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30,決戦 最前線にて 【樹枝視点】

なんとかもう一本、投稿できました。

本編にするかどうかは迷いましたが、時系列的には本編かなと思ったので本編として設置しました。


これからもよろしくお願いします。

 最前線を部下に任せ、樟夏と共に無理矢理作り上げた一本の道をただ必死に馬を駆り、走り抜けた。

 本陣を目指すその道を、二人がかりでなんとかこじ開けていく。

 自分の実力を驕るわけではないが、おそらく僕らの実力は現在の陳留にいる武官内ならば十本の指には入る筈だ。

 しかし兄上はその道を、本来はこうした戦場は専門外である隠密の白陽殿を連れて作り上げた。

 白陽殿の合いの手があったとはいえ、それはほぼ一騎駆けによって成し遂げてしまった。否、先程の兄上の怒りのほどを見る限りでは、おそらく白陽殿すら共に来ることは頭になかった筈だ。

 つまり兄上は、自分がどうなるかを考えることが出来ぬほど、怒りを宿していたということ。一つの感情に縛られ、こんな戦場の敵本陣に二人だけなど危険極まりない。

「樹枝! 前方奥、目標らしき影在り!!」

 樟夏のその言葉に首を軽く回すが、確認できなかった。

「視認出来ず! 突き進む!!」

「異論無し!」

 馬上から歩兵相手には有利な状況とはいえ、これほどの数がいると馬の脚が進まない。長柄である僕らの武器ですら苦戦しているというのに、剣を振るう兄上は一体どうしたというだろうか。

 そして兄上もだが、兄上の怒りを受け止め、迷うこともなく付き従った白陽殿。殺気にさらされながらも、その背に乗せ人の壁に気圧されることもなかった愛馬である夕雲に対しても驚きを隠せなかった。

 あれほどの殺気と怒気を真正面から受けながら怯むこともなく、これほどの戦場を共に駆けることを即決することが出来てしまうことには疑問すら抱く。

 そんな驚きと問いを抱きながらも馬を走らせ、得物を振るい続けると、ようやくあちらの天幕が見える位置に出た。


 まず目に入ったのは、赤黒い円とその周りに並ぶ多くの死体。

 死体を見て、ようやく円を描くものが敵兵の血だと知り、背筋が凍る。

 その中央にいたのは青だった筈の衣を血で紅く染め上げ、二本の剣を振り回す赤き鬼。

 仮面を被ってその瞳は見えずとも、顔の下半分から垣間見える表情は激しい怒りを宿していることは、誰の目から見ても明らかだった。

 敵兵を憎み、怒り、そうする己自身すらも殺さんばかりの鬼気迫るものが、溢れ出る殺気と怒気から滲み出ていた。

 その背を守り、まるで雷撃のように飛び回るは白き鬼。

 表情を見せず、その白き鎧を血に汚すこともなく、赤き鬼の行動へと合いの手を入れる。

 呼吸を合わせることが当然だとでもいうように、むしろそうあることが必然であるかのように、ただひたすらその身を守り、支え続けていた。


 本来恐ろしいはずの光景を、僕はひどく羨ましく思った。

 そしておそらくは華琳様や姉上、同僚の誰が見たとしても同様の感想を抱く確信がある。武官の誰もが、あの場所で共に立っている白陽殿に嫉妬するだろう。

 互いに言葉を交わすこともなく、その背を預け合い、支え、守り、活かし合う完成しきったその連携は恐ろしく、同時に美しいとすら感じてしまうほど、見事な戦ぶりだった。

 が、見惚れている場合ではない。

 安堵の思いもあるが、それ以上に腹の底からこみあげてくる怒りと言葉を僕は吐きだした。

「兄上の阿呆んだらあぁぁぁぁーーーーーーー!!!」

「兄者の考えなしがあぁぁぁぁーーーーーーー!!!」

 ほぼ同時に樟夏も叫び、その勢いのまま飛び込み、流れるように馬から降り兄上の左右に並び立った。

「兄上、まず何から言ってほしいですか?

 常識から説きましょうか? それともあなたの立場から説きましょうか?」

 顔の傷の件があったというのにまったく学習せず、感情のままに突っ込んでいった兄上に対して怒りは尽きない。

 たとえ僕らの知らぬ理由があったとしても、己の命を危機にさらしすぎている点については義兄弟として一度じっくり話し合いの場を設ける必要があるだろう。

「姉者が許したとはいえ、兄者は自分を蔑ろにする行動が多すぎるかと。

 以後、控えていただかなければ・・・」

 樟夏も同意見らしく、義兄弟による話し合いは必須だろう。だが、兄上は聞いているのかいないのか、その場から一歩踏み出した。

「自分の身よりも、大事なものがある!」

 兄上の剣は振るうと同時に気を放っていたらしく、刃の届かなかった矢すらも落ちてゆく。そしてその背後から、まるでその行動がわかっていたかのように白陽殿の暗器が飛ぶ。兄上は踏み出した勢いを殺すことなく、不意打ちを失敗して戸惑いを見せる敵兵たちへと斬り込んでいく。

 兄上の突然の行動を読み切れなかった僕らは、その背中に刃が来ないように追うことが精一杯だった。だというのに、兄上は剣を振るい、多くの命を奪いながらも嬉しそうに笑っていた。そこに先程あった鬼気迫るような怒りの表情はない。

「ほらな?」

「だから、いったい何のことを言っているんです?!」

 理解できないことへの苛立ちと、この状況下であっても僕らに頼らずに平気で命を投げ出す兄上へと怒りを抱く。

 兄上は傷ついてほしくないと願う者の数を知っているにもかかわらず、誰よりも前に出て自らその身を盾とし、矛とする。

 兄上のその在り方は将として、臣として正しい。

 それでも、その背に守られている者がどれほど辛いか、そんな兄上を守りたいと思うかをいい加減・・・・!

「俺を追ってここまで来たお前らも、俺と同類だ!」

「はっ?」

 兄上のその言葉に、僕は直前まで考えていたことが兄上の行動や『大切な者に傷ついてほしくない』という考えと類似するものだということを知り、顔が熱くなる。

「あっ・・・・ ですが、それは兄上が!!」

「・・・・反論できませんね。

 無理にしたとしても、兄者を笑わせる理由が増えるだけですからやめておきましょう。樹枝」

 反論しかけた僕をいさめ、いつものように樟夏は溜息を吐く。まだ諦めきれずに言い返そうとするが、そんなことをお構いなしに兄上は笑いだす。

「ハハハハハ、俺の周りは変り者や馬鹿ばっかりだ。

 だけど・・・ なんて気持ちよく、背中を預けられるんだろうなぁ」

 『兄上にだけには変り者や馬鹿とは言われたくない!』と瞬時に思い、喉まで出かかった。

 が、続いた言葉にその思いが霧散した。

『背中を預ける』

 尊敬し、目標とする兄上から口にされたその言葉に胸を強く叩かれた気がした。

 頼りにされることの心地よさが胸を支配し、表情は自然と引き締まる。見れば樟夏も同様に引き締まり、だがその口元はわずかに弧を描いていた。

 この戦ぶりを見る限り、一人で万の兵すら斬り伏せることが出来る兄上が僕らを信頼し、背を預けてくださる。

 その信頼は厚く、責任は重大。

 陳留の将の誰もが羨むこの位置、敵本陣中央、自軍は遠く、援護は遅れる可能性が高い中で、たった四人だけの無謀な戦。

 だというのに、何故か心は歓喜し、満たされている。

「樟夏、樹枝、白陽」

 いつもと同じ兄上の声、異常なほど落ち着いているその声が今はただ頼もしく、心地よい。

「何でしょう?」

「わかってますよ」

「はっ!」

 あわない返事、だが言葉を一つにする必要もないほどに思いは重なっていることを信じられる。

 『殺す』ためではなく、互いを『守る』ため。

 どんな綺麗ごとを紡いでも消えぬこの罪を犯す理由は唯一つ、誰かの欲を壊し、命を奪い、それでもなおも自分の大切な者たちと『生きていたい』という欲だった。

 人は身勝手で、信ずるものは人の数ほどあるというのに、己の周りをよくするためだけに一つの我を通す。

 規模は変われど、根源たる思いは皆等しく、『大陸を守ること』も、『誰かの笑顔を作ること』も、最初の欲から生まれた延長線にあったおまけでしかない。

 わかっていても、守りたい。失いたくない。そう叫ぶのが人間だ。

「行くぞ!!」

「「「はいっ(はっ)!!」」」

 兄上のその言葉に、僕たちは同時に万の敵兵へと突っ込んでいった。



 前方を突き進む兄上を、左右の僕らが援護し、背後を守りながらも周囲を飛び交うのは白陽殿の暗器。

 そうしてしばらく四人でそれぞれの得物を振るう中で、自分のこれまでの人生を思い返していた。

 いえ、別に走馬灯とかじゃないですけどね?

「樹枝、あなたは何か余計なことを考えているでしょう?」

 おぉ、流石義兄弟であり、心の友。

 横合いから来た矢を払ってくれたので、後ろに来た兵の頭を棍で砕く。

「これまでの人生について、少し思い返していただけですよっと!」

 棍を右手で半回転させつつ、周りの兵へと距離をとり樟夏へと背を預ける。

「・・・・ずいぶん余裕ですね、あなたは」

 と言いつつも、同様に長柄の双刃剣を回転させて、一度距離を置く。

 互いに不思議と息は上がっておらず、ここに到着する前よりも心音が穏やかな気がした。

「と言いながらも、樟夏も動きが軽いように見えるんだが?」

 僕がそう言って笑うと、同じように晴れやかな笑みをした樟夏がそこに居た。

「フフッ、当然でしょう!」

 そう言って楽しげに双刃剣を相手の喉元目掛けて振るっていく樟夏の動きは軽く、そんな姿を見て負けていられないと棍を振るう。

「私たちはようやく、私たちを!

 己を殺さずにいられる場所を得た!」

 得物を分割させ、槍の形態から双剣へと変えてその場で舞うように、相手の内臓を切り裂いていく樟夏がやり損ねた者の頭や咽喉、急所にあたる部分を砕き進んでいく。

「あぁ! そうだな!!」

 思い返すは姉上たちにはわからない。いや、わかる者など一握りしかいないだろう。大陸に住む高い身分に生まれた男たちの運命(さだめ)だった。




 荀家の長女の息子として生まれた僕は、多くのことを叩き込まれてきた。

 兵法は勿論、武術、馬術、舞踊を学び続ける毎日。庭という範囲でしか外を知らず、家の中で多くのことを吸収し続けるだけの軟禁に近い状態で生活していた。

 だが、五歳の誕生日に始めて出会った姉上が、僕に世界を与えてくれた。

 いや、『無理やり引っくり返した』という方が正しい気がする。

 当時から知識を得ることに対して貪欲だった姉上は、姉である僕の母や、父母である祖父母の目を盗み、幼い僕を外へと連れ出した。

 本を読んでいることを理由に嫌がる僕を引っ(ぱた)き、姉上は言った。

「何、つまんなそうに本を読んでるのよ!

 アンタなんか、何にも知らないことを私が教えてやるわ!!」

 そう変わらない年齢の筈だというのに、姉上はその頃から姉上だった。

 今でこそどうとも思わないようなごくごく近所にあった市、初めて見る多くの他人や知らない物ばかりのそこに僕は目を奪われ、夢中になった。

「ほらっ、ちゃんと手を繋いでないとはぐれるわよ」

 姉上に手を引かれながら、子どもの僕は目に映る多くの物に見惚れた。

 姉上が買ってくれた湯気の立つ肉包(肉まん)は最初こそ戸惑ったが、口に入れた瞬間に広がった味と感動は今も色褪せることなく、肉包は僕の好物となっている。

 もっともすぐに母にばれて連れ戻されてしまったが、『馬鹿なことして!』と叱り飛ばす母に対して姉上は毅然とした態度で言い返した。

「危険なことを触れさせずに力で囲い、その中で現実という中身を知らずに知識だけを叩き込む方がよほど馬鹿がすることでしょ!

 それとも姉上は、そんなこともわからないのかしら?」

 そのあとは姉上と母上の間で醜い舌戦が繰り広げられたが、結果は姉上の勝利で終わり、姉上はおそらくその際に僕のことを母上に任されたのだろう。

 この舌戦を祖父母は止めるでもなく、お茶を片手に見守っていたことをはっきりと覚えている。

 十にも満たなかった子どもであった姉上が母を舌戦で負かしたことは荀家内で語り草となり、女学院での件を独断で行えるほどの発言力を持つ一因となった。

 経緯はどうあれ、姉上は僕に世界をくれた。

 あのままであったなら知識だけを持ち、世間を知らないまま、多くに疑問を持たないまま優秀な種馬の一人として家の道具となっていただろう。

 だがそうして生を終えるものもこの大陸には確かに存在し、そうなることを拒んだが故に欲へと走る輩もいる。そして恐らくそれが・・・・



「樹枝!」

 兄上のその声に、思考へと沈みすぎていたところから現実へと戻った。ほぼ無意識に動いていたが、最期は余計に考え込みすぎたために手元が疎かになったようだ。

「何を考えてたのかは知らんが、ほどほどにしとけよ?

 まぁ、この程度なら俺たちが援護するけどな」

 深くは聞かずに、笑い飛ばしてくれる兄上に僕も思わず笑みを浮かべた。

 家に流され、運命(さだめ)に流されかけたのを姉上によって()われ、その流れ着いた場所で僕は自分の居場所を見つけることが出来た。

 『荀家』も、『高い位にある(種馬)』であることも、それらを当たり前のように『おまけだ』と言ってくれる義兄弟がここに居てくれる。

「兄上こそ、そろそろ息があがってんじゃないですかぁ?

 休んでもいいですよ、守りますから!」

 この不思議な昂揚感の原因を作っている義兄に対し、おもわず軽口を叩いてしまう。

「余所見をしていた方が面白いことをおっしゃるのですね? 樹枝殿」

「白陽殿に同意ですね!」

 互いに手を止めずに叩く軽口に珍しく白陽殿が参戦し、樟夏もそれに同意する。

「そう言う白陽殿こそ、お疲れなんじゃないですかー?

 なんせ隠密はこうした戦場は専門外ですから、休んでもいいんですよ?」

 振り下ろされる剣を押さえると、白陽殿の暗器が飛び、振り返ると同時に白陽殿の背後へと迫る敵兵の頭を砕く。

「文官の仕事を主とし、日々机にへばりつきながら、桂花殿に鞭を振るわれる樹枝殿ほどではございません。

 なにより隠密は体力勝負、機会があれば隠密の仕事を体験させてさしあげましょう。

 樟夏殿もいかがですか?」

 背を預ける者が変わり、樟夏が白陽殿を支える位置となり、双刃剣を回転させ相手を蹴散らしていく。

「何故、私まで?!

 樹枝! あなたのせいですよ!!」

「ハハハ、何事も経験だぞ? 二人とも。

 一日隠密、なかなかやると面白い」

「「体験したことあるんですか?! 兄()!」」

 驚愕の事実におもわず突っ込みを入れるが、誰一人として動きを止めることはない。

「白陽と出会ってすぐの休日に、ちょっとだけ、な!」

 兄上が新しい場所へと斬りこんでいくのを見て、僕らも守りながら徐々に移動する。少しであっても、本陣中央から場所を移動し合流を早めるようにしているのだろう。もっとも微々たるものだが。

「実際は何が目的だったんですか? 白陽殿」

「・・・・あの頃はまだ、妹たちが冬雲様を認めていなかったのです」

 兄上からやや離れた位置で樟夏が問い、白陽殿はやや答えにくそうにそれだけを言う。

 それをさも楽しげに語るということは、兄上・・・・ いつも通り接して、いつも通り落としたんですね?

 えぇ、わかりますとも。想像も簡単ですねぇ!

 樟夏も最近、なんだか書簡を見るたびに幸せそうですし、僕だけ置いてきぼりに幸せ満載ですか! 羨ましい限りで、真桜さんの実験のように爆発して欲しいですね!

 そのまま人生の墓場になり、何なりに直行すればいいじゃないですか! 畜生!!

 そんなことを思っていると、自軍の本陣の方から雄叫びの声が聞こえた。

「三人とも! 聞こえたな?」

 兄上の嬉しさを隠すこともないその声に内心呆れつつも、おそらくは先陣をきってくるだろう春蘭様たちが脳裏に浮かび、おもわず笑ってしまった。

 いつもは怖いだけの方々が、こんな時はとても心強かった。

「あと少しだけ、踏ん張るぞ!!」

「春蘭が駆け込んでくると思うと、少し怖い気もしますが・・・・」

 樟夏のつぶやきに同じ考えを抱いた僕はおもわず笑い、兄上は苦笑する。

「今の一言は、戦が終わった後に春蘭様に耳に入れておきましょう。

 おそらくは同様のことを考えたであろう樹枝殿も」

「無常な?!」

「心まで読めるんですか?!」

 そんな理不尽な宣告を受け、僕らの背へと迫った敵兵を斬り捨てた兄上に軽く頭を小突かれた。

「今から少しだけ、軽口無しで本気でやるぞ」

 そう言って剣についた血を払うように大きく振ってから、僕らに背を預けて気を放つ。だが僕らはその気を恐ろしいとは思うことはなく、むしろ背を守られている安心感を抱いた。

「背中は任せたぞ?」

「「「(はい・おう)っ!」」」

 兄上の信頼にこたえるために僕は疲れを感じることも忘れ、より一層武を振るい続けた。


この後は本編か、もう一本、星あたりの視点変更を挟みたいですね。

来週はクリスマスですし、その番外も書きたいです。

どんな幸せをヒロインたちにプレゼントしましょうかね?


感想、誤字脱字お待ちしております。

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