子達はみんな翔馬の赤くなった姿を見る目的でいじってくるみたい。

前に翔馬が「赤くなるのもう嫌なんだけど」って言っていたけど、その件について私は、嫌なら私と登下校するのやめればいいのにと思う。

だって、クラスも一緒だし、家も隣同士だし、会いたければいつでも会える。

まあ、私はそんなにあわなくてもいいんだけど。


「翔馬、今日ね、晴人はるとくんが話しかけてくれたんだよ!」

「ふーん」


晴人くんは実は私の好きな人。

かっこよくて、とっても優しくて大好き。


翔馬は晴人くんの話になるといつもこうなる。

興味がなさそうに前を向いて歩いている。


「それでね、花さんは優しいねって言ってくれたんだよ!」

「ふーん」


好きな人に褒められたら本当に嬉しいんだよね。

翔馬も好きな人いるって言ってたから(←誰かは教えてくれないんだよねー)この気持ちわかると思うんだけどな。


「あ、そう言えば翔馬。翔馬は夢ある?」


最近クラス友達と一緒に盛り上がっている話題で、翔馬にも聞いてみた。


「夢?」


やっと翔馬は私の方を向いた。


「うん、夢。私は死ぬまでに激辛ラーメン食べたい」


私はいつものノリで翔馬は「そんなんいつでも食べれるやん」っと言うと思った。

なのに翔馬は_________


「俺は死ぬまでに花を振り向かせたい」


オレンジ色の夕日がスポットライトみたいに翔馬を照らしている。

翔馬は足を止め、私に体を向けて、真剣な表情で言った。


「俺、今日用事あるから先帰るな」

「あ。う、うん」


今花を振りむかせたいって言ったよね……。

それって私の事好きって事……?


「翔馬……」


私は今、嬉しいような悲しいような気持ちだ。

翔馬の気持ち(旧)も読んで頂けたら嬉しいです。


感想、評価、ブックマークよろしくお願いします。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 400文字小説でできた世界にさらに鮮やかになった。 文章力も前より成長していて、すごいこの世界のことが見えた。 三角関係?主人公の気持ちがすごい分かりました。 この部分「嬉しいような悲しい…
[一言] 僕とおんなじくらいの歳の人が小説を書いているって知って驚きました。 なんか勇気をもらったっていうか。 じっくりと作品を拝見させていただきます。 あめおとさん頑張って!
[良い点] 花ちゃんのドキッ!とした感じが伝わってきました! 安定のキュンをいただきました♪
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