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極振りバーサーク!〜Strength only 〜【異世界転生〜str極振り〜】  作者: 秘剣・絶対悶絶ちゅばめがえし
現在編
13/35

再会!②


「あ、あの。エリゼさん?」



「クビキさん、お手紙を私、何度も何度も書きました……お返事、くれませんでしたね……」



ーー手紙?

俺はクエスチョンマークが頭の上に浮かぶ。

何故ならエリゼから手紙など、一切受け取っていないし、届いていないからだ。



「クビキさんのために何度も何度も何度も何度も……‼︎ でもクビキさんはお返事をくれませんでした‼︎ 300通は出したのに……‼︎」



「そうか、ごめんなエリゼ。俺のために300通も手紙をくれたのか……。300かぁ………………。えっ…………………………300⁉︎」



ーーおい、絶対やばい子だろ、この子‼︎ どうやったら返事もない相手に300通の手紙を出せるんだよ⁉︎

これ確実にストーカー気質あるだろ。



「エリゼ‼︎ もらってない! ってか届いてない‼︎ 本当に! エリゼから手紙一通も!」



「そんな事、信じられません! そうやってまた私だけを除け者にするんです! ギドやドレーネが「クビキから返事きたー」とか言ってるときに、私だけ返事が無い事を隠し、「私もきましたー」と、嘘をつく気持ちがわかりますか⁉︎ こんなにもクビキさんの事を想っていたのに……‼︎」



「うん。ちょっと待っててね。エリゼ」



ーー⁉︎ …………絶賛混乱中。



「ドレーネぇぇぇぇ……。どういう事なのぉぉぉ…………」



「クビキ、エリゼは何て言ってた⁉︎」



俺はエリゼから聞いた事を、全てドレーネに打ち明けた。

背後から突き刺さるエリゼの視線がとても痛い。



「300って嘘でしょ⁉︎ それ確実にストーカーじゃん‼︎ しかも、返事がきたってみんなで話した時も嘘ついていたのかぁ……。これは私にも責任がありそうだなぁ……。よし、クビキ。協力しよう。エリゼをなだめてやろう」



地獄にも仏、異世界にも女神、二アスティの女神ドレーネとは君のことか。

これほどまでにドレーネと友人関係を構築してきてよかったと思える事はない。



「ドレーネ様ぁぁ‼︎ ありがとうございますぅぅぅぅぅ‼︎」



「ふふ、まぁ、そこで指をくわえて見ていたまえ!」



ゆっくりとドレーネはエリゼの元へ歩いて行く。

彼女が目の前を通り過ぎた時、生クリームの甘ったるいような、香りがして一瞬理性を失いかけた。



「クビキがね、エリゼに悪い事したから、これからは好きな時に腕組んでいいって言ってたよ!」


……。


…………。



………………………………は?



ーーいや、いや、いや、いや‼︎ それ何の解決にもなってないでしょーが⁉︎

実際見てみろよ‼︎ エリゼの顔をさぁ‼︎

そんなんでこの険悪な雰囲気がーーーーーー



「ーーーークビキさん、本当……ですか?」



ーーいや、いや、いや、いや‼︎ 何、頬赤らめてるんだお前はぁぁぁぁぁぁ⁉︎ 買収されてんじゃねぇかぁぁぁぁぁぁ⁉︎


…………。



「…………ああ。本当だ。エリゼ……」



エリゼは喜色を満面に浮かべ、俺の腕に飛びついてくる。何なんだこの子は……。



ドレーネを見ると、俺に向かってウインクを繰り出し、拳を前に親指を立てて「グッ」みたいなポーズをとっていた。



ーー「グッ」じゃねーよ‼︎


そんな彼女の純粋な笑顔を見て、ぶっ飛ばしたくなった事は言うまでもない。



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