表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
極振りバーサーク!〜Strength only 〜【異世界転生〜str極振り〜】  作者: 秘剣・絶対悶絶ちゅばめがえし
現在編
23/35

討伐クエスト:ジャイアントカウ!

王都ステラを南に行くと、そこには澄み切ったエメラルドグリーンの海が広がる。

夏場は海水浴で賑わうこの場所も、初秋の今となっては静かなものだ。


この世界に転生し、4歳を迎えた年にエルミラント家の両親、グラウスとシスが連れて行ってくれた海である。



「いたわ。あそこよ」



亞里亞が指差した場所に巨大な黒牛がいる。


ーーでけぇ……。体長3メートルあるだろうか。


巨大な身体で、海岸の砂浜を悠々と歩いている。

何故砂浜に牛が? ミスマッチさが何とも言えない。



「どうする?亞里亞」



「ジャイアントカウは敵対モンスターだから、バレないように近づき、不意の一撃で先制したいわね……」



「スニーキングだな?」



俺達はそろりそろりと黒牛との距離を詰める。

息を潜め、姿勢を落とし近づいてゆく。



「最初の一撃はとにかく、ダメージが大きい方がいいわ……。クビキ、ガツンとやっちゃってくれるかしら」



亞里亞を後方に残し、黒牛までもう少し。

武器を構えようとしたその時だった。



「ックシュン‼︎」



くしゃみを漏らす亞里亞。

もはや狙ってやっているとしか思えない。



ーーっざけんな‼︎


ーー亞里亞さん⁉︎このタイミングで⁉︎



「あ、ごめん。クビキ……」



ーー頼むぞ、本当に……。


身体の向きを変え、黒牛の方に顔を向ける。

バッチリ黒牛と真正面から対峙していた。





「バレてるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ⁉︎」





ーークッソ、亞里亞め……。こうなりゃ、あとは野となれ山となれだ‼︎



「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」



ヤケクソ気味に振り抜いた竜断斧は、黒牛の胴体を叩き斬った。



『ブモォォオオオオオオオオオオオオオオオ‼︎』



ーー当たった⁉︎ やればできる子、クビキの子‼︎


などと思っていたが、黒牛の足元を見ると、黒牛の影が亞里亞の影と重なり、動きを封じられているようだ。



「アサシンのスキルで、影縫いよ! 早くやっちゃいなさい‼︎」



ーーそんな便利な事出来るならスニークさせた意味はあったの?


この際そんな疑問は置いておく。



「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ‼︎」



黒牛への一方的な攻撃。


竜断斧での一撃は相当なダメージがあるようで、亞里亞のスキル、影縫いの有効時間内にとどめを刺すことが出来た。


気がつけばレベルも8から10へ上がり、ステータス画面には、『第一次職を選んで下さい』の文字が表示されている。


その作業は後ほど行うとして、今は黒牛を亞里亞と切り分ける作業に集中した。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ